こんにちは。京都大学のふなまるです。
突然ですが皆さん、過去問には手をつけていますか?
私は京大の冠模試直前に一年分だけ解き、それ以降は二次直前まで放置した結果、かなり痛い目にあいました。
「過去問は早くから解くのに越したことはない」。私がそう主張する理由を追っていきましょう。
過去問題集は他の教材と比べて何が優れているか
過去問題集は京大の二次試験対策に最適な教材です。
というのも、全ての問題が京大の試験本番で出題された問題であるのは過去問題集だけだからです。
ゼミ教材や市販の問題集にも京大の過去問が掲載されていることがありますが、部分的です。
オリジナルの問題や、他の大学の過去問と混ぜて掲載されていることがほとんどです。
そのため京大の問題よりも難易度が低い問題が多いと言えます。
基礎固めの時点であれば問題ありませんが、最終的には京大の超高難度の問題を大量にこなす能力が必要とされます。
また、実際の試験時間割と同じスケジュールで解くことができるのも過去問題集の強みです。
過去問題集は、問題のレベル的にも、時間配分的にも本番に最も近い形式なのです。
過去問演習に早くから着手しておくべき理由
これだけでも頭の片隅に入れておいてください。
過去問を二次直前まで放置しておくと危険です。
冒頭に述べたとおり、私が過去問演習に本格的に取り組み始めたのは共通テストが終わってからの二次試験直前期でした。
そうすると何が起こったか。
思うような手応えがなく、二次直前なのである程度解けておかなければならない時期であるという焦りも相まって、メンタルがボロボロになりました。
二次直前なのに思うように本番レベルの問題が解けないって、想像以上につらいんですよ。
なぜ放置していたのかというと、他の問題集やゼミ教材の演習で精一杯で、過去問にまで手を回す余裕がなかったからです。
また、過去問は京大を受けるに当たって最高難易度の問題集だから、他の教材を解いて学力が十分に着いてきてから解くのがいいと思っていたというのもあります。
これについては、過去問を解きながら学力を確かなものにしておくという方法があります。
手持ちの過去問を解き終わったなら何周もする、冠模試の過去問を解く、年度をさらにさかのぼって解くという方法もあります。
個人的には今から毎月少なくとも1年分コツコツ進めることをおすすめします。
忙しい人は得意な教科だけでもやっておくと良いでしょう。
過去問の強みを最大限活かすには
京大の問題はほぼほぼ記述式なので、「これって正解になるのかな?」と悩むことが多いと思います。
特に英語と国語では部分点になるのかどうか判別しがたいことが多いでしょう。
そこで、先生を頼ることを強く推奨します。
学校の先生や予備校の先生など、教科のプロに、記述式の問題を添削してもらいましょう。
自分では不正解だと思っていても、部分点になると分かるかもしれません。
受験生時代の私は、誰の手も借りずに勉強していたため、本当は部分点がもらえていたかもしれない解答を0点だと思いこんで自信を失っていたのだと思います。
特にこれは、冠模試の結果は良かったけれど、実際過去問を解いてみると手応えがないという人におすすめです。
まとめ
これは私が受験勉強で学んだ最も重要な教訓と言っても過言ではありません。
私のように二次試験直前で苦しまないためにも、早め早めに過去問演習をしておくことを強く推奨します。
今のうちから過去問演習を行い、ライバルに差をつけましょう!
困ったときは先輩ダイレクトで相談してくださいね。
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<この記事を書いた人>
京都大 ふなまる
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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