あっという間にゴールデンウィークが終わってしまったと思いきや、悲しむ暇もなく定期テストの季節がやってきた、、、と感じている人も多いのではないでしょうか?
定期テスト前は課題も出るし対策もしなければいけないけれど、定期テスト対策のために受験勉強の時間を奪われるのはつらい、そう思っている人はいませんか?
定期テスト対策は勉強の仕方によっては受験勉強にもつながるので、定期テスト対策も侮ることなかれです!
今回は定期テスト対策と受験勉強の両方同時に取り組める、効率の良いおすすめの勉強方法について紹介しますね。
①受験科目の理系科目、②受験科目の文系科目、③受験では使わない科目の3つの項目に分けて両立の方法をお伝えします。
①受験科目の理系科目について
数学、理科などの受験で使う理系科目については、定期テスト対策と受験勉強はほぼ一致していると思います。
定期テスト範囲から入試で出題される可能性も十分にあるので、定期テスト対策を通じてこの範囲を完璧にするんだという心意気でテスト勉強をしてみてください。
例えば、ワークからそのまま試験に出るとしても答えを覚えるだけの勉強は、すぐに忘れてしまう上に他への応用が利かないので禁物です。
数字を変えられたり、少し問題をひねられたりしても解けるように、間違えた問題はなぜ間違ってしまったかをひとつずつ確認しながら問題を解くことがおすすめです。
②受験科目の文系科目について
受験で使う文系科目には、英語、国語、社会などがあります。
まず社会についてですが、社会は数学や理科と同様に、定期テスト対策が受験勉強につながる教科だと思います。
定期テスト範囲の知識を完璧にして、入試ではその範囲を得点源にしようという意気込みで暗記をして、定期テスト勉強を頑張ってみてください!
次に英語や国語についてです。
この2教科については、文法問題と、文章問題に分けてお話ししますね。
まず文法問題についてです。
英語や国語の文法問題は受験に直結します。
受験直前は過去問を解くなどの演習の時間が多くなり、文法を固めるまとまった時間は取りにくいかもしれないので、今のこの時期に定期テスト対策をする中で出てきた文法をしっかり勉強しておくことは、今後とっても役に立ちます。
テスト範囲になっている文法の参考書があればそれを読むことはもちろん大切ですが、文法書は太くて読みづらい、何を言っているかよく理解できないという方は、ワークなどでまず問題に取り組んでみることがおすすめです。
問題を解きわからなかったところの解説を読み、解説を読んでもわからなかったところだけ、文法の参考書で調べることで、自分の苦手な範囲だけを効率よく学習できます。
次に、文章問題についてです。
定期テストでは、教科書の文章がそのまま出されることも多いと思いますが、入試では定期テストと同じ文章が出題されることはほとんどないと思います。
ですが!!教科書に載っている文章は単語や文法など押さえるべき事項がたっぷり詰まった文章なので、古文や英文なら逐語訳ができるくらいにまでしっかりと読み込んでおくことは、受験対策にもつながります。
現代文の文章でも、似たような文章や同じ作者の文章が入試当日に出題される可能性もあるので、ワークなどがある場合は間違った問題はなぜ間違ってしまったのかを解説をじっくり読み、理解して納得してから定期テストに臨むことがおすすめです。
③受験では使わない科目について
例えば、理系選択だけれど社会を2つ取っている場合など、受験には使わない教科も定期テストを受けなければならない場合もありますよね。
でも、受験に使わないからと言って全く勉強しないのはもったいないかもしれません。
勉強したことがそのまま直接は活かされなくても、例えばその身につけた知識が現代文の文章読解で活かせるなど、ひょんなことから受験科目につながるかもしれませんよ。
私自身、共通テストの英語の長文読解で知っている内容の文章が出題されたため、非常に解きやすかった経験があります。
知識はなんぼあってもいいですからね~。
息抜きがてら、受験では使わない教科の勉強もしてみてください。
以上が私からの、定期テスト対策と受験勉強の両立へのアドバイスになります。
定期テスト対策が受験勉強にもつながっているんだと少しでも感じていただければうれしいです。
<この記事を書いた人>
大阪大 ティガール
最近20歳になりお酒が飲めるようになったのに、今はまっているのは甘酒です。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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