こんにちは。
京都工芸繊維大のヒイラギです。
今回は進路のお話......
文理選択から科目選択、大学や学部など、次々と「どうするの?」と言われても困りますよね。それなのに、締め切りは容赦なく迫ってくる。
そこで今回は、私がどういう理由で決めてきたのか、そして大学生になった今思うことについて紹介していきます!
少し長くなりますが、気になる人は読んでみてください。
私の進路選択
最初に決めたのは学部・学科
私は高1のときから漠然と工学部かなと思っていました。なぜなら、幼い頃から何かつくることが好きだったから。
一番の苦手は数学でしたが、ものづくりがしたいと思い、あまり迷うことなく理系を選択。それからは高校の制度を使って大学を訪問したりしていました。
そこで機械科や情報化、土木科などを見学しましたが「ちょっと違うかも」ということばかり。いま思えば、訪ねてみて「何か違う」と分かることも大事な発見であり、前進でした。
「建築学科がいいかも」と思い始めたのはオープンキャンパスへ参加したとき。
私は小中学生のときに引っ越しなどで居場所を失うことがあり、「いまの家もいつかお別れの日が来る」という寂しさから、趣味で家の模型を作ったりしていたんです。
そんなときに建築学科のオープンキャンパスへ参加し、建築模型の精巧さに魅せられて、「楽しそう」という単純な思いから決めました。
ただ、具体的な将来像があったわけではなく、「建築士になりたいのか」と聞かれたら、自分でもよく分からない状態でした。
志望大を決めた理由
建築学科に行きたいと思い始めてからは、どこの大学するか調べ始めました。
そして「近畿・中部地方にある国公立大」という縛りで建築学科のある大学を探し、いくつか気になるところをピックアップ。
高2のときには3校のオープンキャンパスへ足を運びましたが、何かが違う気がして、志望大を決めきれずにいました。
周りが志望大や進路をどんどん決めて焦っていたところ、母から「建築を勉強するんだったらやっぱり京都が面白いんじゃない」と言われ、改めてリサーチ。
そこで見つけたのが、いま通っている大学です。
その年のオープンキャンパスは終わっていたので学祭へ足を運び、在学生数人とお話する機会を得ました。そこで「何か楽しそう!ここへ行きたいかも!」と思うようになりました。
大学生になったいま思うこと
複数の選択で迷うときは
高校生の方から「いくつかの学部で迷っている」という相談をいただくことがあります。
そのとき私は「何を軸にしたいか考えてみてほしい」と伝えることが多いです。
私が高校生のときは「大学に入ったらその学科の勉強しかできない」と思っていました。
でもそんなことはありません。
文系の授業を受けることもできますし、私の場合は自分で人類学や心理学系の勉強をすることもありました。
1つの学科を選んだら、他の学問は捨てないといけないわけではありません。
資格や就職のことも含めて「一番の専門にしたいことは何か」という視点からも考えてみてはどうでしょうか。
自分で決めたからこそ
私は建築学科に入学後、建築ではなくデザインのコースに進むことにしました。
結果的に、高校生のときは全く考えてなった進路にいます。
それでも、失敗したとは思っていません。
自信はなく「これで本当にいいのかな」と不安に思いながらの選択でしたが、ひとつだけ自信を持って言えるのは「自分で決めた」ということです。
私が「大学を選べる」という比較的恵まれた環境にいたこともありますが、「自分で決めた」と思えるからこそ、迷ったりつまづいたときに環境や他人のせいにせず、「これからどうしよう」と悩むことができています。
先生や友達、家族と話す機会も大切ですが、最後は「自分はどうしたいか」で決めて欲しいなと思います。
まとめ
正解がないからこそ、たくさん迷うと思います。
勉強法に限らず進路についても、先輩ダイレクトで質問しにきてくださいね。
いろんな経験をしてきた先輩がいますから、一緒に考えていきましょう!
<この記事を書いた人>
京都工芸繊維大 ヒイラギ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
記事にコメントする
【コメント送信前に必ずお読みください】
このコメント欄では、質問や相談はできません。