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【東工大】実際、何すればいいの?「本命大・併願大」それぞれの対策と、残り3ヶ月の使い方!

  • 志望大
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この記事を書いた人

東京工業大学 環境・社会理工学院  すい

【東工大】実際、何すればいいの?「本命大・併願大」それぞれの対策と、残り3ヶ月の使い方!.png

皆さん、こんにちは!肌寒い季節になってきましたね。

国公立前期の個別試験まで残り3ヶ月、そろそろ「受験校に特化した勉強」も始めたい時期ですよね。

「そうはいっても、具体的に何すればいいの?」

「併願校はどれくらいやればいいの?」

といったお悩みを抱えているそこのアナタ。

今回は、「本命大・併願大それぞれに向けての、これからのおススメの勉強戦略」について、私の経験談をもとにお伝えします!

この記事を参考に、本番までの勉強に追い込みをかけてくれれば嬉しいです!

今は本命大の対策に集中!

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最初に本命校と併願校の対策のバランスについて。

滑り止めをどこまで重要視するかにもよりますが、共通テスト前の今は、併願校は気にせず、本命校の対策に集中して良いと思います!

よりレベルの高い本命校に向けた勉強を積み重ねることで、併願校の入試を突破する実力も自然とついていきます。

何より、併願校に時間を割きすぎて、第一志望に向けた勉強が十分できなければ本末転倒ですからね。

(共通テストの比重が大きい大学の場合、特に12月頃からは、共通テスト対策にも力を入れるようにしましょう。)

具体的な取り組みとしては、失敗を恐れず、どんどん過去問を解いていくのがオススメです!

問題の傾向や出題形式に頭を慣れさせるために、これまで解いたものも合わせて、本番までに最低5年分は取り組んでおくと良いと思います。

ですが私の場合、本番までにちょうど5年分の過去問に取り組みましたが、手ごたえを感じられた年は1年もありませんでした...。

今思うと、もう少し多めに過去問に取り組んで、本命に特化した対策をしておけば良かったかもしれません。

5年で満足せず、時間があればより多くの年の過去問に取り組めると良いと思います!

部分点はどうやって決める?

ときどき受験生のお悩みとして、「過去問を自己採点する時、部分点ってどうつければ良いの?」というものを耳にします。

これは難しい問題ですよね...。

私の場合、自分の解答が模範解答の何割くらいまで合っているのかを見て、その問題の満点に割合を掛けたものを、仮の部分点として出していました。

しかし、「過去問の点数を見て出願先を決める」みたいなことが無ければ、自己採点の精度にこだわる必要はないと思います。

過去問は「自分の実力を測る道具」というより、「自己成長のための道具」だと思って、自分がつまずいたポイントをきちんと理解して、次以降の問題に活かせるようにすることが一番大切です!

併願大:最低限の対策を!

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一方で併願校の対策は、最小限に抑えることが望ましいと思います。

私の場合、過去問を解き始めたのは共通テスト後からで、各校につき「1~2年分」取り組んで、出題傾向などを確認していました。

「クセの強い問題」には要注意!

併願大の問題を解くときに特に見ておきたいのが、他の大学ではなかなか見ないような「クセのつよ~い」問題。

よくある定番の問題であれば、本命大の対策の延長で解けてしまうものですが、奇をてらった問題には、慣れておかないと足元をすくわれてしまうかも。

例えば私が受けた併願校の中には、英語の問題で、数字の羅列と数字をアルファベットに変換する変換表が与えられ、変換表をもとに数字の羅列が何の英単語を表しているか推測する、という特殊なものがありました。

本番で「なんじゃこの問題は」と愕然としてしまわないように、その大学独特の「クセの強い」問題は、他の問題よりちょっと多めに対策しておくと良いかもしれません...!

「時間」に意識を向けよう!

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これは本命・併願に共通することですが、過去問を解く時は「時間」に特に意識を向けることが必要です!

というのも、本番の試験は長時間にわたる場合が多いので、長い間思考を働かせ続ける必要があります。

例えば東京工業大学の場合、短い教科でも90分、一番長い数学は180分もありました。

長時間問題に向き合い続ける訓練をしておかないと、本番で思考の体力切れになってしまうかも...?

こまめに取っていた休憩を撤廃

私の場合、普段は30分に1回など、勉強中にこまめに休憩を挟む勉強スタイルを取っていました。

ですが、1教科につき2~3時間ある試験本番に備えるため、個別試験の直前期(共通テスト後)はあえてその休憩を撤廃して、「長時間続けて勉強する」というのを何回か行いました。

私と同じように普段こまめに休憩を取っている人は、訓練のために、長い時間問題に向き合い続ける勉強スタイルを取り入れてみると良いかもしれません。

それから過去問に取り組む時も、なるべく本番と同じように、時間を計って取り組みましょう!

各大問に何分かけるかといった時間配分も、大ざっぱでも良いので考えておくことが大事です。

まとめ

今回は、「本命大・併願大それぞれに向けてのおススメの勉強戦略」をお伝えしました。

以下が今回の内容になります。

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本命大はじっくり、併願大は効率重視の対策を心がけましょう。

皆さんのこれからの頑張りを、私も陰ながら応援しています!

【東工大】「部活」も「D判定」も乗り越える!私のリアルな「9月から受験本番までの学習戦略」

<この記事を書いた人>
東京工業大・すい

12ヶ月で11月が一番好き

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

 

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