初めまして!
静岡大学工学部のいぬねこです。
過去問は使い方によって、効果が大きく変わってきます。
そのため、今回は主に共通テストについて、おすすめの過去問の使用方法を紹介していこうと思います。
一緒に頑張って、ぜひ共通テスト本番で良い結果が残せるように頑張りましょう!
①共通テストの過去問は反復が大事!
共通テストだけに限りませんが、過去問は次々と問題をこなすより、同じ問題を何度も解いて1つずつ確実に覚えていった方が効率的です。
これは僕の実体験ですが、過去問を6年間分一気に解いて、自分はできるようになったと思っていたら、模試では全然点数が取れないということがありました。
なぜだろうと思い、よくよく考えてみると、自分は1回通りしか過去問を解いていなかったので、実力が全然身についていないということに気がつきました。
そのため、見たことがある問題は多かったですが、肝心の解き方がよくわかりませんでした。
その日から、僕は6年間分の過去問を新しい年度の物から順番に反復で解くようにしました。
すると、みるみると共通テストが解けるようになっていきました。
以上の経験から、僕は過去問は反復して解くことが1番効率的な方法だと思いました。
これは僕だけかもしれませんが、過去問を反復して解いていた時が一番早く成長できたと思います。
そのため、基礎がまだよくわからなくて過去問を解く段階にまだいっていない、と言うような人がいれば、もしかしたら過去問を反復して解く方法が苦手を克服する一番の近道かもしれません。
②そもそも過去問っていつ、どのくらいの量やれば良いの?
②−1:共通テストの場合
共通テストの過去問はすでに取り組んでいてほしいです。
おそらくすでに学校や塾で取り組む機会があると思いますが、ない場合はすぐに取り組むようにしましょう。
取り組む量についてですが、①ができていない場合は3年分ほどの最小限の量で①を最優先に過去問を解くようにしましょう。
例えば、学校や塾で過去問に取り組んでいる場合は、その取り組んだ分の過去問だけを何度も解いて完璧にしましょう。
①ができている場合は、さまざまな年度の過去問、特に問題の出題傾向が大きく変化した年や問題が難しかった年の過去問を解くようにしましょう。
②−2:2次試験の場合
旧帝大などの難関大学を受ける場合は、すでに取り組んでいた方が安全だと思います。
難関大学の2次試験はどこも癖がある問題が出るので、問題数をこなすことでそのような問題になれておく必要があります。
難関大学でない国公立や私立の大学を受ける場合は、勉強の進み具合にもよりますが、2次試験の過去問は共通テストが終わってからでも十分に間に合うと思います。
2次試験の過去問を解く際にも、①を最優先に解くように意識しましょう。
共通テストでも2次試験でも過去問は数をこなせばいいというわけではないので、共通テストまで残り少しですが、焦らず確実に実力をつけていきましょう!
③過去問だけに惑わされるな!
過去問はあくまで過去問です。
過去問はやらなければいけないものですが、過去問だけやれば安心というわけではありません。
共通テストは年によって出題に一定の規則性があります。
僕の時はちょうど共通テストが難しくなる傾向が高い年で、実際に過去問で出たことがないような問題が出ました。
僕は2次試験対策の過去問も解いて数学を鍛えていたので、何とか難化した共通テストの数学を解くことができました。
そのため、しっかりとアンテナを高くして、自分の受ける年の共通テストがどのような傾向にあるのか調べて対策する必要があります。
僕は理系なので共通テストの理系科目しか情報がありませんが、数学と化学は難化しやすいので注意が必要です。
まとめ
過去問はただ解けばいと言うわけではなく、使い方によってこれからの期間大きく差がついていくと思います。
実際、僕も僕の周りの人たちもこの期間で大きく成長した人が多くいました。
まだまだ成長できるので、ぜひ今回紹介した3つのポイント
①共通テストの過去問は反復が大事!
②そもそも過去問っていつ、どのくらいの量やれば良いの?
③過去問だけに惑わされるな!
を意識してこれからも頑張っていきましょう!
応援しています!!
<この記事を書いた人>
静岡大 いぬねこ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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