1学期に3年生の最後の大会がある部活も多いんじゃないかな。
それが終われば先輩は引退。引退セレモニーとして寄せ書きをプレゼントすることもあるよね。
そこでこの記事では、仲のいい先輩を泣かせるメッセージのコツや、あまり話したことがない先輩でも何を書けばいいか迷わず書くためのポイントを伝授! メッセージ文例もあるので、ぜひ参考にしてね。
1.ちょっと盛り気味でほめる
メッセージ文例
・一度先輩とダブルスを組ませていただいた時、先輩が後ろにいてくださる安心感がハンパなくて、いつもより伸び伸びプレーできたことを覚えています!
・いつも太陽のような笑顔でチームを明るくしてくれる先輩にひそかにあこがれていました!
・先輩のプレは泥臭くてカッコ悪かったけど、実はこっそりマネしていました。
やっぱり一番もらって嬉しいのはほめ言葉。「自分は後輩からどんな風に見られていたんだろう」というのは誰でも気になるもの。
その人の特徴やキャラに合わせて、少し大げさなくらいにほめてみよう。
ほめるポイントは、実績、部活内での役割やポジション、言葉やふるまいなどどれでもOK。
特に普段あまり人から指摘されたことがないような、思いがけないところをほめられると嬉しいもの。
先輩が言った言葉や部のためにしていたさりげない行動など、具体的なシーンを思い出して、ちょっと盛り気味でほめ言葉にしてみて。
2.自分と関連づけて感謝を伝える
メッセージ文例
・初心者でついていけるか不安だった自分を気にかけて、付きっきりで指導してくださったり、あせらなくて大丈夫だからねと声をかけてくださったこと、忘れません!
・同じポジションの〇〇先輩のプレーは自分にとって大きな目標であり、あこがれでした。そんな先輩から速攻のポイントを教えてもらえた時は感激でした。
感謝の言葉も、だれもがもらって嬉しい言葉の一つ。
お世話になった先輩に感謝の気持ちを伝える時のポイントは、だれに対してでも言えるようなざっくりとした表現ではなく、自分との関連やシーンとセットで感謝の気持ちを伝えること。
例えば「自分にとって先輩は○○でした」と伝えるとしたら、「目標」「安心できる存在」「支え」「あこがれ」などどの言葉が入るかを考えて、なぜそう思うのかの裏付けとして具体的なシーンを思い出してみて。他の誰でもなく自分に向けたメッセージだと感じられて、先輩も喜んでくれるはず。
そのためにもまず、何に感謝されたら先輩は嬉しいだろう、と考えてみよう。
例えば、みんなに気づかれずにこっそりやってくれていたこと、チームのために我慢してくれたことやサポートしてくれたこと、叱ったり厳しくしたりといったことも含めて自分たちのためにしてくれたこと。
そんなエピソードに触れつつ、感謝の気持ちを伝えるメッセージは、「見ていてくれたんだ」と感じられて、受け取った側も嬉しいはず!
3.あまり関わりがなかった人には未来のことを言う
メッセージ文例
・先輩がいなくなると思うとさびしくてまだ信じられません。もっとお話してみたかったです。ぜひ気分転換に練習を見にきてください!
・先輩から受け継いだ「道具を大切に扱う」という伝統をこれからしっかり守っていきます!
その先輩とのエピソードが思いつかないような、話したことが少ない先輩に対しては何を書けばいいのか迷うよね。
そんな時はこれからのことを書くのがオススメ!
実績や練習方法だけでなく、部の雰囲気やスタイルなど、先輩の代から受け継ぎたいと思っていることがひとつくらいあるはず。これからは自分たちが頑張る、という意気込みを伝えることで、「自分たちが残せたものがある」と感じられたら嬉しいよね。
また、「もっとお話ししてみたかった」「直接教えてもらいたかった」など、先輩がいなくなってさびしい気持ちを伝えることや、先輩のこれからを心から応援する言葉は、きっと先輩の胸に響くはず。
まとめ
あまりにも定型文っぽくなりすぎて「全員に同じ言葉を書いた感」が出てしまったり、大げさすぎたりすると、気持ちは伝わらないもの。カッコ良い文章でなくていいから、例文も参考に、自分が思っていることを素直に伝えてみよう!
また、これは寄せ書きに限らず、普段のコミュニケーションでも使えるもの。ほめられたり感謝の言葉を伝えられて嬉しくない人なんていないはず。ここぞという時にはぜひさりげなく伝えていこう。
【合わせて読みたい】
先輩が引退シーンで実際に言われて嬉しかったメッセージ集
https://kblog.benesse.ne.jp/digitalmyvision/ikinuki/012461/
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座 ライター中原絵里子
匿名
2022年8月 1日 17:07
とても参考になりました!
これをもとに、お手紙を書きたいと思います。
このコメントに返信する >