はじめまして!
上智大学文学部新聞学科のミネラルです。
中学、高校時代はソフトテニス部で活動していました。
トクイ教科は、英語と政治経済。ニガテ教科は、数学。
大学ではメディアについて勉強しています。
受験生の皆さんは順調に受験勉強進められていますか?
この時期は周囲が過去問に取り組んでいて「○○大の過去問で8割とれた!」であるとか「私は○○大第一志望だから結構昔の過去問まで解いているんだ~」といった会話を耳にすることが多いのではないでしょうか?
私も高校三年生の時は、友達の話を聞くたびに「自分の受験勉強正しいのかな」と疑心暗鬼に陥っていました(笑)
きっとゼミ生のみんなもそんな悩みを抱えていると思います。
そこで今回はそんなみんなに「本当に意味のある過去問の取り組み方」を伝授します。
是非最後まで読んでいってください!
① 過去問演習の目的を明確化しよう!
皆さんはなぜ過去問演習に取り組むのでしょうか?答えは無数にあると思います。
その中でも私は以下の2つが重要だと思います。
それは
1、戦略を立てるため
2、予行演習をするため
です。
1、「戦略を立てるため」
これまでの出題傾向と自分の解き方の癖を明らかにし、そこで得られた情報をもとに今後の勉強計画と本番の時間配分、この二つの戦略を立てるということです。
2、「予行演習をするため」
実際にタイマーを使って自分が制限時間内に解き終えることができるのか試してみる必要があります。
確かに普段皆さんが受けるような模試も重要ですが、よりその大学の特質が現われているのはその大学の過去問です。
時間制限を意識してみよう!
ここからは方法論です。まず最初に 制限時間をセットして問題を解いてみましょう。
もしかすると制限時間を超えてしてしまうことがあるかもしれません。
しかしそれは不思議なことではないです。 自分も最初はなかなか時間内に解き終えることができませんでした。
何度も過去問演習を繰り返して行く中で制限時間内に解き終えるこつを掴めるように頑張りましょう。
② 振り返り(分析)を丁寧に!
皆さんは過去問演習をした後に振り返りをしていますか?
もし振り返りをしていないならそれは間違った勉強法です。
何問正答することができたのかという点だけでなく、自分が苦手とする分野、設問はどういったものなのか、
また多くの時間を割いてしまった問題は何かについて分析をしてみましょう。
分析をする際は分析用のノートやルーズリーフを用意しましょう。
また各年度ごとにどれくらい正答できたのか、さらには解いた感想について、それぞれメモ程度でもいいので記録することをお勧めします。
後で振り返ったときにとてもわかりやすいからです。
結局、過去問演習はいつからどれくらいやればいいの?
この疑問は本当に多くの人が抱えているのではないでしょうか?
周りの人や先生が言っていた時期に言われた年数分をとりあえず取り組む。
だけど本当にいつ、どれくらいやればいいのかわからない!とモヤモヤする。
まさに自分もそんな状態でした(笑)
そんな経験をしている私からおススメがあります。
まず過去問を解く時期ですがまさに「今」です。
できれば夏休みが終わったくらいに力試しとして一年分解くのが望ましいと思います。
現時点で一年分解いていないと各大学に特化した勉強法がとれません。
まだ手を付けていない人はびっくりしたかもしれませんね(笑)。
でもまだ数カ月あります。これから計画的に過去問演習を進めていきましょう。
次に過去問の演習量についてです。
過去問演習は解くだけでなく丸付け、分析をしなければならないので時間がかかります。
例えば私は8つの大学を受験する予定で、解いた過去問の量も膨大なものでした。
そこで私は各大学の最新一年分をまず最初に取り組み最新の傾向を掴もうとしました。
次に3年前以前の過去問に取り組み、2年前の過去問を直前リハーサルに演習せずにおくという方法です。
その上で第一志望の大学は5年分、それ以外の大学は3年分を最低ラインとして演習に取り組みました。
ただこれはあくまで一例で演習量は人それぞれです。
結果が芳しくない大学はより多くの年数を解いて慣れていく必要がありますし、
その分よく解けている大学は少なくしました。
私が一番力を入れたことはたくさん問題を解くということよりも分析を正確にするということです。
やみくもに問題を解き続けていても成績が上がることはありません。
自分の弱点について分析し、弱点の対策をすることこそ本当に意味のある過去問演習です。
【まとめ】
この記事では過去問の取り組み方をお伝えしました。
繰り返しになりますがポイントは以下の3つです。
① 過去問演習の目的を明確化
② 時間制限を意識
③ 過去問演習は振り返り(分析)を丁寧に!
この時期は特に周りの進捗状況が気になってしまうものです。
しかし人は人、自分は自分です。
あくまで本番でベストを尽くすことだけを考えて頑張ってみてください。
また、何か悩んだり疑問点が出てきたら、ぜひ先輩ダイレクトで質問してくださいね!
<この記事を書いた人>
上智大 ミネラル先輩
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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