最近の大学入試では、英検®や「GTEC」などの英語4技能検定試験を活用する大学が増えています。
大学が定める基準を満たしていると、入試で得点換算されて点数が保証されたり、当日の入試の点数に加点されたりと、とても有利になるのですが、皆さん知っていましたか?
例えば、千葉大学※では今年、9学部で検定試験の成績利用が導入されていました。
同様に関西大学※でも、7学部で検定試験を利用する方式が実施されました。
※上記2例は2021年度(令和3年度)入試についての、2021年2月15日時点の情報です。詳細は各大学ホームページをご確認ください。
2つの大学の今年の例を挙げましたが、国公立大・私立大を問わず検定試験が広く活用されており、その数は年々増えています。
皆さんが受験する来年の入試でも、その傾向は続くと見込まれています。
なので、今まで検定試験の利用は考えたことがなかったという人にも、ぜひ活かしてほしい大チャンスなのです!
志望大で検定試験が活用されるのかどうか、令和4年度の入試情報を調べたうえで、英検®や「GTEC」の受検を考えてみましょう!
「今すぐ」やっておくべきことは !?
「そんなメリットがあるなら、逆に検定を受けていないと不利...?」「でも検定の勉強とかしたことないし...」というキミも大丈夫!
検定試験を受けられるタイミングは複数回ありますし、初めての受検でも、高得点を取ることは可能です。
そのためには、英語の勉強をすることはもちろん大切なのですが、ここでは、勉強面とは少し違う観点で、まずやっておくべきことを2つ、お伝えしますね。
すること①:「英語力UPレポート」に登録する
検定試験の受検が決まったら、まず「英語力UPレポート」に登録を!
「CE中高アプリ」や「オンラインスピーキング」の取り組み状況を表やグラフで見ることができたり、検定試験に向けてこれから何をすべきか、キミ専用アドバイスがもらえたりします。
4月5日(月)にオープンするので、忘れずに登録しよう!
※詳細は『大学受験講座ガイド』P.18をご確認ください。
\検定に向けての個別アドバイス!/
すること②:タイピングの練習をする
英検®でも「GTEC」でも、パソコンで受検するCBT方式があります。
もしCBT方式で受検する場合は、タイピングの練習にも早いうちから取り組んでおきましょう!
慣れていないと、キーボードで英語を入力するのは時間がかかるので、本来の力を試験で出すことができなくなってしまいます。
例えば、"face"と入力したいときに、左手の人差し指で"f"を押し、次に小指で"a"を...、というブラインドタッチも当然、大事です。
が、意外とスルーされがちなのが、大文字やアポストロフィー( ' )・クエスチョンマークなどの記号の打ち方です。
速く、正確に、英語で文章を入力できるように、早くから準備しておきましょう。
まとめ
入試において大変有利になる、英語の検定試験。
検定試験を受けることが決まったら、まずは「英語力UPレポート」に登録して学習の方針を立てましょう。
そして、CBT方式で受検する場合は、タイピングの練習も忘れずに!
※英検®は公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。※このコンテンツは公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
※「GTEC」は株式会社ベネッセコーポレーションの登録商標です。※このコンテンツは、「GTEC」の公認または推奨を受けたものではありません。
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座編集室 たにっぺ
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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