自分の代の部活が盛り上がってきたり、中心メンバーになって責任も出てきたり、高2はとにかく忙しい時期。
帰宅するとヘトヘトで、勉強どころじゃない人も多いはず。
今回は、ハードな部活に全力を出しつつ、勉強も両立してうまくいった志望大合格コーチに、両立のコツを聞いてみた!
忙しくなる高2は環境を変えるのも手
高1の時は部活と勉強の両立は全然できていませんでした。
吹奏楽部以外で個人でのコンクールもあって、その直前の授業中にずっと寝るという大失敗もあったんです。
わかります。部活は週1で休みなんですが、自主的に毎日泳いでいたので、とにかく眠かったです。いつも睡魔と闘いながら勉強していました。
そうですよね・・・。私も部活に3年生がいなかったので、2年生の初めから部長をしていました。顧問の先生の代わりに、活動日程を組むなど練習以外の部分でも大変で・・・。
これではいけないと思い、高2から家に帰る前に図書館で2時間勉強するようにしたんです。
図書館はいいですよね。僕もテスト前は図書館に行っていました。家だとなかなか勉強できない。
はい。家に帰ると絶対に寝てしまうので、疲れていても必ず図書館で勉強するようにしました。
周りに受験生がいることもいい刺激になったので、行きづまった時には勉強する場所や環境を変えてみるのもいいと思います。
僕も、朝学校で1時間くらい勉強していました。夜終わらなかったものを朝やったりと、時間を変えるのもおすすめです。
スキマ時間はやっぱり学習アプリが便利
同じく家では宿題をやりたくなかったので、授業と授業の間の休み時間にも宿題をしていました。
スキマ時間は絶対使いますよね。
はい。あとは、バスを待つ時間や学校が終わって部活が始まるまでのちょっとしたスキマ時間で、紙を開くのが面倒な時には「ゼミ」のアプリで勉強しました。
私は電車に片道1時間くらい乗っていたので、ほぼ毎日の通学時間に一問一答の「速攻Q暗記 よく出る基礎」を使いました。
メインは英単語ですが、歴史の用語を復習するために授業があったその日の帰りの電車内で眺めたり。
「速攻Q暗記 よく出る基礎」は、国語と英語の定期テスト対策用にしていました。
数学は「AI StLike」。難しい問題もありましたが、結構演習ができました。
私にとっては「AI StLike」は問題が難しすぎて断念。
もう一つのアプリ「予習復習効率UP」で、古典の予習をしていました。かなり予習の時間を短縮できたと思います。
「ゼミ」教材は取捨選択するもの
あと、あるあるだと思うんですが、『チャレンジ』はためてしまっていました。
私も忙しすぎて、授業の準備が優先になってしまい「ゼミ」教材はたまっていく一方でした。
でも、数学の『チャレンジ』は単元ごとで分かれていたので、授業でわからなかった時や苦手を感じた時にその単元だけをピックアップしたり、テスト前に取捨選択したりと不安なところを基礎から固めるために使っていました。
なるほど! 私も『チャレンジ』はためがちでしたが、テスト前に『定期テスト 予想問題』は必ず使っていました。
テストだと思って時間を測ってアウトプット。必ず全部終わらせるようにしていたんです。
僕が「ゼミ」教材で1番使っていたのは、意外と入試の対策の教材です。思考力などが高まったと思います。
いろんな教材があるので、人それぞれ自分に必要な教材をピックアップするといいですよね。
そうですよね。私は塾に通っていなかったので、学校の授業だけで不安でしたが、テストの時に『予想問題』と同じ問題が出るなど「ゼミ」やったら大丈夫と思えていました。安心材料です。
勉強貯金は部活の自信にもつながる
やっぱり部活との両立で悩んでいたり忙しくて勉強できなかったりする人は、勉強習慣を立て直すことが大切だと思います。
私も高2で通学時間と放課後の図書館の時間で絶対に勉強すると決めたら、勉強に不安を感じず部活にも集中できました。最初は大変ですが、だんだん日常になっていくと試してみてください。
僕も、コツコツと貯めた勉強貯金があったから大会前とテスト期間が被る時も、練習時間を短くしなくて済みました。
時間のない人はとりあえず目の前の定期テストだけはちゃんとやってほしいです。闇雲に勉強していると、足りている部分も取り組むことになって伸びが少ない。
自分が足りていない部分を自分で分析してその分野からやればいいと思います! 取捨選択が大切です!
<この記事を書いた人>
あがわ
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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