そろそろ年末です。
共通テストまで1か月を切ったところですが、共通テスト対策の方はどうでしょうか?
特に制限時間以内に解くことができているでしょうか。
共通テストは、模試などのテストとは異なり、基礎的な問題を素早く正確に解く能力が求められます。
そのようなテスト形式に慣れなくて、苦労している人も多いのではないでしょうか?
今回は共通テストを時間内に解くコツを、主要な科目である国語と数学と英語に絞ってお伝えしたいと思います!
①国語の時間戦略
国語を解くうえで気をつけてほしいのが、大問一つ当たりにかける時間です。
国語の共通テストは、現代文2問、古典1問、漢文1問で構成されています。
ここでやりがちなのが、制限時間80分をちょうど4で割って、1つの大問当たり20分かけてしまうことです。
国語が得意な人はこの時間配分でも大丈夫ですが、苦手な人にとってはなかなか厳しくなると思います。
実際、私も全ての大問が20分以内に終わったことはなかったです。
どうしてこのようなことが起こるかというと、最初の現代文2問が後の古典と漢文に比べて難易度が難しく設定されているからです。
そのため、私のおススメは最初の現代文に充てる時間を5分程度多く見積もることです。
つまり、現代文2問を25分、古典・漢文を15分にするということです。
古典と漢文は文章量も少なく、比較的素早く解けるので、15分でも大丈夫だと思います。
➁数学の時間戦略
数学はⅠ・AとⅡ・Bがありますが、どちらにせよ解くうえで気を付けてほしいのは、「少しでも手が止まったら、次の問題に移る」ということです。
別の言い方をすれば、「見た瞬間に解けるような問題を最初に解ききってしまう」ということです。
共通テストの数学では、基礎的な問題以外に、難しい応用問題が出てきます。
そして、さらに厄介なのが、応用問題は最後にまとめて出題されるのではなく、各大問の最後に小分けに出されるという点です。
そのため、前から順番に解いてしまうと、応用問題で時間を取られ、他の簡単な問題を解くことが出来なかったということになりがちです。
だからこそ、私としては、最初に簡単な問題を解ききる→次に中程度の難易度の問題を解ききる→最後に難しい問題にチャレンジする、というやり方をオススメします。
こうすることで、心に余裕が生まれ、数学に関して安定して点数を取れるようになりますよ。
③英語の時間戦略
英語は、今までのセンター試験と比べて、問題傾向が特に大きく変化した科目です。
というのも、ひたすら英文を読み続ける忍耐力が求められるからです。
そのため、英語は他の科目と比べて制限時間ギリギリに解き終わりやすい科目です。
また、英文の読解力は人それぞれなので、どの大問に何分かけたら良いかなども人それぞれです。
だからこそ、共通テスト本番までに過去問演習をたくさんやって自分に合ったペースをつかむことが大切です。
私から一つアドバイスできるのは、文章中に分からない単語や文法があってもあまり気にせずにとにかく読み進めることです。
文章のすべてを理解できなくても、解けるようになっているので大丈夫です!
まとめ
今回は共通テストの時間戦略をお伝えしました!
共通テストは時間との勝負です!
自分に合ったペースを見つけるためにも、過去問や予想問題による演習をたくさんしておくことをオススメします。
共通テストの勉強頑張ってください。応援しています。
<この記事を書いた人>
東京工業大学 ままる
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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