みなさん、こんにちは!
中京大学心理学部のさざなみです。
連日だった雨も少しずつ頻度が下がってきており、季節の移り変わりを感じますね。
「受験の天王山」と呼ばれる夏休みが、少しずつ近づいてきています。
今回はこの記事を読んでくれているみなさんに、本格的な夏が始まる前にオススメしたい「弱点克服のための3ステップ」をお伝えします。
弱点を克服するために
➀志望大で求められるレベルと、今の実力を把握しよう。
まず、攻略のために必須となるのは「現状の把握」です。
受験は長期戦ですから、目標と現状の差は常に意識しておきたい重要ポイントですよね。
そんなとき、教科ごとの実力の指標として使えるのが「定期テストや模試の結果」です。
定期テストや模試では、点数や偏差値などの「客観的な評価」と、どの分野がニガテなのかという「弱点の傾向」を同時に得ることができます。
まずは志望大の合格ラインと実力を比較し、そのギャップがどの程度かを知っておきましょう。
➁定期試験・模試で、間違えた問題の見直しをしよう。
次は、ギャップを埋めるために大切な「ニガテ」を過去のデータからあぶり出していきましょう。
見直しのやり方
・定期テストや模試で間違えた問題を解き直してみる。
・定期テストで間違えた問題は、教科書やワークの該当範囲に印をつけて、夏休みまでに取り組む。
・模試で間違えた問題は、大まかなニガテ分野の把握のために活用する
→応用問題が実際の受験の形式に近い。所見の問題への対応力を身につけるためには、問題演習の反復や解答と解説の読み込みが重要。
今後、模試を受ける頻度は上がっていきます。
「現状把握がしやすい」という模試のメリットを活用するためにも、早めの見直しを心がけましょう。
➂今後の勉強スケジュールを検討しておこう
さて、いよいよ6月も終わりに近づき、イベントや部活の忙しさも少し落ち着いたころでしょうか。
もう既に引退して環境が変わった人や、テストの準備に追われている人もいるかもしれませんね。
一般に部活の引退以降は、より受験に重きを置いた生活にシフトしていきます。
夏休みは受験生にとって重要な期間ですが、その自由時間をフルに活用して計画的に動くためには、今の時期からの準備も大切になってきます。
夏休みまでに準備しておくと良いこと
・ニガテ分野の特定
・暗記ものをするタイミングを決め習慣化しておく(「朝起きてすぐ」など時間を固定すると吉!)
・学習環境の整備(娯楽を視野に入りづらくなることで、より集中しやすい場所に。)
・夏休みの勉強計画を立ててみる(計画倒れしないよう、短期間(1週間ごと等)で区切ってこまめに立てるのがオススメ!)
私が特に重要視しているのが、この4つです。
少しずつでいいので、夏本番に向けて準備していきましょう!
最後に
この記事が、受験生のみなさんが受験勉強に集中するきっかけや夏以降のモチベーションを保つ手助けになれば幸いです。
「夏本番!」となる前に、少しずつ心構えをしていきましょう。
疑問・質問や「勉強に役立つアドバイスがほしい」というときには、気軽に「先輩ダイレクト」で聞いてくださいね。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
<この記事を書いた人>
中京大 さざなみ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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