受験生の皆さんは、夏休みの中盤から後半に差し掛かったころではないでしょうか?
大学生である私もこの記事が出る頃には夏休みが始まって2週間が経つ頃だと思います。
勉強の進捗は順調ですか?
夏休み以降は過去問や模試、出願などで忙しくなるため、ゆっくり基礎固めできる最後のチャンスと言えるのが夏休みです。
ここまで頑張った人も後悔が残っている人も夏休みラストスパート頑張りましょう!
さて、話は変わりますが多くの人が9月以降、志望校や併願校の過去問に取りかかると思います。(もう始めてる人もいるかな?)
そこで、私がこのおかげで合格したと考える過去問の使い方を紹介したいと思います!
私は過去問を解く必要がある理由を主にこの3つだと考えています。
① 自分の立ち位置を知る
② 志望校の問題傾向を知る・慣れる
③ 時間配分問題を解く順番などの戦略を立てる
それぞれの詳しい意味とそれを達成するための具体的な使い方を紹介していきます。
自分の立ち位置を知る。
まず、自分の立ち位置を知ることです。
これは模試と似たような意味を持ちます。
過去問を解いた点数と、その年の合格者・最低点、合格者平均点を比べて自分が志望校に合格するにはどのくらい点数を伸ばす必要があるのかを知りましょう。
最終的に合格点に達すれば合格なのですから今現在点数が届いていなくても焦る必要はありません。
志望校の問題傾向を知る・慣れる。
私はこれが一番大切なことだと考えています。
英語であれば、長文読解や英文法は多くの大学で出題されますが、英作文や正誤問題等は大学ごとに異なります。
私が受験生のころ分析した千葉大学文系を例に出すと
英語
長文は年により、全記述または記述と記号両方の時がある。また、英作文が出題される年もあるため対策をしておくべき。
数学
確率は毎年出題(少なくとも過去問が手に入った20年は)、近年微積からの出題頻度も高い。
国語
現代文(漢字含む)古文、漢文が大問一つずつ。記述の割合が高い。出題頻度は高くないが文学史が出る年あり。
といった感じです(簡易的にはしてありますが。)
過去問を解くだけでは点数は伸びません。
ゼミの教材やその他の参考書で自分が対策できていないと思った範囲は補強しましょう。
また、数学であれば志望校で頻出の単元は他の単元よりも多く時間をかけることで合格点に近づくことができます。
時間配分や戦略を立てる。
これは②と深いかかわりを持っているといえるかもしれません
大問ごとの目標時間とデッドラインの時間を決めましょう。
デッドラインを過ぎたら次の問題へ行くことでいわゆる捨て問等に時間をかけすぎず、得点できる問題で点数を稼ぐことができます。
また、どの教科でどのくらいの点数を稼ぎたいか目安も立てておくといいかもしれません。
私の場合数学が苦手だったので、数学で人並程度の点数を稼げるように対策をして、国英で点数稼ぎをする作戦を立てていました。
目標点に固執しすぎるのは良くないですが、自分の目指すべき点数を具体化しておくことはモチベーション維持につながるかもしれません。
まとめ
今回は過去問の使い方を解説してみました!
① 自分の立ち位置を知る
② 志望校の問題傾向を知る・慣れる
③ 時間配分問題を解く順番などの戦略を立てる
勉強法にこれといった正解はありませんが、皆さんが過去問の使い方を模索するための一つの参考にしてもらえたら嬉しいです!
これから一番つらい時期に突入していくと思いますが、乗り越えた先には楽しい大学生活が待っています。
私たち先輩もいつでも相談に乗るので頑張りましょう!
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<この記事を書いた人>
千葉大 てぃーえす
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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