こんにちは！京都大学法学部の先輩チューター、べるです！

皆さん、本格的に冬になって来ましたがお元気ですか？

さて、共通テストまで1ヶ月余りとなり、

「うまく二次試験勉強とのバランスが取れない...。」

「二次試験の勉強だけで終わってしまった！」

などと、二次試験の勉強と共通テストの勉強とのバランスに悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

今回は、私が受験生のこの時期に、勉強のバランスを取るために工夫していたことをお伝えしたいと思います！

苦手や配点から考える

共通テストの配点が高く、苦手な科目があれば、そちらから対策するのがおすすめです。

共通テストまで約一ヶ月ですね。

二次試験の勉強もありますが、共通テストで目標を達成して気持ちよく二次試験を迎えるためにも、共通テスト中心の勉強に徐々にシフトしていくのがおすすめです。

ご参考までに、私はこのぐらいの時期には、

共通テスト二週間前まで→共テ:二次が6:4

二週間切ったら→8:2くらいの割合で勉強していました。

二次試験の記述問題は、解かない期間が長いと感覚が鈍ってしまうので、大問一つだけ...など少しでも良いので解いておくのがおすすめです。

苦手で、かつ配点が高い科目を最優先に対策し、本番に自分が取られる点数を最大限に伸ばしていきましょう！

科目を絞る

この教科も、あの単元も...と様々な科目・単元に手を出してしまうと、全てが中途半端になってしまうし、焦ってしまって頭に入らなかったので、勉強に取り組む際には科目を絞るようにしていました。

例えば、今くらいの時期に一日勉強する日であれば、ご参考までに勉強内容を大まかに書くと、

○9時〜12時→共通テストの数学2を一回分時間通りに解いて答え合わせ・解き直しなど

○13〜15時→共通テストの世界史を2回分解いて答え合わせ・復習

○15時〜18時→二次試験の数学の過去問を解いて答え合わせ

○19時〜21時→答え合わせをした二次試験の数学の過去問について、解き直しや苦手な分野の復習など

○22時〜0時→二次試験の英語の過去問の長文の大問にだけ取り組み、答え合わせ・見直し

○その後は英単語などを確認し、就寝

という感じでした。

私は夜の方が集中力が働きやすかったので、午後以降に頭を使う二次試験の勉強を持ってきていました。

特に二次試験の勉強は、復習などを含めると過去問一年分に4時間くらいはかかり、さらに必要な知識の確認も含めるととても時間がかかっていたので、一日に一教科〜二教科に絞っていました。

過去問は難しいですよね...。解くのにも、復習にも、知識の確認にも時間がかかります。

過去問の数をこなすのも大切だとは思いますが、しっかり復習して、知識をさらに固めていくことで、一つの問題から学べることが多くなるはずです。

焦らず、一つの問題から多くの知識や考え方を身につけるためにも、ゆとりを持った計画を立てるのがおすすめです。

予備日を作ろう

今の時期の勉強は時間がかかってしまうものですよね...！

ですので、「今日はここまで終わっているつもりだったのに！」という日も多いのではないでしょうか。

復習や解き直しの時間をしっかり取るためにも、一週間の中で一日、二日ほどの予備日を取るのがおすすめです。

例えば、上にあげた一日の勉強スケジュールの中で、最後の英語の見直しが十分にできなかったな...という場合は、予備日に見直し・解き直しを行なっていました。

予備日があれば、「予備日がある！」と余裕を持って過去問演習や復習ができます。焦ってしまい精神的に追い詰められないためにも、予備日を設けるのはおすすめです！

最後に

少しでも勉強時間の配分の参考になれば幸いです。

なかなか思うように点数が上がらない、知識が身についていないような気がする...など、それぞれ悩んでいらっしゃることもあるかと思います。

不安かもしれませんが、目の前のことにコツコツ取り組み、大きな花を咲かせてくださいね！

応援しています！

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
※画面上部の「志望大」から先輩達の他の記事も見られます。