みなさんこんにちは!
中央大のなゆです。
受験に向けて大切な夏がやってきました。
志望校、そして共通テストに向けて勉強を頑張りたいですよね。
今回はそんなみなさんが安心して共通テストに向かえるよう、夏にチェックしてほしいことを2つ紹介します。
本番で8割を取れるよう、早速確認していきましょう!
【チェック1】解く時間を意識する!
「まだ夏だし、少し時間はかかってもいいよね」
そう思って問題演習をする時にあんまり時間を意識していない人がいたら要注意!
もちろんこれから勉強を進めて演習を重ねれば、まだまだ解く時間は速くなります。
しかし、夏明けから受験までは本当にあっという間です。
だから、今のうちに時間を少しでも気にしないと後で焦ることになってしまいます。
裏を返せば、今のうちに少しでも時間を気にしておけば、後で焦らずに済むということですね!
そうしていく中で、自分は焦ると問題文が読めないのかや、計算スピードが遅いのか、それとも知識が足りないのかといった点が見えてきます。
問題を解く時に少し時間を気にする程度で取り組むことがおすすめです!
また、演習をする時だけでなく、普段の学習でも時間を気にすることは必要です。
とりあえず数学に1時間取り組む、というようにまずは取り掛かることも大切ですが、今日は数列の問題15問を1時間で解く、というように具体的に配分と時間を決めて効率よく進めることも大切です!
自分のキャパや理想のペースを知ることにもつながり、共通テストでの少ない制限時間で問題を解く感覚を掴むことができますよ!
【チェック2】解きっぱなしはなし!
そして、普段の学習から「解きっぱなし」は避けていかなければなりません。
もちろん、模試やテストは解きっぱなしにせず解き直しをしている人も多いと思います。
ですが、共通テストで8割を狙っていくためには、普段の学習から「脱」解きっぱなしが必要です!
それでは各科目の脱解きっぱなしについて、説明していきますね!
【英語】
英語は、普段解いている長文問題についてすみずみまで使い込みましょう!
授業で扱う文章はもちろん、参考書やゼミの教材等たくさん長文があると思います。
そういった1度解いた長文について、分からない単語や熟語、表現等そのままにしているところはありませんか?
何となく読めた問題やあんまり読めなかった問題には、必ずその理由があります!
普段解いているからこそ、その理由が分かることでこれからの勉強に繋がっていきます。
だからこそ長文は解いた(読んだ)後に必ず単語、熟語、そして和訳も確認してみましょう!
確認をしたら、音読をすることが大切です。
共通テストの英語は時間が足りないという人が多いのは、何度も読み返したり読みながら文の意味を理解できなかったりすることが多いです。
理解した文章を音読することで、一発で文の意味を理解する練習になります。
そのため、共通テストに向けて高得点を狙う人は扱った長文の確認・音読をすることが有効ですよ!
【数学】
数学は、数が変わっても問題が解けるかが重要ポイントです。
共通テストの数学は、扱っている知識は簡単であるものの、それを引き出すまでが大変な人も多いはず。
そのため、どんな問題も「なんでその式なんだろう?」「どうやって導けば良いんだろう?」ということを理解していくことがポイント。
解いた問題全てにそういった説明ができることが共通テストでもスムーズに対応するための必勝法です◎
初めは文字で書かなければならないかもしれませんが、慣れてくれば頭の中で解法が思い浮かぶようになります!
【国語】
国語はただ読むだけでなく、読んだ文章から次の議論の問題に繋げなければならないのが特徴ですね。
古文や漢文も、資料が2つ以上あることもあります。
そんな国語全般でのポイントは、英語と同様、解きっぱなし、つまり読みっぱなしにしないということです!
筆者の主張や具体例、対比構造を正確に掴めたかどうかは、解いた後の解説をしっかり読み込んでそれらを確認しなければ分かりません。
接続詞や言い換え表現を上手く掴めるように練習していきましょう!
【理科】
共通テストでは、文章から計算式を作ることが難しくなる理科。
ですが数学と同様、扱う知識は教科書や問題集と同じです!
そのため、似た問題をとにかく解くようにして、どうすれば効率良く答えられるかを考えるようにすることが近道です。
その中でもはやり、解けたか解けなかったの2つを把握するのではなく、「なんで解けたのか?」「なんで解けなかったのか?」をはっきりさせることが重要です!
もしかしたら、まだ公式を覚えられていなかったり、間違えて覚えてたりするかもしれません!
そういったところを無くしていくのが、理科の脱解きっぱなしです!
【社会】
社会は、どんなに頑張っても知らない知識が問題文に出てくることに苦しむ人が多いのが現状ですよね。
ですが、共通テストはただ知識だけを聞いているのではありません。
そこに出てくる事象そのものでなく、それに関係する知識を使って、何があったのかを考えて答えなければならないので大変だと思います。
選択問題なので消去法も使えますが、そもそもそれに関する知識が少しでもなければ考えることができないですよね。
そのため、1度解いた問題文の選択肢の言葉まで意味を調べることがポイントです。
今まで解いた問題の全ての問題文・選択肢の言葉に分からないものはなくしていきましょう!
また、知識は繰り返さなければすぐに忘れてしまうので、テストを解く演習以外でも、使った参考書は3回、4回と周回させることが大切です。
科目別「脱」解きっぱなしは以上です。
この夏ぜひ意識してみてくださいね。
充実した夏で共通テストに備えよう!
ここまで、共通テストで8割を目指すためにこの夏にチェックしておきたいことを2つ紹介しました。
まだまだ人それぞれ苦手や得意があるはずです。
この夏はそんな苦手を無くすだけでなく、
①時間を気にする
②解きっぱなしにしない
という2つのチェックポイントを意識して勉強していきましょう!
何か分からないことやもっと知りたいことがあれば、先輩ダイレクトに来てくださいね!
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<この記事を書いた人>
中央大 なゆ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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