みなさんこんにちは!
東京理科大学経営学部の先輩チューター、かえるです!
共通テストまで2か月、私立・国公立入試まで残り3か月となってきました。
高3の全ての範囲の学習が終わり、過去問演習が本格化してきた時期だと思いますが、何をどれくらいやるべきか、悩んでいる人も多いかと思います。
ですので、今回は今やるべきことを3STEPで紹介していきたいと思います!
...と偉そうなことを言いましたが、私が受験生だった頃のこの時期の勉強法は正直当てになりません。
以前、【東京理大】【一般受験】「二次」「共テ利用」「併用型」...?あなたにピッタリの『受験方式』とはという記事で少し触れたのですが、絶対に浪人したくなかったので、志望大(国立)を1校、挑戦校レベルにあたる私立大を3校、滑り止めを2校、保険として文系の学部を2校、共通テスト利用を活用しながらたくさん出願しました。
というのも、私は共通テストに全振りしていて、私立・国公立の二次試験の勉強が疎かになっていたためです。
結果として共通テストに救われて、今現在第二志望の東京理科大学で充実した生活を送れているのであまり後悔はないですが、国公立の試験が終わったときには、本当に第一志望のところに行きたいのであればもっと対策をしておけば良かった、とすごく後悔をしました。
「この時期の勉強法が違っていたら、合格できたかもしれない」
今でもそう思うことがたまにあります。
みなさんには私と同じような失敗・後悔をしてほしくないんです。
失敗を経験しているからこそ伝えられる、今やるべき勉強法がある。
そう思ってこの記事を書くので、ぜひこれから3~4か月間のの勉強に役立てていってもらえればと思います。
やるべきことを『見える化』する
まずやるべきことはやるべきことを『見える化』するということです。
具体的には、
①共通テストと出願する大学の受験科目を書き出す
②取り組む教材を書き出す
③何をいつどれくらいやるかを決める
の順番に取り組んでみましょう。
「百聞は一見に如かず」というので、実際に私がこんな感じで書き出すといいんじゃないかな?というのを作ってみました!
①の共通テストと出願する大学の受験科目を書き出す、というのは、志望校を決める上で既にまとめたり把握している場合は飛ばしてしまっても大丈夫です!
②取り組む教材を書き出すことで、自分がやるべき教材が把握できるので、③の計画が立てやすくなります。
私立大でも国公立大でも、第一志望の過去問は最低でも3年分、それ以外の挑戦校・実力相応校は2年分、滑り止めの大学は1年分は解くようにしましょう。
また、共通テストの過去問・予想問題等は3回分以上解いておくと良いと思います。
ただ、国語や英語のリーディングなどは、個別試験対策でも代わりが効くので、そちらに力を入れたい場合は3回くらいで十分かもしれません。
しかし、それ以外の科目は、共通テスト独自の出題形式になっていることが多いので、慣れる意味でも3回は解いておいた方が良いのではないかと思いました。
これはあくまで最低ラインですので、問題形式や出題傾向を分析する・解く順序や時間配分などの戦略を考える・苦手の対策などのためにもできるだけ多く取り組むことをお勧めします。
③何をいつどれくらいやるかを決める、の見本として、11・12月の大体の計画を立ててみました。
こんな感じで11月の残り、12月、冬休み、1月の共通テスト前、私立の個別試験前、これに加えて国公立受験をする方は、国立の個別試験前まで分けてやることを考えると考えやすいと思います。
おおよそのやることが割り振れたら、スケジュール帳等を使って具体的に何日に何をやるのかという計画を立てていきます。
ここでポイントなのは、具体的に立てるのは直近1か月程度までにしておくこと!
なぜなら、大抵の場合予定通りにいかず計画倒れしてしまうからです。
「思ったよりこの科目は時間かかるな...」「この日は模試があって予定通り進められなかったな...」ということが起きかねないので、そこをうまく調整できるように予備日を設けておくのもおすすめです。
その日の気分で取り組むものを決めるのではなく、入試までに終わらせることを決めて逆算して計画を立てることで、「もっとこうしておけばよかった」という後悔も減らせるはずです。
やったことも『見える化』する
ここまではこれからやることを『見える化』してきましたが、ここからは、実際に取り組んだ勉強についても『見える化』していきます。
これをすることで、自分がどこまで取り組んだのかがすぐに分かるようになり、勉強へのモチベーション・達成感に繋がります!
具体的にやることとしては、取り組んだ問題番号や過去問の年度をまとめた表を作ってチェックを入れるようにしたり、それを作るのがめんどくさい!という人は、①で立てた計画で、取り組んだものから斜線を入れていく、などでも良いと思います!
また、点数や何問中何問合っていたかを『7/10』などで表したり、理解度について『◎/〇/△/×』で残しておくのも良いと思います。
問題集を取り組んだ場合には『□212 △』など、どの問題が、というところまで具体的に残しておくようにしましょう。
ここで大切なのは、確認しやすいように1か所にまとめるということです。
問題集の間違えた問題番号に印をつけるのも良いですが、それでは各ページを見る必要があり、一目で確認することができません。
表にまとめたり、スケジュール帳等に直接チェックしていくことで、全科目について一目で確認できるという点ですごく分かりやすいんです。
また、毎日それを続けていくことで「頑張っているな」という達成感を得られ、勉強を頑張るモチベーションにも繋げられるんじゃないかと思います...!
分からない問題をなくす
そして、最後に紹介したいのが、分からない問題をなくすことです。
先ほどの「やったことも『見える化』する」のところで理解度まで記入しましたよね?
それはここで優先して取り組むべき問題を絞るためです。
過去問演習をしていると、「この単元は苦手だな...」「こういう出題のされ方をされるとあまり点数が取れていない...」など、自己分析をしていて気付くことがあるはずです。
そういったときの類題演習として合格への100題や問題集に取り組むことになると思いますが、解ける問題まで解いてもしょうがないです。以前解けていない問題や苦手な問題などに絞って対策していきましょう。
残りの時間は限られているので、いかに効率よく分からない問題をなくしていけるかを考えて取り組んでいきましょう!
まとめ
ここまで、残り2・3か月の勉強法として3点紹介してきました。
やるべきことを『見える化』する
⇒①共通テストと出願する大学の受験科目を書き出す
②取り組む教材を書き出す
・第一志望の過去問は最低でも3年分、それ以外の挑戦校・実力相応校は2年分、滑り止めの大学は1年分は解く
・過去問は問題形式や出題傾向を分析する・解く順序や時間配分などの戦略を考える・苦手の対策に役立てる
③何をいつどれくらいやるかを決める
・具体的に立てるのは直近1か月程度までにする
・予備日を設ける
やったことも『見える化』する
・確認しやすいように1か所にまとめる
分からない問題をなくす
・以前解けていない問題や苦手な問題などに絞って対策
今が精神的にもつらい時期だとは思いますが、あともうひと踏ん張りです!
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<この記事を書いた人>
東京理科大学経営学部 かえる
大学生の試験は1月下旬にあります。ちょうどみなさんの共通テストと私立大入試の間の時期ですね。
大学生も試験勉強頑張っているんだな、と思って受験勉強の励みにしてくれると嬉しいです。笑
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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