大学を選ぶとき、学部・学科以外で何を重視すればいいのか、悩んだ経験はありませんか?
大学は授業やゼミ以外にも、成長のチャンスに満ちた場所。
とくに規模の大きい総合大学には多様なプログラムがあり、将来、社会で活きる力を養うことができます。
それについて早稲田大学の先輩の体験談を聞いてみましょう。
学部情報だけではわからない、大学の新たな魅力が見えてくるのでは?
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地元への思いを胸に新思考入試にチャレンジ!
多様なメンバー、地域との出会いが世界を広げてくれた
廣本 雄大
文学部 文学科 3年
(広島県私立 広島学院高等学校出身)
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新思考入試(地域連携型)
グローバルな視野と高い志を持って、社会的・文化的・学術的に地域へ貢献する意識を持った学生を求めます。
すべての都道府県からの受け入れを目標とし、入学後は所属学部の学びに加え「地域への貢献」をテーマとした全学共通の活動を行うことで、当入試出願に至った志を入学後の学びにつなげる「高大接続」型の入試制度です。
■新思考入試にチャレンジしたきっかけを教えてください。
広島で生まれ育った私は、幼い頃から平和について学ぶ機会が多く、高校時代は演劇部で戦争や原爆をテーマにした劇に取り組むほか、人権に関するシンポジウムやNPO法人のイベントなどに参加していました。
そんな中、一連の活動を通して得た気づきや経験を伝えたい、教師になって地元に貢献したいという思いが強くなり、「地域に貢献する学生を育てる」という新思考入試にチャレンジ。
早稲田大学は演劇が盛んなところも魅力でした。
■「地域貢献」に関する学びはどんなものがありますか?
印象深いのは、新思考入試の入学者で取り組んだ「地域連携演習」です。
まず基礎演習で、それぞれの地元の課題や解決策を共有。
eスポーツを地元に広める、地元素材で新商品を作るなどさまざまな意見が飛び交う中、私は戦争体験を語り継ぐことの重要性について話をしました。
次の実践演習では、茨城県八千代町と新潟県燕市が抱える課題に対してチームで調査・分析を行い、解決策を提案。
オンラインではありましたが地元の方々の前で発表する機会もあり、プレゼンテーションスキルの向上にも役立ちました。
■その学びを通して変化・成長した点を教えてください。
学部の専門科目にはない分野を学んで、知識も世界も広がりました。
考え方の異なるメンバーと話し合うことで思わぬアイデアが生まれたり、自分の未熟な部分を知ることができたりと、チーム活動の素晴らしさを学べたのもよかった点です。
広島から東京に来て3年。キャンパスでの多様な出会いや、東京でしかできない経験を経て思うのは、もっともっと成長したいということ。
そのために、卒業後は東京の企業に就職して社会人経験を積んでから、広島に戻って地元を支える仕事をしたいと考えています。
伝えることの難しさと責任を、身をもって体験。
新聞社と連携したプロフェッショナルズ・ワークショップ
林 涼香
商学部 3年
(神奈川県私立 山手学院高等学校出身)
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プロフェッショナルズ・ワークショップ
企業が実際に抱える問題について、様々な学部・学年の学生たちがチームを組んで課題解決に取り組みます。
企業側の指導、監修のもと、課題抽出・分析・フィールドワーク・グループワークを通じて課題解決の具体的提案まで導き出し、最終報告では経営トップに対し提案を行います。
通常の就業体験インターンシップとは異なる、企業・学生の双方にメリットを生み出す社会連携教育プログラムです。
■プロフェッショナルズ・ワークショップに参加したきっかけを教えてください。
日本全国、世界各国から学生が集まる多様性に富んだ環境に惹かれ、入学した早稲田大学。
ここで学んだ知識を知識のまま終わらせるのではなく、その先の、知識を実践するところまで経験したい。
そう考えていた私にとって、"企業と学生が協働でプロジェクトを遂行する"というプロフェッショナルズ・ワークショップは、ぜひとも挑戦したい活動でした。
そこで、3年次に読売新聞社のワークショップに参加。
「身近なニュースをとらえ、取材し、記事を書く」というテーマに約2カ月間取り組みました。
■具体的にどんな活動をしたのでしょうか?
参加した15人の学生がグループワークを通して、何をニュースに取り上げるのかを話し合うところから始めました。
自分にとって興味深い事柄でも、読者が知りたいことでなければニュースになりえませんし、すでに話題になっていたら意味がありません。
さまざまな角度から吟味し、地震が頻発していることや、大学の防災への取り組みについて意外と知らない人が多いことなどから、私たちは3名で取材班を組んで「早大生の防災への取り組み」に決定。取材先を検討・調整し、取材を進め、記事を作成しました。
■その学びを通して変化・成長した点を教えてください。
「文章をもっと端的に!」「切り口を変えてみたら?」など、新聞社の方からアドバイスをいただいて試行錯誤する中、誰が読んでも伝わる文章を書こうと意識するようになりました。
また、取材先に事実確認をお願いし、自分でも何度も記事を校正するという作業を経験し、情報を伝える側の責任を痛感。
ようやく新聞として印刷されてきたときは達成感につつまれました。
情報収集や確認を怠らず、責任感と情熱をもって仕事に向き合う。
卒業後どんな分野に進んでも、私はそんなプロフェッショナルを目指します。
「産学連携」「地域活性化」「異文化交流」「ボランティア」など、大学には多くの課外活動プログラムがあります。
それに参加することで、バックグラウンドの異なるさまざまな人たちと出会い、視野を広げることができるのも大きな魅力です。
そこで培われた力は、社会に出て多様な人たちと一緒に仕事に取り組むときも必ず役に立つでしょう。
「自分が成長するための経験ができるかどうか」という視点も大切に、大学選びをしませんか。
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<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
協力:早稲田大学
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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