永遠のテーマともいうべき、部活と勉強の両立。
テストも大会も近づいてきて、勉強しなきゃとはわかっているけれど、部活後に机に向かうなんて無理!眠い!...なんて感じている頃じゃないかな?
でも実はちょっと意識を変えるだけで、部活生だからこそ勉強も頑張れるようになれるんです。
今回は部活も勉強も両方頑張るために意識すべき3つのポイントについてアドバイスしていきます!
1.忙しいからこそスキマ時間をかき集める!
定番中の定番だけど、「知っている」と「できている」には大きな差が。
勉強する時間がないからといって、睡眠時間を削るなど無理をしては長続きしないもの。
でもスキマ時間を活用すれば、たとえ平日は1日たった15分だとしても、1か月で5時間、年間で60時間積み上げられる。
毎日コツコツ基礎を積み上げる大切さは、部活生ならよ~くわかっているはず!
また、制限時間がある方が集中力が高まったりやる気が出やすいといった効果もあるそう。
自転車通学などで暗記しにくい場合などは、帰宅したらやることを考えて決める、先生が今日授業で話していた内容で一番大事だと思うものベスト3は何か考えるなども、有効な時間の使い方だよ。
どんなに忙しくても5分、10分のスキマ時間もないという人はいないはず。
この機会に時間の使い方を見直して、どこにスキマ時間がありそうか探してみよう。
通学時間だけじゃなく、学校の休み時間や授業が始まるまでの数分、昼休み、部活が始まる前、朝食や夕食ができるまでの時間、お風呂の中、歯磨き中・・・いろんなところにスキマ時間は見つかるはず。
その時間にできそうなことは何か、やり方もセットで考えてみて。
先輩の体験談
・通学時間が長いので、小テストの勉強や暗記物は通学中にしている。(熊本県/カン先輩)
・登下校の電車の中では 英単語や進研ゼミのアプリの「出る基礎」を使って スキマ時間に予習・復習をしています。(群馬県/さと先輩)
・通学時間や休み時間に単語を見るのが効率良い。ずっと見ていなくてもいいけど、パラパラ見る程度でもやるべき!(滋賀県/みあ@バンドリーマー先輩)
・家についてから何をするか考えるんじゃなくて、バスの中で予定を立てるようにした。(神奈川県/みかんの缶詰先輩)
・夜は暗記、朝は数学を何問か解いてから登校。部活の後はヘトヘトなので、宿題は学校で終わらせるようにした。(大阪府/タイセー次郎左衛門先輩)
2.部活生は授業時間を最大活用するのが鉄則
授業時間を寝て過ごしても理解する時間に使っても、同じ50分。
後から自分で教科書や参考書を読むのと比べて、授業で人から解説してもらって耳と目で理解する方が、頭の中を整理しやすかったり、記憶に定着させやすかったりする利点も。
授業を有効活用するというのは、部活をしながら難関大に合格した先輩たちが毎年口を揃えるアドバイスだよ。
どれだけ部活で疲れていても授業中は寝ないことを心がけよう。
授業中に最大限理解できるように最低限の予習または復習をプラスできるとさらに効果的!
基礎は3回繰り返してやっと定着できると言われているので、授業を1回とカウントできるように集中して受けるようにしよう。
先輩の体験談
・授業中にわからないことはできる限りその場で解決しておくようにしていた。(神奈川県/Hina先輩)
・極力授業で習ったその日のうちに覚えることを意識していた。(熊本県/カン先輩)
・部活でかなり忙しいので、勉強内容は必要最低限。授業はしっかり受けたいので、毎日の予習を最優先で取り組むようにしていました。(茨城県/りばうす先輩)
3.毎日1分でもいいからとにかく机に向かう
勉強する場所、時間、やることなどをルール化し、毎日1分でも机に向かう習慣をつけよう。
その積み重ねで、1年後には大きな差になっているよ。
習慣化の秘訣は得意教科や好きなものからやり始めて、スタートダッシュの負担を減らすこと。
朝はまだ体が疲れていないから集中しやすい、帰ってきたら制服のまま30分勉強するのはリズムをつくりやすいなど、自分に合ったスタイルを見つけよう。
また、「10分あったらやること」を決めておくと、考えることなくぱっと始められるのでオススメ。
先輩の体験談
・どんなに疲れていても「速攻Q暗記」、1日1教科は触れる!と決めて取り組んだ。(大阪府/GupRam先輩)
・「チャレンジ」の古文の現代語訳を毎晩寝る前に見て、完璧になるまで読むようにした。(山梨県/syachi先輩)
・自習時間は絶対無駄にしないようにしたり、家で時間がないときでも、10分だけでも勉強するように意識した。(大阪府/Y・I先輩)
まとめ
今回お伝えした3つのアドバイスは、当たり前のことばかり。
でもこれを実践するには実は部活を頑張っている人ほどアドバンテージがあるとも言えます。
なぜなら、部活を通して「コツコツ繰り返し基礎を積み重ねる忍耐力」や「やりたくない時も自分に厳しくできる精神力」、「自分を励ましやる気を出させる自己管理力」を身につけているはずだから。
好きなこと、やりたいことを思う存分やりながら、スキマ時間や授業時間をフル活用してやるべきこともしっかりやる。
これを実行できたら、1年後には大きな自信につながっているはず。
まずは1分でも机に向かう習慣が定着するよう、早速今日から取り組んでみてくださいね!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座 ライター中原絵里子
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