こんにちは!
神戸大学海洋政策科学部の大海原です。
皆さんに質問です!
受験生は平均して、平日にどのくらい勉強していると思いますか。
正解は4~6時間だそうです(僕調べです)。
ここで、『一日に6時間以上勉強すれば、他の受験生よりも優位に立てる』と思った方、危険です!
たしかに、受験に成功したいと思うなら、勉強しなければなりません。
ですが、勉強はすればするほど成績が上がるものではありません。
量より質が大切なのです。今回は、勉強における質の大切さを熱弁させていただきます!
勉強の質を上げるためには⁉
僕は、勉強の成果は勉強中に集中していたかどうかで決まると考えています。
そのため、自分が勉強したと思っていても、勉強した内容がきちんと理解できていなければ、それは勉強とは言えないはずです。
皆さんは、勉強中にテレビやスマートフォンを見たり、人と会話したりしていませんか?
それらの行為(所謂「マルチタスク」)は、脳から判断力や思考力を奪い、集中を妨害します。
マルチタスクをしていると生産性を40%も低下させる研究結果もあるようです。
それを踏まえると、集中力を欠いた状態で10時間勉強した受験生がいたとして、その人は実質6時間程度しか勉強していないことになるわけです。
つまり、1日4時間もの時間を、無為にしてしまっているのです。
そのような状態が入試当日まで続いた時、失った時間がどれほどになるか、計り知れません。
そもそも人が勉強できる時間には限りがある!!
先ほど、勉強は集中していなければ意味がないと述べましたが、いくら勉強を阻害するものを排除し、万全の状態で勉強に臨んだとしても、1日に勉強できる時間はもともと少ないのです。
説明のため、休日を例に挙げてみましょう。
睡眠が6~8時間、食事や風呂等が5時間かかるとすると、勉強に使える時間は1日に12時間程度しかありません(睡眠時間を削ったり、食事や風呂を適当に済ましたりする行為は健康を害すため、勉強の質を間違いなく低下させます)。
しかし、集中力には限界があるため、適度に休憩を挟む必要があります。
このように考えると、1日に勉強できる時間は最大でも10時間程度しかないということが分かると思います。
個人的には、10時間以上の勉強は、どこかで集中力を低下させてしまっていると考えます。
まとめ
今回は、勉強における質の大切さをご紹介させていただきました!
受験生の皆さんの今後の行動の指標になれば幸いです。
受験勉強頑張ってください!!応援しています!!
悩んだら、ぜひ先輩ダイレクトで相談してみてね!
<この記事を書いた人>
神戸大 大海原
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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