世の中にはいろんな仕事がありますが、「編集者」という仕事に興味がある方もいるかもしれません。いわゆる教材も、この編集者なる謎の人種(大げさ)がつくっているわけですからね。
そこで今回は、すごく昔に人気雑誌『マイビジョン』にて連載していた「マイビジョ部」という人気投稿ページを例に、雑誌は一体どのようにつくられているのか、その担当編集者が紹介したいと思います。つまりは僕自身が。(自作ゆえに「人気~」を多めに付着。)
ちなみにこんなページ。おおまかな構成としては、マンガから始まって、毎月その月号なりの設定にて、みなさんからの投稿を紹介していくようなコーナーになっていました。ゼミ的にはかなり主流でない位置づけゆえ&僕もかなり特殊社員ゆえ、普遍性はあまりないですが、気にせず紹介させていただきます。
STEP1 「妄想」
まず最初に、誌面でどう展開していくか、おおまかな誌面の流れを考えます。
雑に描きすぎで、みなさん的にはよくわからないことでしょう。振り返ってみると、僕自身もよくわかりません。
STEP2 「ラフ」
続いては、先ほどの解読不能だったものを具現化するイメージで、誌面の設計図である「ラフ」ってものを描きます。ちなみに、
ラフを描くための「ラフ用紙」ってのもあります。業界っぽくていいですね。ちなみに、
こんな感じでね。僕は絵描きもやっているためやや描き込みすぎでして、実際の編集者のラフは、ここまで描き込まなくていいのでご安心ください。
STEP3 「素材集め」
そういえば投稿ページなので、この時はみなさんからの投稿がまとめられたエクセルから、採用する投稿を選ぶことに。
エクセルでデジタルな仕事を楽しそうにしてると見せかけて、実はみなさんの投稿を見てニヤニヤしていただけなのでした。
STEP4 「依頼」
そのラフと素材をもとに、文章はライターに、デザインはデザイナーに、絵はイラストレーターに、など各ジャンルのプロフェッショナルの方に依頼してつくってもらいます。
この際、誌面のイメージをみなさんに伝えることになるので、コミュ力は最低限あるといろいろ便利です。まぁなんとかなります。
STEP5 「もろもろ」
その後、チェックしたり、校正したり、フィードバックしたりして、よりよい誌面をめざして、もろもろブラッシュアップしていきます。もろもろすぎるので、ハショります。
STEP6 「完成」
で、
完成!!となるわけですね。途中みごとにハショリましたが、だいたいこんなプロセスにて、みなさんの力により、ひとつのコーナーが誕生するのでした!
...と、コレはやや特殊なケースでしたが、編集者という仕事が少しでもイメージできたら幸いでして、こんな編集者の思いやプロセスを経て誌面がつくられていたのかッ!!と、教材などの誌面を眺めてみるのもいいかもしれません。
もちろん雑誌のみならず、世の中の物事は何かしら人々の仕事によりつくられているので、そんな観点から、世の中は進路のキッカケだらけだったとはッ!!と、進路的悟りをひらくのもいいでしょう。ちなみに人気診断「学問・適性チェック」もいいキッカケになるかもなのでぜひ。ではまた。
<この記事を書いた人> もはや本業がわからない男 ヨシダ
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