こんにちは!東京都立大学のさくっちです。
いよいよ受験の天王山、夏休みがやってきますね!
夏休みをどう過ごしたかで、この先の受験勉強が全く違うものになりますよ。
8月31日に後悔しないように有意義な夏休みにしましょう!
そこで今回は夏にやるべき勉強と、逆にやってはいけない勉強について紹介しますね。
やるべき勉強その1・過去問研究
まず、夏休みに入ったら最初にしていただきたいことは、過去問研究です。
ただ、夏休みの状態ではまだ過去問には太刀打ちできないと思うので、解く必要は全くありません。
では何をするかというと、「この先の勉強のゴール」を知ることです。
ゴールを知ることで、自分の今の立ち位置が分かりますし、あとどれくらい頑張ればいいのかということも分かるでしょう。
過去問を見て、例えば「マーク式がほとんどだな」「結構長い論述問題がでてる」「こんな細かいことを聞いてくるのか」のように色々な感想が出てくると思います。
このように試験問題をイメージすることが夏休み最初の勉強です!
やるべき勉強その2・基礎固め
夏休みにやるべきことは、なんといっても基礎固めです。
受験勉強の理想的な進み方は、夏に基礎を固めて秋に応用、冬に過去問です。
夏休みに基礎を固めておかないと、この先の受験勉強の進みが遅くなりますし、最悪の場合基礎が分からないためいつまでも過去問に入れないという状況に陥ってしまう可能性があります。
そのため夏休みでは徹底的に基礎を固めましょう!
夏になると大体の人が志望校を決めており、まだ迷っている場合でも国公立大学か私立大学かは決まっている方が多いのではないでしょうか。
どのような場合であっても、一番優先してほしいのは英語です。
英語が受験科目にない大学はとても少ないですし、配点も大きいことが多いからです。
また、英語は英単語や文法など覚えるべきことは膨大ですが、それらの基礎を理解すれば長文も読めるようになりますし、安定して得点できるような科目でもあります。
逆に言えば単語や文法が疎かだと、読解が難しく点数も不安定になってしまうので夏休みはぜひ英語を優先することをおすすめします。
そして英語の次は私立文系の方は国語、理系の方は数学、国公立の方は両方を勉強しましょう。
これら3科目は積み重ねの科目で、知識がピラミッドのような形になっています。つまり地盤である基礎をしっかりしておかないとその上にくる応用と過去問が倒れてしまうということです。
そしてその次に理科社会科目です。理科社会科目は優先度としては低いですが、だからといって勉強しなくていいというわけではありません。
あくまで英数国が優先というだけで、時間があるなら理科社会科目も勉強しましょう。
比率としては、5:3:2くらいで各科目の時間配分をするとよいと思います。
ただ、もちろんこれらの時間配分はみなさんそれぞれによって異なるので、自分の得意や苦手に合わせて勉強計画を立てましょう。
やってはいけない勉強・無理に応用問題にチャレンジする
これまでは夏休みにやるべき勉強について紹介してきましたが、ここではやってはいけない勉強について紹介します。
夏休みにやってはいけない勉強は、無理に応用問題にチャレンジすることです。
もちろんすでに基礎固めができている方や、得意な科目などでは応用問題にどんどん取り組むことが重要です。
しかし、まだ基礎もおぼつかないのに、焦りや不安から無理に応用に取り組んでしまうことはかえって良くない状況を作ってしまいます。
実は僕も基礎固めをせずにひたすら難しい問題ばかり解いていたことがありました。
この状況で応用問題を解くと、基礎ができていないので全く答えがわからなく、余計に不安になってしまいます。
ですので、夏休みは焦らずじっくりと基礎固めを行いましょう。一見遠回りのように見えますが、無理に近道を通るよりも最終的には早くゴールに辿り着けますよ。
ここまで、夏休みにやるべき勉強、やってはいけない勉強について紹介しました。夏休みはとにかく基礎固めの時期です。岩盤のように固い基礎を夏休みで作り上げましょう!この記事がみなさんの夏休みの勉強に少しでも役立てれば嬉しいです。受験勉強がんばってください!
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この記事を書いた人
東京都立大 さくっち
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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