高3生のみなさん、こんにちは!
九州大学理学部の先輩チューター せり です。
この時期は併願大の入試や模試、共通テスト対策に追われて、てんやわんやになっている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
私も同じように、この時期に初めての併願大の入試があって、ドキドキしながら勉強していた記憶があります。
どの入試方法が一番向いているか、結局何をすればいいのかの正解が分からないまま本番に臨まなければいけないことがとても不安ですよね。
今回は、私がやってよかった2つの受験戦略についてお伝えしていきます!
個人差はあると思いますが、少しでも参考になればうれしいです。
共通テスト利用型入試を活用する
「私立の大学・学部をたくさん受験する」という方におすすめなのが、共通テストのみで合否が出る入試方式です。
定員はそれほど多いというわけではないので、合格する可能性が高い学校の入試に向いています。
その利点はなんといっても、個別に対策をしなくていいこと、わざわざ時間を作って受験しにいかなくてもいいこと、交通費や宿泊費がかからないことです!
「遠方の大学や試験会場に行かなければならない」となると交通費や宿泊費がかさみますし、なにより、移動手段の計画や個別試験対策に時間が取られてしまいます。
本命の二次試験が控えているなかで、併願の対策をして、移動して、試験受けてというのはとてもきついです。
私はかなりの公共交通機関音痴で、初の私立入試では地元三重から愛知の試験会場まで一人で行くのがとても不安でした。
しかもその入試の前後で模試があったりして、長距離移動による疲れがネックになる事態も多々ありました。
しかし、そのあとの東京の私立大学は共通テスト利用型入試で受験したおかげで、コロナ真っ只中の東京に行かなくて済みましたし、本命の二次試験向けて集中して勉強できました。
もし、皆さんの受けたい大学にも共通テスト利用型があれば、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
本命の二次試験にはやっぱり「合格への100題」!
二次試験対策として、私が一番おすすめするのは、進研ゼミの「合格への100題」です!
すでに取り組まれている方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、その利点はなんといっても、志望大レベルの良問を目一杯演習できること!
私が特に注意していたのは、解説の「この1題から応用力UP!」と「こう考えてもOK」の部分です!
ここを意識して読むことで、さらに他の問題にも応用が効くようになり、ぱっと見では分からない問題でも、解法の糸口を見つけるきっかけになります!
二次試験は部分点を取れるかどうかがカギとなってくるので、解法の糸口だけでも見つけることが大きな一歩になります。
今まで、問題を解くだけで精一杯だったという方も、じっくりと読んでみることで困ったときの切り札が増えるはずです!
問題が難しくてなかなか手が付けられないという方はオンラインライブで解説もしているので、時間がある時に見てみてはどうでしょうか。
まとめ
今回の記事では、
勉強の時間を確保するための「共通テスト利用型入試」
応用力を鍛える合格への100題の使い方
を紹介しました!
そろそろ寒くなってきて、受験忙殺シーズンがやってきますが、この記事が少しでも効率よく勉強するための手助けになれば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
<この記事を書いた人>
九州大 せり
※この記事は記事公開日時点の情報を基にしています。
※画面上部の「志望大」から先輩達の他の記事も見られます。
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