みなさん、こんにちは!
中京大学心理学部のさざなみです。
夏休みも後半へと差し掛かり、受験勉強もいよいよ志望大に合わせた個別対策に焦点を絞るようになっていきます。
「個別対策って、何をすればいいの?」と思っている人も、安心してください。
今回はこの記事を読んでくれているみなさんに、個別対策の肝となる「過去問」についてお伝えします。
なぜ、今 過去問が大事なのか?
➀志望大の出題傾向が分かる
私は、個別対策の最初に過去問に取り組んでほしいと考えています。
なぜなら、受験で目指すべきゴールが明確化されるからです。
過去問と実際の試験が100%同じであることはありませんが、
「知識が〇割で、記述が〇割。」
「基礎中心か、発展中心か。」
といった、その学校ならではの特徴を掴むことができます。
攻略のために必須となるのが「現状とゴールの把握」です。
ぜひ、夏休み期間中に一度はリハーサルのために過去問を解いて、ここからの勉強に役立てていきましょう。
➁過去問は、時間をかけて取り組む。
みなさんは、過去問や問題集を「解いたら解きっぱなし」にしていませんか?
教材をフル活用するためには、「見直し」をすることが欠かせません。
私が、今「過去問をやるべし」とお伝えしているのもこれが理由です。
夏休み明けはテストや学校行事で忙しくなりがちで、一度に長時間の勉強を行うことも難しくなります。
受験直前期には、とにかく演習を重ねることが重要視されやすく、見直しに長い時間をかけることが難しくなるかもしれません。
夏休みの今こそ、集中してじっくり見直しができるチャンスなのです。
<見直しの手順>
➀分からないけど正解した問題・間違えた問題に印をつけておく。
➁印のついた問題を解き直す(解き直しノートを作るか、ルーズリーフに書き込むと見直しが楽に!)
➂過程が理解できるまで、解答と解説を読み込む。
➃参考書など普段使っている教材の、(見直しで判明した)ニガテ分野に印をつけておく。
ニガテを解消するために、「暗記」や「正誤」だけでなく、「過程を理解できているか」にも注意しましょう。
➂今後の勉強スケジュール
ここまで、「過去問」について書いてきました。
しかし、過去問などの演習を本格的に行う時期は本来「10月~11月」の秋以降だと言われています。
あくまで夏までのメインは、「暗記」や「ニガテ対策」などによる土台作りです。
今後、一気に成績を伸ばしていくために私が重要視しているのが、この4つです。
・ニガテ分野の特定
・勉強リズムの固定(勉強を始めるまでのストレスが減る!)
・過去問に触れる
・志望大出願期日や受験日などのスケジュール確認
今からコツコツと、本番に向けて準備していきましょう!
最後に
この夏、みなさんはどう過ごしていますか?
受験に向けてコツコツと努力を積み重ねることも大切ですが、今年は高校最後の夏でもあります。
それぞれ悔いのないように、充実した夏休みを過ごしてくださいね。
最後に、個別対策に役立つお知らせです!
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<この記事を書いた人>
中京大 さざなみ
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