受験生だった当時、過去問演習はどんな風にやったらいいのか、と悩むことがありました。
みなさんは、過去問を解くうえで困っていることはありませんか?
今回は、実体験も踏まえてこんな過去問の使い方があるよ、ということについてご紹介したいと思います。
過去問を解くときは本番だと思って解く
過去問を解くときは、普段の問題演習より気合いが入ったり、緊張するな、という人は多いのではないでしょうか。
その気持ちで挑むことは非常に大事なことだと思います。
「過去問を解くときは、気持ちも環境も本番に寄せる」ことで、より意味のある対策ができます。
環境という面では、<本番と同じ時間帯で解く>や、<本番と同じ教科順で解く>、<いつもの勉強場所ではないところで解く>などが挙げられます。
私も共通テスト当日と同じ時間で解いてみたとき、最後の科目のリスニングで疲労が溜まっていることに気付けました。
実践してみて初めて気付けることも多いと思うので、おススメです。
過去問は模試のタイミングと外す
秋頃になると、毎週末模試を受けるという人も多くいて、過去問を解く時間がないかもしれません。
では、いつ過去問を解くのがよいのか。
最後の模試までは模試対策をして、その後に過去問演習をしていくとよいと思います。
私は、模試や過去問を自身の理解度を見る指標だと考えていました。
模試が終わった12月は、その指標を参考に最後の勉強を調整していく時期です。
模試のときと、過去問を解いたときでどのような変化があるかを見るためにも過去問は模試のタイミングから外すとよいと思います。
解き直しはわからなかった問題中心
問題を解き終わった後の復習は大切ですね。
では、どんな問題を解き直ししていくといいのでしょうか。
私からおススメしたい解き直し方法の1つは「理解していて正解した問題」と「理解できていなかった問題」「ケアレスミスの問題」の3種類に振り分けてみることです。
その中で、復習すべき箇所は「理解できていなかった問題」が優先順位の上位にくるものだと思います。
<何がわかっていなかったから解けなかったのか>を見つけ、その対策をしていくための過去問演習だと思っています。
再度問題を解いたときに、理解して正解できるようになれば、それは自分の力で解けた、ということにになりますね。
最後に
今回は「どんな風に解くか、いつ解くか、解いた後どうするか」
この3点について、お話ししてきました。
過去問演習は、時間のかかる作業で、身体的にも精神的にも疲労も大きいです。
ただ、「演習→復習」のサイクルを上手に繰り返していくことで、学力UPにつながると思います。
後半戦の頑張りはきっと、結果に表れてくるはずです!
最後の最後まで力を振り絞って、目標の志望校目指して頑張ってください!
<この記事を書いた人>
中央大 すてぃんが
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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