こんにちは。
横浜国立大学都市科学部のズミです。
今回取り上げるテーマは、「夏休みの学習戦略」。
いよいよ夏休みに入り、大学受験の天王山がやってきました。
夏休みは、授業がなくなり、自分で使える時間が圧倒的に増えます。
そのため、今年の夏休みの過ごし方は受験の合否に直結すると言っても過言ではありません。
しかし、ただやみくもに
「勉強しなさい」
と言われても何をすればよいのか分からない、という受験生は多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では、受験生流の夏休みの学習戦略を紹介していきたいと思います。
夏休みの勉強計画が立てられていない人や、やることが定まっていない人はぜひ読んでいってください!
①学習目標と実現するための計画を立てよう
学習目標を立てる
目標を立てずに勉強を進めると、明確なゴールが見えないのでペースが落ち、ダラダラとした学習になりがちです。
特に、自分自身の取り組みが重要な夏休みにおいては、目標のない勉強は時間の浪費につながります。
そのため、学習を始める前に学習目標を立てるようにしましょう。
このときに注意してほしいのは、抽象的な目標にしないということです。
「問題集を3周する」
「英単語を新たに○語覚える」
「8月までの合格への100題を完璧にする」
など、現実的かつ具体的な目標を立てるようにしましょう。
学習計画を立てる
先程決めた目標を実現するために、細かな計画を立てていきます。
まずは、1週間ごとのタスクを決めましょう。
1周目は英文法の復習
2周目は大学受験Challengeの復習
など、週ごとに力を入れたいものを中心に計画を立てていきます。
次に、1日ごとのタスクを決めていきます。
週ごとのタスクから、それに応じた毎日のやるべきことを定めます。
週タスクが「英文法の復習」であれば、
月曜日は文法書の○番〜○番
火曜日はその続き
など、週ごとのタスクを日割りして1日のタスクを決めていきましょう。
②最優先は「基礎」の復習
学習目標を立てるなかで、具体的に何に取り組めばよいか分からない、という人も多いと思います。
その中で、難関大志望を含むほぼ全ての受験生に通ずることは、
「最優先で基礎の復習をするべき」
ということです。
秋以降は共通テスト・二次試験の実践的な問題演習が始まってきます。
問題演習をしていく段階で基礎が抜けていて、その都度戻っていたら時間がいくらあっても足りません。
そのため、夏休みが明けるまでに基礎を完璧にしておく必要があるのです。
共通テストレベルで問われる知識を定着することが理想ですが、それが難しい場合には、最低限教科書の内容を完璧することを目指しましょう。
その過程でおすすめなのは、
「大学受験Challenge」
です。
この教材は、基礎の復習をしながら共通テストの問題形式の練習もできます。
何をやるか迷った際には、まずは8月までの大学受験Challengeを復習するところから始めましょう。
まとめ
以上、夏休みの学習戦略についてでした!
この2つを意識してほしいと思います。
・学習目標と計画を立てる
・基礎を最優先に取り組む
いよいよ夏休みが始まります。
学習を夏休み式に切り替え、価値のある受験勉強に取り組んでいきましょう!
応援しています!
<この記事を書いた人>
横浜国立大 ズミ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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