「高校の部活はいろいろあって楽しそう、でも勉強と両立できるのか...」
「入りたい候補が2つある。最後の決め手、どうしよう...」
高校の部活は、種類もたくさんあるからこそ、迷うもの。
引退するまで続けられる、安心して活動できる、自分にとって居心地の良い部活に入るのが理想ですよね。
だからこそ、高校流・部活選びのチェックポイントは、しっかりおさえておくのがオススメです。
今回は、先輩の体験談から、高校の部活選びで失敗しないためのチェックポイントを3つお伝えします。
第一印象と違う部活ではないか?
最初のチェックポイントは、第一印象と違う部活ではないかということ。
紅緒
第一印象は意外と当てになりません。部活の雰囲気をみてみると、その部活の仲の良さがわかります
TIGERS
部活体験では楽しそうだと思っても、入ってみると辛いことなどもあるから、入ってからどんな感じか先輩などに聞くことがおすすめ。
やっぱり外から見ていただけでは、実際の部活の様子ってわからないものです。部活紹介などの第一印象だけで決めてしまうと、実際に入部してみたら思っていたものと違う、なんていうことも。
部活体験や仮入部期間中に、しっかりと部活の雰囲気を伺っておきましょう。
一番わかりやすいのは、先輩に聞いておくこと!もし、部内の先輩に聞けそうだったら、あるいは他の部活の先輩から話を聞けそうなら、絶対に聞いておきましょう。
でも、先輩に部活のことを聞けるなら、それだけで良い雰囲気と言えるかもしれません!
もうひとつ、第一印象と違ったという点でありがちなのが、こちら!
ジッター
初心者大歓迎を掲げている部活の中には、ほとんどの人が経験者ということも......。
部活あるあるです...!こればかりは運も絡みますが、新入部員で未経験者が自分だけなんていうことも。
自分だけが遅れをとっている状況はツラいかもしれませんが、やる気があればカバーできます。そういった経験も自分の糧になるので、初心者大歓迎を掲げている部活なら、がんばる価値はありますよ!
ただし、高校から未経験ではじめるにはちょっとハードルが高い部活は、やはり存在します。あくまで初心者を歓迎していて、未経験でもその部活に馴染んでいけるかを見極めるのが重要です。
練習の頻度&休みの取りやすさは?
2つめのチェックポイントは、練習頻度と休みの取りやすさです。
部活が思ったよりハードでついていけなかったりするのは、よくあること。そんな失敗をしないように、練習の頻度やスケジュールはしっかり確認しておきましょう。
あいまる
まず、練習がどれぐらいあるか聞いたほうがいい。思ったより多くて、何もできないこともあるから。
ひとりごと
どれくらいやる気ある部活なのか、スケジュールや雰囲気を見ておこう
部活によっては早朝から練習があると、通学時間が長い人は早起きしなければならず、ツラい高校生活になってしまうことも。
昼休みの練習の有無や部活が終わる時間の確認は、基本です。
普段の練習スケジュールだけでなく、例えば大会直前にはどのくらい練習するのかも気を付けるべきポイント。各学校の部活のやる気次第で違ってきますが、テスト直前に大会が組まれている場合もあります。
部活は体力的なキツさだけではなく、勉強時間が確保できるかもきちんと確認しておいたほうがいいですよ。
えと
休みの取りやすさは大事。テスト週間も部活をする部もある。
とくに、土日休みやテスト前の休みがないと、課題やテスト勉強ができなくなってしまいます。大学入試で推薦などを狙っている人にとっては、将来にも関わることなので、慎重に判断しましょう。
以上のことから、部活の練習頻度やスケジュールでチェックしておいたほうがいいポイントは次の6つ。
①朝練があるか
②昼連があるか
③部活が終わる時間
④部活が忙しくなる時期
⑤土日休みがあるか
⑥テスト週間は休みがあるか
部活のみんなの仲はいいか?
3つめのチェックポイントは、部活内の仲の良さです。
「みんな仲が悪くギクシャクしていて、精神的にツラい...」
「やる気がなくてダラダラと練習している...こんな練習、意味があるのかな?」
せっかく選んだ部活なのに、このように雰囲気が悪かったら残念ですよね。
そうならないように、部活体験や仮入部などで、部活内の雰囲気を確かめておきましょう。
みかん
先輩との関係が良さそうか、調べておいたほうがいい!!雰囲気がいいと、とても充実した時間がおくれるよ!
新入部員に対して優しいか、面倒見がいいかだけではなく、先輩同士の関係を見ておくのも大切とアドバイスしてくれた先輩も。
なんとかなるさ
2年生と3年生の関係を見るのがおすすめです。入ってから中立の関係を保つのは、なかなかしんどかったです。
部活体験や仮入部では、できるだけたくさんの部活を見ておくのがオススメです! そうすることで、部活同士を比較できるので、自然と雰囲気の良い悪いがわかるようになります。
あの部活に入るんだ!と決めている人も、とりあえず他の部活を見ておくことで、改めて良さがわかったり、改善点がわかったりもします。
また、先輩同士の関係を見る以外にも、顧問の先生がどんな先生なのかも知っておくといいですよ!
これは2つめのチェックポイントにも関わりますが、顧問の先生が厳しければ、練習が多かったり、練習内容がハードだったりします。
また、顧問の先生との関係を見ていると、厳しい雰囲気の部活なのか、仲の良い和気あいあいとした部活なのかがわかります。
高校の部活は引退まで約2~3年間続ける可能性があるもの。
そして、その部活での経験は将来の自分にとって、すごく価値のあるものになることが多いです。
自分が納得いく部活を選んで、高校生活を楽しくスタートしましょう!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
ライター/クロロ 上智大学大学院卒
高校は軽音楽部。文化部の中では上下関係が厳しかったので、反面教師的に後輩には優しくしていました。
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
依夜莉
2023年3月17日 20:59
参考にさせて頂きたいと思います!ありがとうございます!
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