みなさんこんにちは、慶應義塾大文学部の くらん です!
私立受験に向けて、すでに過去問を解き始めている人や、「もう始めないといけないかも・・・」と焦っている人と、様々だと思います。
そこで今回は、どんな人にもオススメできる過去問取り組み法の基礎を3つ伝授したいと思います!
基本的なことばかりですが、特に過去問をこれから解き始めようと思っている人はぜひ参考にしてみてください・・・!
①時間を見つけて積極的に取り組む!
まずは、「過去問にいつ取り組むか」についてです。
過去問に取り組もうと思うと、一教科だけでも100~150分かかるので、なかなか時間が取れない・・・という人も多いのではないでしょうか。
学校に通いながらまとまった時間をとるのは難しく、休日も模試があったりして過去問を解く時間をしっかりとるのは大変ですよね・・・。
そんな時はぜひ、少し早起きして朝に「過去問タイム」をとってみましょう!
私の場合は、普段6時に起きていたところを、朝4時に起きるようにして、早起きした2時間で過去問を解いていました。
初めのうちは眠くて眠くて・・・という感じでしたが、徐々に慣れてきて1か月ほどで早起きできるようになりました!
もちろん、その分睡眠時間が短くならないように、学校から帰宅してすぐにご飯など済ませ、速攻で寝る!ということをしていました。
参考までに、私が実際に立てていた平日のスケジュールです。
早起きが苦手・・・という人は、寝る時間が遅くならない程度に夜に解いたり、休みの日にまとめて解いたりするのがオススメです。
過去問は、とにかく解いてみることが大事。
多くの人が複数の大学を受験すると思うので、時間があるときはぜひ受験大学の過去問を一度は解いてみてください!
最初は時間を測らず、自分の力でどれくらい解けるかを試してみるのもオススメです。
この大学ではどんな出題傾向があるか、何を求められているのかを意識しながら解いてみましょう!
②実際の試験と同じ条件で取り組む!
つぎは、「過去問にどう取り組むか」についてです。
時間設定はもちろん、辞書の持ち込み可など、独自のルールを設けている大学も少なくないはず。
本番で戸惑わないよう、過去問を解くときも辞書を用意したりして、試験と同じ条件で解いてみましょう!
「いやそんなの当たり前じゃん・・・」と思ったことでしょう。
ですが侮るなかれ、試験本番は独特の緊張感があり、思い通りにいかないこともしばしば。
私は、辞書持ち込み可の英語の試験本番で、分からない単語を調べていたら時間が無くなってしまう・・・という悲劇を経験しました。
そうならないよう、練習の時も分からない単語をどこまで調べるか、などをシミュレーションしながら解くことがオススメです!
ある程度慣れてきたら、時間も測って試験を完全再現してみましょう。
時間配分も考えておけば、本番も同じペースで解くことができますよ。
③小論文は問題形式を確認しよう!
最後に、小論文の対策についてお伝えしたいと思います。
小論文は年度ごとに違ったテーマで、なかなか対策がしづらいですよね・・・。
すらすら書けるかどうかも、テーマによるところが大きいので、テーマ次第なのでは?と思う人も多いと思います。
ですがきちんと対策をすれば、本番でどのテーマが出題されても一通り書ける状態にしておくことができますよ!
去年の今頃まで、学校の課題以外で小論文対策を全くしていなかった私がいかにして小論文を書けるようにしたか・・・それは、
過去問を見て、「過去にどんな文章がテーマになっていたか、どんな問題が出されたか」を確認することです!
え?それだけ?と思ったそこのキミ、私もそう思いました。
ですが共通テスト対策や他の教科の勉強に追われていた私にできた精一杯の小論文対策です。
実際に、例えば慶應文学部の小論文は年度ごとにテーマこそ違えど、文章量や問題構成に大きく変化はありません。
ですので問題を確認して、要約や、文章に対する自分の考えがしっかり書けるようにしておけば、本番でもある程度対応できますよ。
他にも、学校で小論文対策をしたよという人や、「ゼミ」の小論文特講を受けたよという人は、ぜひ見直しをしてみましょう!
より説得力のある文章を書けるようになりますよ。
・・・ただ、やはり一番オススメなのは、過去問を実際に解いてみて、学校の先生などに見ていただくことです。
私はあまりにも時間が無く、そうすることが叶いませんでしたが、実際に解いてみて人に見てもらうことで自分では気付かなかった弱点が分かると思います。
他教科の様子も見ながら、時間がとれそうであればぜひ実際に解いてみてください!
特に、小論文の文章の要約は、英語の英文要約などにも活かせる練習なので、積極的に取り組むのがオススメですよ。
まとめ
まとめると、過去問に取り組むときは
①時間が取れるときに積極的に解く
②実際の試験と同じ条件で解く
③小論文対策は問題形式を確認、できれば実際に書いて人に見てもらう
この3点を意識して取り組むのがオススメです!
複数の大学を受験する予定の人も多いはず。
無理せず、地道に過去問を解いていきましょう!
順調に対策ができるよう、応援しています!
<この記事を書いた人>
慶應義塾大 くらん
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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