これまでも神暗記術をお伝えしてきましたが(「①ストーリー暗記」「②メモリーツリー暗記」)、暗記って、孤独にただ覚えていかなきゃいけなくて、イヤですよね。そんな不人気な「暗記」ですが、
実は! 一人でただやる形でなく、大事なコトを覚えられる効果的な暗記術があるのでした。それがコチラ、
つまり、人に教えることで、自分の理解を深めながら覚えられるのです。人に何かを教えようとすると、その事柄の背景や理由など、流れや重要点をふまえて情報を整理することが必要になります。こうして筋道を立てた知識というのは、記憶に残りやすくなるのです。
では具体的に、先輩たちはどんな「ティーチング暗記」をしていたのか、その実体験をいくつか見てみましょう。
京都大薬学部 M・T先輩
友達に化学の質問をされて教えていたら(&説明できるほど理解できていなかった点は都度調べて納得するようにしていたら)テストで解答する時に、自信を持てるようになりました。
人に教えるには、教科書で見たままの言葉ではなく、自分の言葉で言い換えなくてはならないので、本質的な理解ができているかの確認になったんだと思います
..自分の言葉で伝えられるのはカッコよくもあります。
東京理科大理学部第一部 S・K先輩
友達に声に出して説明することで、順序立てて考えるため忘れにくいうえに、説明に詰まるような理解があいまいなところも確認できるのでよかったです。
また用語を関連づけてまとめて暗記でき、その意味を文章で表現して理解できるので、選択形式の問題はもちろん、論述形式の問題にも対応できて役に立ちました
..理想的すぎてもはやティーチャーです。
高知大人文社会科学部 A・I先輩
日本史で学習したことを、テスト前に自分で整理しながら、親に何度も説明していました。
覚えるものを目にすることで「視覚」が、&人に話すことで「聴覚」も刺激され、さらに自分で整理しながら話すので、すごくいい方法だと思いました。
何度も同じことを言っていたせいか、最終的には親の方が覚えていました(笑)
..最高の親孝行です。
と、先輩たちの声からも、ティーチング暗記は、知識の整理にも最適な暗記法のようでした。もし相手がいない一人の場合でも、
誰かに授業するように、声に出して説明しても頭に入りやすいので、(世間体を適宜気にしつつ)やってみるのもいいでしょう。
一方、もちろん「出る基礎」なんかも暗記には使えますので適宜ぜひ。ではまた次の神暗記術でお会いしましょう!
たこらいす
2021年11月21日 11:05
よっ!暗記ティーチャー!
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