共通テスト対策以外にも、二次試験などの記述する問題の過去問で対策を始めている人も多いのではないでしょうか?
しかし、「本番までの残された時間の中で、過去問ってどうやって使えばいいの!?」と取り組み方に困っている人も多いと思います。
私も、効率のよい過去問の取り組み方にとても悩んでいました。
そこで今回は、みやっち流の過去問の効率的な使い方についてアドバイスしたいと思います!
ポイントはズバリ、3つ!
●本番を意識しよう
●復習をしよう
●たくさん解こう
それでは、以下ではこれらのポイントについて詳しく説明していきます!
本番を意識しよう
過去問は実際に出題された問題なので、本番を意識して取り組むのがオススメです!
本番の状態を意識することで、実際の試験の時に緊張しすぎず本来の力を発揮しやすくなるからです。
私の場合は、試験開始時間、試験時間、服装、文房具に気を付けて、より本番と同じ環境を再現するようにしていました。
例えば、午前10時開始の80分の試験の過去問は、同じ時間に始めて、百円ショップで買ったキッチン用タイマーで80分計って取り組みました。
また、家で過去問を解くときも、できるだけ制服を着たり、シャーペンではなく鉛筆で問題を解いたりするようにしていました。
休日の学校がない日もよく制服を着ていたので、家族からは不思議に思われていました。(笑)
しかし、細部まで本番を意識してこだわったおかげで、適度に緊張感をもって家で過去問を解くことができましたよ!
復習をしよう
過去問に本番を意識して取り組んだからといって、解きっぱなしにするのはもったいない!
取り組んだ後はしっかり復習しましょう!
私からは、英語と国語のオススメ復習法と、解きなおしのコツについてアドバイスをしたいと思います。
国語は重要箇所をメモしよう
国語の現代文や古典では、段落ごとの筆者の意見や言葉の因果関係などを問題に直接メモをして、確認しなおしていました。
多くの過去問は参考書と比べて解答や解説が少ない場合が多く、解答のポイントを問題に書き込んでみることで、なぜその解答になるのかを理解しやすくなるからです。
もちろん、学校や図書館などから借りている過去問には直接メモを書き込んではいけませんよ!
自分が所有している過去問や印刷機でコピーした過去問には直接シャーペン等でメモをするのがオススメです。
英語はメモと音読をしよう
英語でも、問題に直接メモをするようにしていました。
パラグラフごとの重要な内容や筆者が主張していることの解説を読んだり、単語を調べたりして確認し、それを問題に書き込んでいました。
また、1つの文章が長い場合は、文法に気を付けて主語や動詞ごとに丸や四角で囲んで読み直していました。
時間がないときは/を文に入れるだけでもいいので復習することをオススメします!
土日などの時間に余裕があるときは、パラグラフごとに音読をしていました。
解答や解説を読んでメモをした後に最低1回、理解するのが難しかったパラグラフは最低2回音読していました。
1週間後にもう1回やってみよう
間違えた問題の理解が完全にできて、過去問の復習が終わったら、1週間後にもう1回同じ過去問に取り組んでいました。
1週間経つと、解いた過去問の内容を忘れかけているので、解答の箇所がどこにあるのかを思い出しながら解くことができます。
このようにアウトプットして学習することで、問題の解き方のパターンに慣れることができます。
また、2回目に解く過去問は、1回目に解いたときよりも正答率が高くなります。
私は「過去問がこんなに解ける!」とモチベーションを上げることができたので、勉強のモチベーションを上げたい人にもオススメです。
2回目に取り組むときは復習を既に終えているので、できるだけ100点満点を目指すようにしましょう!
たくさん解こう!
私は、とにかく様々な過去問をたくさん解くことを意識していました。
そうすることで、様々な回答形式に慣れることができるからです。
例えば、要約を記述する問題、自分の意見を記述する問題、抜き出し問題、選択問題などの様々な問題に回答する練習ができます。
試験本番の時にどんな問題形式で出題されても、落ち着いて本来の力を発揮できるようになりますよ。
また、たくさんの問題に触れることで、たくさんの分野の知識をつけられるという利点もあります。
私は志望大学の過去問だけではなく、他大学の同じ学部の過去問や、他大学の問題形式が同じ過去問を解いていました。
そのおかげで、経済に関する様々な社会問題について知識をつけることもできました。
まとめ 3つのポイントを押さえよう
以上が私からの過去問の使い方についてのアドバイスです。
ここで、3つのポイントをおさらいしましょう!
●本番を意識しよう
●復習をしよう
●たくさん解こう
これらのポイントを押さえて過去問を使い、受験本番に向けて勉強していきましょう!
過去問は他の参考書に比べて難しいと感じることもあるかもしれませんが、自分に合った使い方を見つけると試験対策の効率が格段に上がると思います。
今回のアドバイスをぜひ参考にして、自分流の過去問の使い方を見つけてみて下さい!
うまくいかないときなど、悩みがあったらいつでも「先輩ダイレクト」で質問してね!
<この記事を書いた人>
滋賀大 みやっち
最近の思い出は家族で干し柿を作ったこと。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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