皆さん、こんにちは。

あっという間に７月ですね...！

もうすぐ夏休み、という人も多いかと思います。

そんな中、多くの学校や塾で、【夏休みは受験の天王山】という言葉をよく聞きますよね。

ですが、「実際何をやれば良いのか分からない...」という方もいるのではないでしょうか？

そこで今回は、私が高3の夏に「どのような状況に置かれていたか」と、「どのような勉強をしたか」について、体験談を共有させていただきます。

少しでも皆さんのこれからの勉強の参考になれば嬉しいです！

当時の状況：勉強量の積み上げが少ない

まず、高3・夏休み前の私の状況について。

当時の私は、まだ部活動を続けていたこともあり、そもそもの勉強量が十分確保できていない状況でした。

おかげで高3に入ってからは、記述模試の判定もD～E判定。

授業だけはしっかり聞くようにしていたので、基礎が全くなっていないという訳ではありませんでした。

ですが、科目や分野によってムラがあった上に、問題演習による実践力の強化はまだまだ不十分といったところでした。

夏からの勉強、何してた？

続いては、そんな私が「夏休み頃からやっていた勉強」についてです。

①合格への100題

まずは不足していた演習量を補うために、ひたすら「合格への100題」を進めていました！

実際の入試問題での演習を積み重ねることで、実践力を高めようという狙いがありました。

取り組みペースとしては、学校が無い日で、二次試験で使う４科目を、「１日各１題ずつ」くらいだったかなと思います。

➁大学受験Challenge

また、合格への100題と並行する形で、「大学受験Challenge」も進めていました。

こちらは「基礎事項の振り返り」を、問題を解きながら行うことがメインです。

志望していた東工大の共通テストの比重は決して高くありませんでしたが、上に書いた通り「基礎のヌケ・モレを埋める」ことに繋がると考えていたので、時間は多くないにせよ、100題と同じペースで進めていました。

③やる教材を絞り込む

そして、基本的には「上2つのゼミ教材＋学校の課題」だけで受験勉強を進めていました。

私は秋まで部活を続けるつもりで、まだまだ勉強時間は少なくなってしまうと思っていたので、色々な教材に手を出して中途半端になるよりは、まずはゼミ教材の完成度を高めていこう、と考えていました。

こうしてやることを単純化することで、取り組む内容への迷いが無くなって、より勉強すること自体に集中できたと思っています。

夏休みの勉強の「心持ち」！

最後に、夏休みの勉強で特に意識していたことについてです！

①基礎からじっくり理解する

既に述べた通り、当時の私は勉強量不足だったので、合格への100題を進める上で「全然分からん...」となってしまうことも結構ありました。

ですが、これまでの積み上げが足りない以上仕方のないことなので、「分からない問題が多くても挫けない」というのを大事にしていました！

分からなかった問題は解答解説をじっくり読んで、「なぜ解けなかったのか」「どうすればこの問題を解けたのか」というように、解答の「根拠」からしっかり理解するようにしていました。

問題を解くのに必要だった知識は「そのつど覚える」ようにするなど、基礎からじっくり固めていくようにしていましたよ。

➁「苦手」「高配点」を優先！

そして、部活との両立も考える上で、科目間のバランスも意識していました。

具体的には、「苦手」かつ「高配点」だった数学の勉強に、全体の勉強時間の半分弱を割いていました！

（というか、数学の「合格への100題」が難しくて解説をじっくり読んでいるうちに、自然とそうなっていました...。笑）

苦手科目は「点数的な伸びしろ」が大きいので、長い目で見ればより大きな実力UPにつながると思います。

これからの受験勉強では、この「科目間の時間配分」も意識してみると良いと思います！

おわりに

今回は、「夏休みの受験勉強でやっていたこと・意識していたこと」について、私の実体験をお伝えしました。

人それぞれ状況は異なると思いますが、一つのやり方として参考にしていただければ嬉しいです！

暑さも厳しくなる中で大変だと思いますが、「今の自分にできること」を、一つずつ積み重ねていってほしいなと思います！

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。