どもです。
文房具ライターのきだてたくです。
もしかしてなんですけど、ペンケースって色柄とかカタチとか、見た目だけで選んだやつを使ってませんか?
いや、もちろんそういうチョイスで勉強のテンションを上げるのもありです。
でも、最近はペンケースがどんどんと進化していて、機能性の高いものもいっぱい発売されています。
せっかくなら、勉強しやすいペンケースを選ぶのもいいんじゃないでしょうか。
ここ4年ほどは「ペン立てに変形するペンケース」がトレンドでした。
そういうのを文房具店で見たことある、という人も多いでしょう。
ですが、実はいまは「ペントレーに変形するペンケース」なんです。
ペン立て型よりも素早く使いたいペンに手が届き、消しゴムやふせんなども取り出しやすいペントレー型は勉強に最適!
ということで、いまオススメのペントレー型ペンケースを3つご紹介します。
ナナメ30°で中身がよく見えるペンケース
『パコーン』(クツワ)
先にも言いましたが、ペントレー型ペンケースのメリットは「使いたいペンに素早く手が届く」こと。
つまり、中身がはっきり見えて探しやすく、さらにアクセスがよい、というわけです。
その中でも、特に中身の探しやすさを重視したのが、クツワの『パコーン』です。
- ▲薄いので、荷物でパンパンなカバンの中にも突っ込みやすい『パコーン』
使う時は、ファスナーを開けて底を押し上げるとパコッ!とトレーに変形。
そのまま机に置くと、口を大きく開いたままナナメ30°に傾いた状態で安定するので、中身が一目りょう然に。
これならペンケースの中に指を突っ込んでシャープペンをごそごそ探す...みたいなことをしなくても、一発で取り出せます。
- ▲底部を押し上げるようにすると、パコッとトレー型に変形。
変形前の持ち運び時は厚みが10ミリ弱とかなりスマートなので、カバンのすき間に突っ込みやすいのもポイント。
それでもだいたいペン12〜15本+消しゴム+シャー芯ケースぐらいは入るので、容量的には必要十分じゃないでしょうか。
たっぷり入ってガバッと開くペンケース
『ガバトレーペンケース』(クラックス)
大容量のペンケースに色ペンなどたっぷり入れて持ち歩いている人の場合、使いたいものをねらって取り出すのが大変です。
かといって、毎回ペンケースから中のものをザラッと外に出して使っていると、片づけるのが面倒くさい。そういう場合もペントレー型ペンケースがかなり有効です。
- ▲とにかく大容量なので、なんでも放り込んで運用できる『ガバトレーペンケース』
クラックスの『ガバトレーペンケース』は、一見するとちょっと大きめのペンポーチ。
実際、ジッパーを開閉して使うだけなら機能的にも普通のポーチです。
しかし、側面についたスナップボタンを外すと、いきなりポーチの横がガバーッと大きく広がって、トレーに変身するんです。
- ▲側面をガバッと開くと、広々としたトレーに。これなら中身が一目りょう然。
ちなみに容量的にはペンが40〜45本ぐらいと、あれこれ入れておきたい人でも満足間違いなし。
マステやテープのりも余裕で入ります。
自習室など机が狭い時はポーチとして、広い場所があればガバーッと開いてトレーとして使うという両刀遣いができるのは、かなり便利です。
一番使うペンが確実に取り出せるペンケース
『パコトレーペンケース』(カミオジャパン)
中身が取り出しやすいトレー型ですが、どうせ使うのはいつものシャープペンと消しゴムぐらい。
それだけが中からポンと飛び出してくれれば便利ですよね。
そんな魔法みたいな話が、最新のペンケースを使えば実現します。
- ▲トレー型の中でも変形がわりと独特な『パコトレーペンケース』
中身が取り出しやすいトレー型ですが、どうせ使うのはいつものシャープペンと消しゴムぐらい。
それだけが中からポンと飛び出してくれれば便利ですよね。
そんな魔法みたいな話が、最新のペンケースを使えば実現します。
- ▲中央がせり上がる2段式トレーなので、いつもの愛用ペンにすぐ手が届く。
ペンケースがいつものペンを「これ、どうぞお使いください」と取り出してくれてるみたいで、結構気持ちがいいですよ。
その代わり、下段トレーに入っているものは上段の陰になって探しにくい、というデメリットもあります。ペントレー型の便利さを一部捨ててまで使い勝手を絞り込んだ、かなり思いきった発想のペンケースと言えるでしょう。
...実はペンケースって、文房具を持ち運ぶ"コンテナ"であると同時に、文房具を使うのを手伝ってくれる"アシスタント"でもあるんです。
今回ご紹介した3つのトレー型は、それぞれ違う変形機構を持ったペンケースですが、どれも使いやすさは)保証つき。
あとは自分の使い方に合ったタイプを選んで、ぜひ実際に試してみてください。
間違いなく「アシストされてる感」を体感してもらえると思いますよ。
<記事を書いた人>
きだてたく
文房具ライター。
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
匿名
2020年1月20日 20:00
文房具の記事待ってました!!
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