みなさん、こんにちは!
名古屋大学文学部、先輩チューターのこあらです!
もう11月ですね。この時期になると模試も増えてきて、その手応えをもとにさらに勉強に熱が入る時期ではないでしょうか。
勉強といっても、受験が近づくにつれ何をすればいいかわからなくなってくることはありませんか?
そこで今回は、何をすればいいのか、特に【本命大と併願大の勉強比率】についてお話しようと思います。
最適解は【100:10】!?
勉強比率から考えるのではなく、最優先すべきは本命大対策なので、まず本命大にどのくらいの時間と労力を割きたいかを考え、残った時間で併願大の対策をするという順番になります。
とはいっても、できるだけ多く本命大の対策をしたいのは誰でもそうです。
そこで、ここで考えるべきは、【何を意識して本命大対策をしているか】です。
例えば英語だと、基本的な文法事項を勉強しているのか、それとも本命大の過去問にある特徴的な問題を解いているのかで意識していることは異なってくると思います。
今回の例のうち前者は、広い視点を持てば併願大対策であるということもできます。
つまり、本命大:併願大の勉強比率の合計は、100にならないのです。
本命大に100の勉強時間を割いていても、方法によっては併願大に10、20の勉強時間を充てていることになる場合があります。
とはいっても、本命大と併願大対策を兼ねられる勉強をどれくらいできるかというのは、個々人の実力や大学の問題傾向によります。
また、兼ねられない勉強、過去問演習などは本命大、併願大ともに行う必要があります。
しかし、そのような時間でも、頭を働かせることで部分的に兼ねることができます。というお話を次項目でしますね。
兼ねられる部分を増やそう!
過去問演習などは兼ねられないという話ですが、本当にそうでしょうか。
過去問研究などをしていると、その大学のなんとなくの傾向がつかめてくると思います。
そこで、併願大の過去問を解きながら、解きながらでなくても見直し中など、同じ問題文から本命大ならどのような問題を出してくるのかを考えてみてください。
何が起こるかわからないのが入試なので、万に1つ同じような問題が出るかもしれません。
そうでなくとも、本命大の過去問演習以外の時間に本命大の過去問について考えるということに意味があります。
本命大のことについてさらに詳しく考えることで、本命大の問題をスムーズに解くことができます。
多くの人にとって、併願大は本命大よりも偏差値、難易度という視点では低いところでしょう。
その分、入試問題も易しく感じることもあるかもしれません。
そこで少し問題を解く以上のことで頭を働かせることで時間を有効に活用することができます。
また、色々な大学の過去問を解くこともおすすめです。
実際の入試問題を解くという勉強にも意味がありますし、これも同じように本命大、併願大ならどのように解くかを考えることでさらに意味のある勉強にすることができます。
まとめ
最後のほうは少し話がそれてしまいましたが、伝えたいことをまとめると【どちらかではなく常にどちらもを意識した勉強をしよう】【問題を解きながら受験する大学での出題方法を考えるというひと手間をかけよう】ということです。
どのように勉強をするかというのは、誰もが悩むところです。この記事が、少しでも約に立てば幸いです。
また、わからないことがあれば、「先輩ダイレクト」でも質問をお待ちしています!
記事を読んでいただき、有難うございます。
では、またお会いしましょう。
<この記事を書いた人>
名古屋大 こあら
※記事公開日時点の情報を基にしています。
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