高3になり受験がだんだんと近づいてきて、不安になる人は多いと思います。
特に、周りで塾に行く人が増えてきて、自分も塾に通うべきなのかと思うことはないでしょうか。
私自身、結局ゼミだけで受験まで乗り切ったのですが、高3の時は塾にも行かないままで本当に良いのかどうかものすごく不安でした。
今回はそんな私の経験を活かして、ゼミに加えて塾に行くべきかどうかについてお話をしようと思います。
①ゼミと塾は性質が違う
まず、ゼミと塾は、学校の勉強で足りないところを補うという点では同じですが、取り組み方についてはかなり異なります。
ゼミの場合通信教材なので、もちろんスケジュールを管理してくれたり、付きっきりで教えてくれるような人はいません。
ただ、それが逆に良い点でもあって、学校の宿題や自分の勉強スタイルに合わせて自由に取り組むことが可能です。
自分好みにゼミ教材をカスタマイズできるのが強みと言えるでしょう。
一方で塾はゼミとは異なり、学校の教師とは別に自分の面倒を見てくれる講師がついてくれるので、心強いというメリットがあります。
ただし、塾は学校の予定や宿題を完全に把握しきることはできないので、無茶な宿題を出されたりして、学校の方に手が回らなくなる可能性があります。
このように仕組み上、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
②塾・ゼミそれぞれに合った性格について
では、どちらを選ぶのが最適なのでしょうか。
それは、個人個人の性格に左右されるように感じます。
ゼミの場合、他の人に言われたことをやるのではなく、自分の勉強スタイル・ペースを貫きたい人には合っているかもしれません。
ゼミであれば、勉強の取り組み方やペース、どの教材を取り組むのかも個人の自由なので、自分のやり方を貫くことが可能です。
一方で、自分一人だと怠けてしまったり、受験勉強のサポートを誰かにしてほしい人は、塾の通うのもありかもしれません。
このように、塾にも行くべきかどうかは、自分の性格や勉強スタイルに合わせて決めてみると良いのではないでしょうか。
③ゼミだけでも十分効果がある!
そして、最後に私個人の意見ですが、塾に行かずにゼミだけでも受験を乗り切るのは十分可能だと思います。
というのも、ゼミには目的に合わせた教材がいくつもあるからです。
私の時は、共通テスト対策に大学受験チャレンジ、二次試験対策に合格への100題を使っていました。
大学受験チャレンジは、共通テストの感覚を忘れないために毎日コツコツ解くのに最適でした。
また、合格への100題は一筋縄ではいかない良問がたくさんあって、解き直しも含めてしっかり取り組むことでかなり力が付きました。
ゼミは有効活用できれば、ものすごい力がつくということです。
まとめ
今回はゼミに加えて塾も行くべきかどうかについてお話しました。
ゼミにも塾にもそれぞれ良さ・悪さがあります。
しかし、自分なりに有効活用することで、塾に通わずにゼミだけでも受験には十分に対抗することが出来るはずです。
追加で塾に通うか迷っている人は、一度ゼミを有効活用できているか見直してみると良いと思います。
<この記事を書いた人>
東京工業大 ままる
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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