みなさん、こんにちは!
京都大学大学院工学研究科のほえぽです!
お盆も終わりそろそろ2学期か始まる人も多いのではないでしょうか?
夏休みは勉強や模試、オープンキャンパスなど充実して過ごせましたか?
ぜひ2学期以降夏休みの成果をもとにさらに頑張ってください!
話は変わりますが、8/5(土)にオンラインオープンキャンパスに出演させていただきました!
見てくれた方はありがとうございます!
その中で、化学が学べる学部はたくさんあることを紹介しました。
化学を学びたいと思っている人は知っているかもしれませんが、おそらく化学ほど多くの学部で学べる学問はないと思います。
だからこそ私も実際にそうでしたが、学部選びに迷うことが多いです。
そこで、今回は化学を学べる理学部、工学部、薬学部、農学部それぞれの特徴をお話ししたいと思います!
学部は決めたという人も今一度振り返って、本当にその進路でいいのか確認してみてください!
化学について
まず、化学について詳しく説明したいと思います。
化学にはさらに細かい分野があることは受験生の皆さんならなんとなくわかっているのではないでしょうか?
細かい分野として主に挙げられるのは、
・有機物を扱う有機化学
・金属など無機物を扱う無機化学
・生物との関連が深い生化学
・熱力学など物理との関連が深い物理化学
です。
まずは自分が何をやりたいのかを把握しましょう。
理学部化学科
理学部は化学科に関わらず、真理や原理を追求する研究を多くしている学部になります。
化学科では化学のどの分野のことも学べるので、細かい分野は決めきれない人にもおすすめです。
理学部に入って大学の勉強をしながら学ぶのもいいと思います!
工学部化学系学科
工学部の化学系学科では有機化学、無機化学、物理化学の3つはしっかり学べます。
生化学はあまり触れない大学が多いのではないかなと思います。
工学部は基礎に加えて応用的な研究にも取り組みます。
理学部より少し企業がやっている研究に近いかもしれません。
工学部の化学系学科では他にも工場などプラント設計を学ぶことができるところもあるので、そういう人は工学部がおすすめです。
薬学部
薬学部はみなさんのイメージだと薬について学ぶところだと思っているかもしれませんが、実は化学を幅広く学ぶ学部でもあります。
有機化学や生化学はもちろんですが、物理化学もしっかり学びます。
薬学部の最大の特徴は、実習や薬剤師国家試験があるところが多いことです。
詳しくは各大学のホームページを見てほしいですが、それなりに実習や国家試験対策は大変だと聞いているので、そこは考慮した方がいいと思います。
もちろん薬剤師になりたい人は迷わず薬学部を選んでください!
農学部
農学部は生物と化学について勉強するところが多いです。
生物と化学の割合は各大学の学部学科によるので、ホームページなどで情報を見てみてください。
ただ農学部でも物理も勉強します。
農学部の特徴は実際に植物を育てたり、フィールドワークをするところもあることです。
これらの授業は他の学部にはないですから、そういうことに興味がある人は農学部をお勧めします。
学部学科を決めたら本当にそこでいいのか確認しよう!
ここまで化学を学ぶことができる学部学科について紹介してきました。
まずは自分が面白いと思う学部を調べて仮の第1志望を決めてみてください!
仮の第1志望を決めた後、もう一度広い視野に立ち返って振り返ったときに問題なければ真の第1志望として、迷いが生まれるならもう少し他の学部学科を調べてみて真の第1志望を決めてみてください!
以上、ほえぽでした!
<この記事を書いた人>
京都大 ほえぽ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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