こんにちは! 早稲田大学のしばふです。
6月に入って、新しい学年での生活に慣れてきた頃かと思います。
部活を引退した方も多いのではないでしょうか。
「まだまだ現役で部活頑張ってるぜ!」という方は、悔いの無いように全力で取り組んでほしいなと思います。
高校生活は一生に一度しかありませんから、限られた時間を有意義に使ってください!
さてさて、本題に入ります。
新生活に慣れてきたり、部活を引退したり、心や時間に少し余裕ができてきた皆さん、今が受験モードに切り替えるチャンスですよ!
この記事では、今の時期に受験勉強を習慣化するためのコツをお伝えします。
やや長文ですが重要なポイントが詰まっているので、是非最後まで読んでみてください!
ルーティーンを見直そう!
現在、皆さんは何かしらのルーティーンに従って生活しているのではないでしょうか。
毎朝6時に起きるとか、電車で単語帳を開くとか、夕食後はソファーでのんびりするとか・・・。
受験勉強を習慣化するためには、いつものルーティーンに受験勉強を組み込まなくてはいけません。
したがって、受験勉強の時間を確保するために、現行のルーティーンを省いたり変更したりすることが必要になってくるはずです。
受験に挑むにあたって、今実践しているルーティーンは適切であるのか否かを見直してみましょう!
例えば、「帰宅したらとりあえずスマホを見る」といった習慣は、時間を無駄にする可能性の高い習慣だと考えられます。
もちろん、学習の際にスマホを活用することもあるでしょうから、スマホを使うこと自体を問題視しているわけではありません。
ただ、事実としてスマホには様々な誘惑が潜んでいます。
SNSの通知が気になったり、新着の動画に気付いたり、ゲームのイベントにワクワクしたり・・・。
勉強前にこれらを確認してしまうと、勉強中もついついスマホのことに意識が向かってしまい、勉強に集中できなくなります。
ゆえに、受験勉強において、この習慣は改善が必要であるといえるでしょう。
現行のルーティーンが受験勉強に与える影響を分析し、いつものルーティーンを改善することは、習慣的に勉強を継続していけるか否かを左右する重要な取り組みになります。
自分のルーティーンを見直して、問題点があると判断したら、それを修正していけると良いですね。
受験勉強をルーティーン化するために、今のルーティーンから無駄を省けるとGOODです!
勉強する場所を決めよう
勉強する場所(自室、図書室、自習室など)を決めておくと、「ここは勉強をする場所だ」と体が勝手に覚えてくれるので、勉強モードに入りやすく、受験勉強を習慣化する上で役に立つと思います。
勉強場所を一か所に絞る必要はありませんが、多すぎると習慣化しにくくなると思います。
私は自室の勉強机と高校の図書室を勉強場所にしていました。
毎日繰り返しその場所で勉強するので、例えば、放課後何も考えずとも体が勝手に図書室に向かっていて、無意識のうちに問題を解き始めていたということが何度もありました。
受験勉強を習慣化したいのであれば、勉強場所をある程度固定することをオススメします!
目標を設定しよう!
目標が明確でないと、何に対して頑張っているのかが曖昧になるため、努力を続けることが難しくなります。
習慣とは「いつも当たり前のように行うこと」を指すので、目標があやふやで努力の継続ができない状況では、受験勉強を習慣化することなどできるはずがありません。
そこで、受験勉強を習慣化するために自分なりの目標を決めることをオススメします!
まず、中長期的な目標を設定すると良いでしょう。
一番分かりやすいのは「〇〇大学合格」という目標だと思います。
それも目標としては十分なのですが、さらに目標として理解しやすいように「共通テストで平均8割」とか、「〇月の模試の英語で9割取るぞ」とか、具体的でやる気が出やすい目標を設定してみるとGOODです!
目標はいくつあっても問題ないでしょう。
とにかく、実現のために全力を出せると思う目標を設定することが重要です。
そして、それを実現するための具体的な道筋として、短期的な学習計画を用意します。
この短期的な計画の積み重ねで中長期的な目標を実現していくイメージです。
目標の存在はモチベーションを持続させるので、受験勉強の習慣化に大きく貢献するはずです。
受験日から逆算して予定を立てよう!
先ほど述べた、目標、学習計画の具体的な設定方法をお伝えします。
ポイントは「受験日から逆算すること」です。
第一志望校が決まっているのであればその受験日、決まっていなくても大体の大学は2月に試験があるので2月ごろに仮の受験日を設定して、その日に自分がどのような力をつけているべきなのかをはっきりさせましょう(これは長期的な目標になります)。
そして、そのあるべき姿と現状との差を分析してみましょう。
その差を埋めていく過程を計画するのが学習計画です。
学習計画と言っても年間を通した計画を緻密に考える必要はありません。
まず、受験日から逆算して、ひと月ごとぐらいに、その時期に達成しておきたいことをザックリと決めておきましょう。
これが中期的な目標になります。
そして、自分で設定した中期的な目標(「模試で〇割とる」など)をチェックポイントとして、短期的な学習計画(「この日は英単語100個に目を通す」「明後日までに進研ゼミ今月号終わらせる」など)を立てていきましょう。
受験日に最高の状態を作れるように、中期的な目標と短期的な計画を上手く組み合わせて学習を進めてみてください。
また、計画通りに学習ができたかの振り返りを毎日して、必要であれば計画を修正すると良いでしょう。
きっと計画通りにいかないこともあると思いますが、気負う必要はありません。
少しでも目標に近付けるように計画を修正していけば大丈夫です。
振り返りや修正には時間がかかりますが、この過程を省くと学習効率が悪くなり、最終的なゴールにたどり着けないという事態に陥ってしまうかもしれません。
学習計画の振り返り、修正は効率的な学習のためにとても重要なので、しっかりと時間を取って取り組むことをオススメします。
これを繰り返すことで、各日にやらなくてはいけないことが明確になります。
日々試行錯誤して改良された計画に沿って学習を進めれば、自然と受験勉強が習慣化するはずです。
やや複雑な文章になってしまいましたが、「まず目標を定め、その目標を実現するために計画的に学習していくことが習慣的な受験勉強の第一歩である」ということだけでも覚えておいてもらえると、受験勉強を無理なく習慣化できるかなと思います!
さいごに
ここまで、受験勉強を習慣化させるためにオススメなコツをお伝えしてきました!
受験勉強を習慣化させるために以下の4つのポイントが重要です。
1、ルーティーンの見直し
2、勉強場所の決定
3、目標の設定
4、学習計画の振り返り・修正
受験モードに慣れるまでは時間がかかるかもしれません。
だからこそ、少し時間に余裕が出てきた今、受験モードに切り替えてみることをオススメします!
勉強が辛くなったら適度に休憩しつつ、自分で決めた目標に向かって突き進んでください。
その先には大きく成長した自分が待っているはずです。
ファイト!
先輩ダイレクト
もし気になることがあれば、先輩ダイレクトで相談してみてくださいね。
先輩が様々なヒントを教えてくれます!
<この記事を書いた人>
早稲田大学 しばふ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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