まだ、基礎が終わってない。夏休みに入るのに。夏休みには志望校の過去問解けるようになってるつもりだったのに。
...と思っているあなた。
夏休みの受験勉強、基礎を徹底するべきか、応用に進むべきか、迷っていませんか??
私、そいも、高校3年生の夏、そんな状態で迷っていました。
同学年の3割くらいは赤本を片手に自習室へ、図書室へ、教室へ...しかも、あの赤本、私の志望校と一緒では?? え、焦る。
そんな中で、私が天王山の夏に選んだのは、【基礎】!!
でも、不安ななかでも基礎を徹底したことで、合格をつかめたと思っています。
まだ基礎が終わっていないあなたの、参考になりますように...。
まずは、基礎を完璧に近づける。
「基礎」って、どういうものでしょうか??
基礎は、家でいうところの骨組みですし、人間でいうところの骨です。つまり、「支えるもの」なんです。
支えるものがぐらついていると、どれだけ綺麗に応用をこなしても、試験本番で戦える応用力はつきません。
大事なのは、自分ひとりでも応用が解けるくらい支えになる力強い基礎になります。
だから、この夏、基礎を徹底的に、完璧に近づけることで、応用を解ける力の源になります。
具体例
・数学や理科科目の教科書の計算問題は、問題を見ただけでどういうふうに解けば良いか頭の中に浮かび、答えまでの道筋が見えること。
・教科書の古文は、一文みただけでその区切りや、助動詞が見分けられること。
ぞんざいに扱われがちな教科書ですが、まずはここの内容を徹底することで全然違います。
薄いのでそこまで時間はかからないはず。夏休み最初の2週間くらいは、少なくとも教科書の内容を復習・徹底することをおすすめします。
その二 基礎:応用=9:1で大丈夫
かといって、全く夏休み中に応用問題を解かないのも不安です(そりゃそうです...過去問を解いて、難しい問題も解けるようになっている人もいるんですから、当たり前です)。
これは、夏休み大詰め、後半になってからですが、応用問題にも取り組んでみてください。
きっと、思ったよりもするっと解けるようになっているはずです。
「これ、あの教科書の問題に似ているな」「これは、こう解けば分かりそうだな」
...と、問題を見ただけで、基礎問題と照らし合わせて、ある程度解決方法が見えてきます。
そして、これが夏休み中に目標とする姿です。
夏休みが明けたら、「問題を見たら解き方がある程度思いつく人」に成長して、学校に行くんです。
この姿を目標として、基礎を9割、意識的に取り組んで、じゃあ本当にそうなれたか?の確認として、1割の応用に取り組んでみるのをおすすめします。
天王山の夏。後悔しないように、精一杯。
周りに左右されず、「自分が」やるべきことを見極めて、精一杯。
応援しています!
<この記事を書いた人>
東北大 そい
ジブリの新作、めちゃ良かったですね。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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