共通テストの試験日まで、あと1か月半を切りました。
もう、ラストスパートの準備に入っている人もいるのではないでしょうか。
一方で、「これから本番まで、どうやって勉強したらいいか迷っている」という人もいるかもしれませんね。
そんなキミが知っておくべきなのが、最新の入試動向!
「進研ゼミ高校講座」がさまざまなデータをもとに導き出した、2022年度の入試動向を、11/27(土)、28(日)に行われる、オンライン進路セミナーで8エリア別にお伝えします。
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ここではその一部を紹介しますので、要チェックですよ!
共通テスト導入にコロナ禍と、変化の大きかった2021年度入試
まず、2021年度入試の状況を簡単に振り返ってみましょう。
受験人口の減少
少子化により、18歳人口は減少していて、それに伴い受験人口も減少しています。
また、2021年度入試は新入試の初年度であり、移行措置がないことから、浪人のリスクを警戒し、浪人生も大きく減少しました。
共通テストの導入
センター試験から共通テストへと変わり、出題形式や英語のリーディング・リスニングの配点が大きく変更されました。
マーク式であることは変わらないものの、思考力を問う問題が出題され、より知識を使いこなす力が求められるように。
また、リーディングとリスニングの配点は1:1※になり、使える英語力の重視が垣間見えます。
※配点は大学によって異なります。
新型コロナウイルスの影響
2021年度入試時点ではコロナ禍の影響が大きく、個別試験を行わなかったり、高校での活動の制限を踏まえ、調査書を重視した評価をしなかったりと、選抜方法が変更された大学もありました。
2021年度入試は、新入試とコロナ禍のダブルの要因で、受験生に大きな影響があった年と言えるでしょう。
2022年度入試も2021年度入試の傾向は継続+私立大での共通テスト利用はさらに増加
では、2022年度の入試はどうなるのでしょうか。
「第1回ベネッセ ・駿台大学入学共通テスト模試」(2021年度9月実施。以下データ同)のデータから得られた情報とあわせて見ていきましょう。
受験人口はさらに減少。一方、難関国立大の志望者は増加
受験人口の減少傾向は変わりません。18歳人口は2021年度より約2万人減少する見込みです。
しかし、国公立大全体の志望者数は前年並みであり、2021年度入試に引き続き、難関国立大ほど、志望者数は増加するでしょう。
※難関国立10 大学は北海道大、東北大、東京大、東京工業大、一橋大、名古屋大、京都大、大阪大、神戸大、九州大。
※ブロック大は筑波大、千葉大、横浜国立大、新潟大、金沢大、岡山大、広島大、熊本大、東京都立大、大阪公立大。
※合計は中期日程および独自日程の志望者数を含む。
※大阪公立大の2020 年度の値は大阪市立大と大阪府立大を合算したもの。
国公立大の医学・薬学・歯学、私立大の薬学・総合科学・法学などの志望者が増加。語学・国際関係学などは減少傾向
2021年度入試でも見られた傾向ですが、医学など、コロナ禍を反映した医療関係の学問系統への志望者が増加傾向に。
また、理学や情報学なども人気があります。
一方、語学や国際関係学などの学問は減少するところが多い見込みです。
※第1回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試(2021年度9月実施)のデータより作成
※数値は前年度の志望者数を100としたときの対前年指数。
私立では共通テスト利用型入試、難関大では全学部方式が人気に
大学によって異なるものの、私立大全体では、一般選抜の志望者数は、対前年指数95、共通テストは108と、共通テスト利用型入試の志望者が増加する見込みです。
これは、新型コロナウイルスの感染リスクを避けるためだったり、2021年度の共通テストの平均点が想定より高かったりしたことが要因と考えられます。
また、難関大は志望者数が増加傾向にあり、全学部方式の人気が高いようです。
※第1回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試(2021年度9月実施)のデータより作成
※数値は前年度の志望者数を100としたときの対前年指数。
まとめ
2022年度入試の動向が、大まかにつかめたでしょうか。
ここで取り上げた内容は、オンライン進路セミナーで8エリア別にお届けする内容のごく一部です。
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進研ゼミ高校講座
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