高2になると受検する人も多くなる「実用英語技能検定(通称英検)」。
大学入試で有利になると聞いたことがある人も多いのでは?
英検の対策を進めている人も全く勉強していない人も、英検を取得するメリットと効果的な勉強法をチェックしていきましょう。
英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
将来にも役立つ英検を取得するメリット
英検を取得することのメリットについて、大学生の先輩たちに聞いてみました。
メリット1.全体的な英語力アップに!
山口県立大社会福祉学部 みあ先輩
英検対策の勉強は全体的な英語力の底上げにつながりました。
英語の先生に、勉強法やわからないところをすぐに聞きに行けたのもよかったと思います!
上智大法学部 あいあい先輩
英検は4技能の対策が必要になるため、日頃の授業では鍛える機会の少ないスピーキングなども強化することにつながりました。
また、通学時間に英単語を覚えたり、英語の音声を聞いたりして息抜きのような感覚で取り組むことができ、得意科目をさらに伸ばすことができました!
英検は4技能をまんべんなく身につける必要があるため、対策用の問題集も豊富。
対策するだけでさまざまな角度から力をつけることができます。
メリット2.大学受験に有利なことも!
大学・学部によっては、入試で英語の資格・検定試験が加点となったり、出願資格になったりと、優遇される場合もあります。
自分が気になる大学・学部の入試で、英語の資格・検定試験がどのように活用できるかも調べておきましょう。
文教大教育学部 ねん先輩
高2の秋ごろから英検の対策を始めて、高3になるまでに2級まで取得しました。
2級以上を取得しておくと入試でも有利になったのでとてもよかったです。
また、英検をきっかけとした英語強化が、受験に向けた勉強の習慣づけと、モチベーションアップにもつながりました!
英検を受けることによって、試験の独特の雰囲気や緊張に慣れるというメリットもあるようです。
メリット3.大学入学後にもメリットが!
上智大理工学部 るる先輩
推薦入試に必要だった英検が、対策不足で取得できず最後まで焦ることになってしまいました。
また、現在の研究室はメンバーの半分が外国人。公用語が英語なので、自分の考えを伝えるのにとても苦労しています。
まずは英単語を覚える習慣をつけるところから始めたらよかったと今でも思います。
英語の勉強は、大学でも続いていくので早めに始めるほど後々楽になっていきます。
また、就職活動の際、履歴書に英検を持っていることを書くことができるなど、大学卒業後にも有利になるのが英検の特長です。
高2生におすすめの英検の勉強法
具体的に勉強法も見ていきましょう。
英検の勉強をすることで、英語4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)を偏りなく伸ばしていくことができるので、自分が苦手な部分を重点的に学習している先輩が多いようです。
法政大人間環境学部 涼梨先輩
高2の後半は、英検2級の勉強をしていました。
大学受験にもつながると思い、英検受検日の何日も前から、毎日の登下校中に英検の英単語帳を繰り返し読んでいました。
この時勉強した単語は入試本番でも忘れませんでした。
英検の勉強は大学入試と重なる部分も多いので、まずは英単語を日々のスキマ時間だけで勉強することから始めてもよいでしょう。
法政大法学部 しろふぉん先輩
英検やTOEICなどの問題に出てくる、学校では扱うことのないような内容の文章を読み、英語に対する興味を深めていました。
読解は好きでしたが、文法を覚えることは苦手だったので、読んでいく文章の中で、どんな用法が使われているかを適宜チェックして覚えていきました。
学校の学習だけでは、扱う文章の内容や量に限界があります。自分から興味の湧きそうな長文にあたると、苦手な文法事項なども覚えやすいはずです。
一橋大経済 だんぴー先輩
英検2級を取得するため、分量の多い自由英作文を中心に演習を始めました。
苦手意識を持ちやすい自由英作文も、過去問などで十分な対策ができます。
ポイントは、書いたら必ず英語の先生などに添削してもらうこと。
使えるフレーズが自分の中に蓄積されていきます。
同様に、面接対策も過去問を活用して何度も練習を繰り返すことがおすすめです。
まずは自分がどの分野が苦手なのか、模試や定期テストの結果などを参考に確認してみましょう。
そのうえで、少しずつでも毎日対策を続けていくことが大切です。
対策には「CE中高アプリ」の「検定攻略モード」がおすすめ!
一次試験が終わったら、すぐに「検定攻略モード」のスピーキングに取り組みましょう。
「検定攻略モード」のスピーキングには、出題形式に沿った実践練習ができる問題を収録!
形式に慣れることができるだけでなく、ポイントを押さえた音読練習もできるので、自信をもって試験に臨めます。
限られた時間を有効活用して、毎日少しずつ対策を進めましょう。
\スキマ時間で対策できる!/
<この記事を書いた人>
ライター/阿川
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
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