いよいよ受験生としての1年が始まりますね。
大きな試験の一つとして共通テストを受ける人は多いと思いますが、今年度の共通テストでは情報Ⅰが初実施となります。
初実施のため過去問がなく、どんな問題が出るのだろう?と不安になる人もいるでしょう。
そんな人は今回の「共通テスト情報Ⅰの大学による配点比の違い」を知っておくと不安が和らぐかもしれません。
確かに過去問はない不安はありますが、大学発信の配点情報を知っておくと、どのくらい対策すればいいか、自分にとっての情報Ⅰの重要度の目安がつけることができます。
一緒に確認しましょう!
国公立大を志望するなら「情報Ⅰ」はほぼ必須!
大学受験では大学や学部によって課されている教科や科目が異なります。
情報Ⅰでは、選択科目としている大学も含めると共通テスト情報Ⅰの活用率は国立大では100%、公立大でも約88%となっています。
要するに、国公立大志望者はほぼ受験が必須ということ、です。
私立大の情報Ⅰ利用についても知っておこう!
私立大については、「共通テスト利用方式」の入試方式の中の選択科目として情報Ⅰが課されていることがあります。
選択科目なので対策が必須と言うわけではないですが、選択できるということは、他の科目の点数が振るわないとき情報Ⅰでも勝負できる可能性がある、ということです。
共通テスト本番は極度の緊張やプレッシャーの中での受験となるので、何が起きるかわかりません。
他教科・科目より情報Ⅰができた...!となって救われる可能性も大いにあるので、私立大受験でも合格のチャンスが増えると前向きに捉えると良いでしょう。
共通テスト情報Ⅰの配点比率は大学・学部によって大きく違っている!
共通テストの点数は、そのままの点数で大学入試の合否判定に用いられるのではありません。
ある大学では理科は100点、ある大学では50点に換算して評価、という具合です。情報Ⅰは、他の教科と比べて、合否判定における評価(換算後の配点)が他大学・学部により差が大きい、という状況です。
例として、以下の4つの大学・学部を確認してみましょう。
合格のためには入試で高得点を取る必要があるのは言うまでもありません。
しかし、受験科目は情報Ⅰだけではありません。学習時間も限られています。
多くの教科を学ぶ中で、情報Ⅰにいつ、どの程度の学習時間を充てるべきか、迷うのではないでしょうか。
このとき、志望大の配点は合格戦略を立てる上での参考になります。
自分の志望大で情報Ⅰを使うかどうかをすぐに調べよう!
受験生としての1年を始めるにあたって、情報Ⅰの学習に関してはまず志望大をはじめ,自分が受験する可能性がある大学について情報Ⅰの配点比率を知っておくことから始めましょう。
「○○大学 共通テスト 配点 2025」と検索してみてください。
既に各大学から今年度の入学試験の情報は発信されています。
ほぼ間違いなく上記のキーワード検索でヒットします。
その上で、情報Ⅰが他教科・科目と比べてどのくらいの重要度があるのか、どのくらい勉強時間を割くべきかをイメージしておきましょう。
まとめ
今回は、共通テスト情報Ⅰの大学による配点比率の違いについて解説しました。
ともかくまずは以下からやっておきましょう!
次回は、「【夏までにやるべき】共通テスト情報Ⅰの勉強法」についてお伝えします。お楽しみに!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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