新「ミライ科」OPEN!

【医学科】医学部受験生必見!効果的な医学部過去問勉強法

  • 志望大
ふゆはる_顔.jpg

この記事を書いた人

香川大学 医学部  ふゆはる

医学部過去問 アイキャッチ.jpg

こんにちは!

香川大学医学部先輩チューターのふゆはるです!

もう11月ということで、共通テストまでもあと2ヶ月、個別試験までも4ヶ月を切ってきたところですね。

寒くなって体調管理も大変、成績もなかなか上がらなくて不安もいっぱい、そんな人も多いんじゃないかな、と思います。

僕もこの時期は、本当にこのまま勉強していても報われないんじゃないかな、とかずっと思っていました。

今となってはいい思い出です。

今回のテーマは、ズバリ、過去問の使い方

当日の合格点をとり、今の苦しみを良い思い出に昇華させるためにも、過去問は必須でしょう!

特に今回は、国公立医学部合格がギリギリの学生には必見の内容になっておりますので、ぜひご覧ください!

国公立医学部の過去問事情

国公立医学部の過去問使用法の前に、理解しておかなければならない内容があります。

それは、多くの国公立医学部受験生は、他の受験生より受験校が決まるのがかなり遅くなりやすいという事です。

例えば、東京大や京都大を受験したいと思う学生は、ランクを落とすとすると、東工大や大阪大を受験するなど受験校が大体決まっている事が多く、ある程度受験するであるだろう大学も決まってくるし、そもそも足切りにならなければそのまま出願する事が多いです。

一方、国公立大学を受験する人は、よほど成績が良くない限り、全国47都道府県を全て選択肢にした上で、自分の共通テストとの点数と、ベネッセや河合塾がするような共通テストリサーチを見た上で、自分の合格するチャンスのある大学を自分の希望にも合わせながら決めていく、というふうにする事が多いです。

そのため、人にもよりますが、1月末くらいまで受験校を決められないというケースも多々あります。

実際僕も出願ギリギリまで受験校を悩んでいました。

だからこそ、過去問に頼らない、圧倒的な実力を持っておきたいというのが前提にあります。

そのため、日頃の問題集やゼミ教材、模試でどれだけ確実に素早く、解く事ができるかに注力する勉強をしていきましょう。

過去問を使うべき時期

次に過去問を使う時期です。

これは、共通テストと二次試験の両方を紹介します。

共通テストの勉強はまだの人はもうそろそろ始めましょう。

特に英・数・理は落とす事ができないので、12月末くらいまでに過去問や予想問題集、実戦問題集を計10~15回分程度は解いておきましょう。

その後は、解き直しや間違い直し、知識の詰め直しを中心に勉強を進めていくと良いと思います。

国・社に関しては、二次試験では使わない事が多いと思いますが、ここで得点を稼いでいくと二次試験に楽に望めます。

だからこそ、ここは手を抜かずに勉強を進めましょう。

模試の間違い直しを中心に、過去問や実戦問題集を解き進めていくのは理系科目と同じです!

僕は、国語・社会ともに過去問25年分程度はしました。社会に関しては実戦問題集も2冊分程度はしています。

この文系科目で8割を確実に取れるくらいの力をつけましょう。

次に、二次試験の過去問演習です。

これは、今から12月中旬までは、自分が受験したいと思っている大学を中心に、可能性の高そうな大学を2・3校ピックアップして、2・3年分を演習しておきましょう。

共通テストの演習の方が重要な時期ですが、二次試験型の勘も持っておきたいです。

特に英・数に関しては、二次試験型の演習をしておかないと共通テストとは全く異なるので要注意です!

過去問の演習方法

基本的には、大学の指定している時間通りにノーヒントで解いてみるのが一番です。

その次に、時間が終わってもわからない、解けていない所はもう少し延長戦をしてみましょう。

その後は、解説を読み、問題集から類題を探し、改めて問題集を演習していきます。

ただ、初めて解く大学の過去問であれば、時間も無視して、一旦ゆっくり解き進めてみる、というのも良いと思います。

傾向が近年大幅に変わっている大学でなければ、2年分程度で、聞かれ方などは把握できることも多いので、普段の問題演習の時に、もしこの大学ならどんな聞き方するかな、など想像しながら解けるといいと思います。

また、過去問演習で間違えた問題は、間違い直しノートを作るのがおすすめです。

成績が早く上がる方法は、解けない問題が解ける様になることです。

解けなかった問題の類題を探し、解き直し、問題と類題をノートにまとめて何度も見返す。

これが一番手っ取り早く演習できます。

自分でアレンジしたり工夫しながら間違い直しを進めていきましょう!

特に共通テストの間違い直しノートは、本番まですごく貴重ですし、二次試験の勉強の時にも基礎を振り返るのによく使える事があるので、是非作ってみてください!

結局は共通テストの点数次第で受験校は大きく変わってしまう事があるので、過去問研究に時間を注ぐというよりは、二次試験の問題を体験してみて、難しさだったり重要なところを再確認してみることだったりが重要です。

目的意識を持ち、正しいベクトルの努力をするための道具として使いましょう。

まとめ

個人的に一番わかって欲しいのは、一番最初の国公立医学部の過去問事情、です。

ここはしっかり理解しておいて欲しいなと思います。

入試までの残り時間も短くなってきた11月。

コツをつかんで効率的に実戦力を伸ばしたい教科は、『合格への100題』オンラインライブ授業がおすすめです。

昨年志望大に合格した先輩からも「問題の見方が変わった」「疑問が解決して問題が解けるようになった」などの声がたくさん寄せられたプロ講師授業には、問題を解くためのコツが満載!

ライブならチャットで質問することもできるので、今週末のライブ授業に参加して、実戦力を伸ばしましょう。

授業で扱う問題・授業の時間割はこちらでチェック!

視聴はコチラから

※受講科目・プランに応じて参加いただけます。
※見逃した人も、録画を「アーカイブ(過去の授業一覧)」から見ることができます。

<この記事を書いた人>
香川大 ふゆはる

前期受験の香川大学の過去問は数学以外は共通テスト後に3ヶ月分だけときました。

※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
※画面上部の「志望大」から先輩達の他の記事も見られます。

 

記事にコメントする

【コメント送信前に必ずお読みください】

このコメント欄では、質問や相談はできません。

  • ※学習・進路の質問は、「高校生サクセスナビ」の画面一番下の「疑問解消」のタブからお願いします。

コメントを送信

ハンドルネーム(入力なしでもOK)

今月のオススメ記事

気になることから探す

悩みにあったアドバイスをもらおう先輩大学生を探す