受験生になっておよそ1か月が経ちましたが、皆さん受験勉強への切り替えできていますか?
受験勉強はやらねばならないことがたくさんあるので、ひとつずつ着実に積み重ねていくことが重要です。
今回は、共通テスト情報Ⅰ対策として、どのような勉強をして積み重ねていけばよいのかを説明します!
基礎固め→実戦応用の流れは他教科と変わらない...けど...?
情報Ⅰも他の教科と同様に、用語を理解し、演習問題に取り組み、共通テストの形式対策に取り組んでいく学習法が標準的です。
情報Ⅰの学習法として取り入れてほしいのは、学校の実習で学んだことも復習するということです。
①プログラミングの学習
本番の問題は「DNCL」という共通テスト用の言語で出題されます。
実際に皆さんが実習など学んだプログラム言語とは異なりますが、基本的な考え方は同じなため、プログラムを書いた経験は、プログラムの読み解きにも有利にはたらきます。
プログラムは、問題文に書かれた課題を解決する方法の1つです。
どのような方法で解決しようとしているのかを、問題文とプログラムの両方を読み解いて理解する必要があります。
まずは、10行程度のプログラムで、何が行われ、どのような結果が得られるかを、プログラムの流れをたどって理解できるようにトレーニングしておきましょう。
②データ分析の学習
グラフの作成やデータの分析の過程を経験することは、問題文を読み解いて課題を理解するときにもとても役立ちます。
もし授業で使用した、データ分析の課題が残っていたら、改めて取り組んでみるのもよいでしょう。
資料がない場合でも、教科書などのワークを今一度読んで、内容を追体験してみるとよいです。
データの読み解きは実践が一番なので、本当に何かを分析している、くらいの気持ちで確認してみましょう。
夏までには「基礎固め」を徹底しよう!
部活や他の教科の学習もあるので、情報Ⅰを学ぶ時間を割きづらいこともあると思います。
それでも、まとまった時間は取れなくても、情報Ⅰの知識の復習をコツコツ進めていくことを勧めます。
その際は、進研ゼミが提供している「大学受験よく出る基礎」アプリや「5分で解決!解説動画ライブラリー」を活用するのがオススメです。
併用しても1単元10分ほどで確認できるので、スキマ時間を有効活用しましょう。
本格的な実戦演習を秋から始めていくためにも、まずは毎日の10分でもよいので基礎固めの反復学習を大切にしましょう。
基礎固めのゴールは「説明できる」こと!
最後に、どこまでできれば「基礎固め」ができているか、について説明します。
情報Ⅰでの基礎固めとは、英語などの単語を覚えるという勉強に似ています。
共通テスト情報Ⅰでは、問題文の中で用語などの知識の理解は前提とされているので、押さえられていないとそもそも問題の意味が分かりません。
基礎固めする中で意識したいことは、ただ覚えるのではなく仕組みやシステムの動作の流れなどをしっかり理解することです。
本当に基礎を固められたのかを確認する良い方法は、友達と一緒に知識の説明し合いをすることです。
共通テストでは、知識をそのまま解答するのではなく、会話文などから文意を理解する力も必要です。
友達とある事柄を説明しあうと、
・理解したつもりでも実は丸暗記に留まっていること。
・自分の説明が不十分なところ。
のように、さまざまな気づきを得ることができます。
友達が理解できるほどスムーズに説明できたなら、その単元の基礎固めはできていると言えます。
まとめ
今回は、共通テスト情報Ⅰ対策として夏までにやるべき勉強法について説明しました。
他の教科と同様に、情報Ⅰでも用語の理解が受験対策の大前提になります。
少しずつでよいので、毎日情報Ⅰに触れることを意識しましょう!
次回は、「【模試で実践】共通テスト情報Ⅰ大問解答戦略」についてお伝えします。お楽しみに!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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