「毎日部活が忙しくてヘトヘト。最初はやる気満々で入部したものの、思っていたよりハードだった...」
なんてこともありますよね。
ただ、そんな中でも授業はどんどん進むし宿題は山盛り。
「毎日忙しくて、宿題にすら取り組む余裕なんてない!」
と思っている人も多いはず。
そこで今回は、みなさんと同じ進研ゼミ会員の先輩に聞いた【部活と勉強の両立の悩み解決法】をご紹介します。
自分に合った解決法を見つけて、生活に取り入れてみましょう!
自分ルールを作ってスケジュール管理
最初は、ハンドボール部でハードな部活生活を送りながら大阪大 基礎工学部に合格した先輩のエピソードから。
どんなに疲れていても、22時から2時間は絶対に机に向かうという自分ルールを厳守。
朝も6時起きで学校に行き、1時間以上は教室で勉強するようにしていました。
なんでも「早めから」を意識して、テスト勉強は3週間前から少しずつ。
受験勉強も、2年の秋ごろから意識して始めました。
やる内容は小さなことでいいので、力を少しずつ貯金しよう!と意識。
とはいえ口で言うほど簡単ではなく、そのサイクルを作るまでには疲れと眠気に襲われて本当につらかったです。
でも、部活の筋トレと同じで
「ツラいことには慣れる」
とわかっていたので、とにかく続けるうちにその生活が当たり前になりました。
(元ハンドボール部 T.Y先輩)
>>難関大に合格した先輩体験談!部活と勉強を両立する方法
部活が終わって家についたら、疲れがどっと出てもう動けない...
という人も多いはず。
疲れていると、「今日はムリ...明日がんばるから大丈夫」と自分に甘くなる気持ちすごくよくわかる...!
でも、1日先延ばしにすると、やらなくちゃいけないことが増えてあとから苦しくなりますよね。
毎日ハードな練習をこなしていたT.Y先輩は「勉強する時間」を決めてルール化。
テスト前に一気に取り組むのではなく、毎日コツコツを意識して実践しました。
勉強できる時間・体力がもつ時間って限られているもの。
ギリギリ残った体力を勉強時間に充てることで、だんだん持続力がついて耐えられるようになるんですね。
はじめはツラく感じるかもしれませんが、なれると意外と「あれ、自分できるじゃん!」と思うことは多いもの。
「自分ならできる!」と信じて、勉強時間をつくって取り組んでみるのは、オススメですよ。
毎日の積み重ねと優先順位をつけることを意識
続いて、週5日の部活と習い事をこなしながら、大阪教育大に合格した先輩のエピソードをご紹介します。
週5日の部活(バスケットボール部)に加え、習い事も2つやっていたので、ほぼ毎日何か予定がある状態でとても忙しい毎日でした。
高校生になると、科目が増えてテスト前の勉強だけじゃなんとかならなくなってきます。
私は他の人に比べて圧倒的に時間がなかったので、限られた時間をいかに上手く使うかを考えました。
学校では授業に集中し、わからないところはすぐ先生に質問。
後で見返したときにわかるかどうかを意識して、ノートにメモをたくさん書き込みました。
家では優先順位を考え、【課題】を第一に取り組みました。
テスト勉強は2週間前から解説を読んだり、音読で暗記してインプット。
暗記が定着したら、演習問題を解いてアウトプットすることを意識して効率化をはかりました。
自分の生活スタイルに合わせて「どうしたらよいか」を常に考え実践することで、課題を乗り越えていく力が身についたと感じています。
(元バスケットボール部 さしき先輩)
>>【毎週水曜更新 部活ネタ】【高1向け】クラス1位を獲得!勉強も部活も諦めない!高校式効率的勉強法
ハードな毎日を送っていると、時間があっという間に過ぎていきますよね。
ふと気がついたときにはテスト前。
「やばい!何もやってない...!」
と焦ってしまう人も多いのでは?
部活で力を使い果たして、毎日家に帰るだけで精一杯。
とはいえ、勉強もおろそかにできないのがツラいところ...。
さらに、授業のボリュームが一気に増えるうえに、スピードも早くなります。
そこで実践したいのが、さしき先輩の【毎日の積み重ねと優先順位付け】です。
・授業に集中して「わからない」をなくす
・「あとでわかる」ようにノートをしっかりとる
・無駄をなくす!とにかく課題優先
毎日疲れ切って余力がない人でも、学校でしっかり授業を受けてポイントを押さえたノートづくりを心がければ、スキマ時間を使った見直しがグンとラクになります。
自宅で勉強できる時間も限られているので、学校の授業時間をフル活用しましょう!
まとめ
今回は、先輩に聞いた【部活と勉強の両立の悩み解決法】をご紹介しました。
目標があって、一生懸命部活に取り組んでいる人も多いことでしょう。
あなたは、集中して努力し、継続するスゴいパワーをもっているとおもうのです。
そのパワーは、勉強にも大いに役立ちます。
最初は上手くいかなくて悩むこともあるかもしれませんが、先輩の体験を参考にしながら原因を探ってみてください。
原因を見つけて、改善する。それを繰り返すうちに、自分にピッタリの勉強法が見つかります。
少ない時間を有効活用して、取り組んでみてくださいね。
みなさんの高校生活が有意義な時間になるよう、応援しています!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
お嬢113番
2021年5月26日 19:44
やっぱメモって大事なんだな……授業たまに寝ちゃうこともあるからな……
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