こんにちは。群馬大医学部保健学科のイルです。
今回は私の進路選択ストーリーを紹介していきます。
みなさんそれぞれ進路を選択するにあたって考えたこと、経験してきたことが異なると思います。
私の場合は高校3年生で文系から理系に変更し、理系の学部を受験しました。
ストーリーを読んで、高校生活を振り返ったり、今後について考えたりする機会になったら良いと思います。
① 数学が苦手で文系を選択
私は現在、大学で医療の検査技術を勉強しています。
実は高校1年生の時から医療に興味を持っていました。
当時、群馬大学のオープンキャンパスに足を運び、今まさに所属している専攻の説明会に参加しました。
このまま興味を持っている医療を学ぶ道を目指すかと思いきや、私は高校2年生の文理選択の時に「文系」を選択しました。
文系を選択した理由は、数学に苦手意識があり、苦手を克服できる自信がなかったからです。
また当時、法律に興味を持ち始め、法律について大学で詳しく勉強したい!と思ったことも文系を選択した理由の一つです。
こうして2年生は、文系コースで国数英に加えて日本史や世界史などを勉強しました。
② やっぱり医療の道に進みたい!
2年生も終わりに近づいたころ、パンデミックによりニュースで「臨床検査技師」の活躍が取り上げられているのを目にするようになりました。
テレビの中の臨床検査技師はとても輝いて見え、1年生の時に抱いていた医療への興味が再び湧き上がってくるのを感じました。
受験のことはあまり考えず、とりあえず両親に相談しました。
強い思いを伝えたところ、両親は「大学で医療を学び、最終的に医療に携わる仕事をしたい」という私の目標を応援してくれました。
その後、学校の先生にも相談しました。難しい挑戦となるため心配され、反対もされましたが、3年生になってから理系コースに変更することができました。
先生方もサポートしてくれましたが、自分で乗り越えなければならないことは多く残りました。
③ 努力を続ければ、困難も乗り越えられる!
理系に変更してからは自分、そして時間との闘いでした。
受験に対して不安や緊張を感じていました。
それに加えて、苦手な数学を克服すること、そして新しく化学、生物、政治経済を学ばなければならないなど取り組むべきことが多く、焦りを感じていました。
群馬大学で医療を学びたいという目標を持ち続けて勉強した結果、共通テストと一般入試を乗り越えて、群馬大学に合格することができました。
今振り返ってみると、はじめはとてつもなく高い、達成困難な目標であると感じていましたが、一歩一歩着実に前に進み続けたことで、目標を達成することができたと思います。自分を誇りに思えた瞬間でした。
私は高校生活、受験勉強を通して、苦手なことやつらいこと、困難に思えることでも向き合い、強い意志を持って取り組めば乗り越えられることを実感することができました。
これは勉強に限らず、様々なことに共通して言えるのではないかと思います。
<この記事を書いた人>
群馬大 イル
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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