「大学入学共通テスト」情報Ⅰ 試作問題解説 その1

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進研ゼミ高校講座

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大学入試センターは、令和4年11月9日に、現高校2年生が受験する「令和7年度大学入学共通テスト」の試作問題等を公表しました。

令和7年度からはそれまでと出題内容が変更されるため、それがどう変わる予定なのかを示したのが「試作問題」です。 

情報Ⅰは、新課程で初めて実施されるので、試作問題について知っておくことは重要と言えます。

大問は4つで、全大問が必答問題。プログラミングの領域が重視されている。

試作問題は、以下の表のような大問構成で、第2問は配点が各15点の中問2問に分かれています。

内容としては、プログラミングとデータ活用の扱いが比較的大きいと言えます。

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「コンピュータとプログラミング」の範囲が第1問の問3、第2問のB、第3問の合計46点分になっている点に注目です。 

実際にプログラミング(コーディング)について直接問われているのは第3問のみですが、「コンピュータとプログラミング」の領域を重視しようという出題の意図が見えます。 

今後の社会の中で、だれもがもっていてほしい知識やスキルという出題者からのメッセージと言えます。

知識よりも、問われていることを理解し、論理的に整理することが大切。

第1問の問3は、旅客機内のトイレの混雑状況を知らせるランプを題材に、論理回路の理解や考察が問われました。

問題のなかで、基本となる論理回路と真理値表は以下のように示されています。

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(出典:大学入試センター)
 

知識を覚えているか、ということよりも、与えられた問題文をもとに、問われていることを読み取り、論理的に整理して考えることが求められています。

問3では、代金を支払う際の最小の硬貨交換枚数を求めるプログラムを作成する過程が問われました。

問題中に示されているプログラムの一つが以下です。

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(出典:大学入試センター)
 

「増やしながら繰り返す」「もし......ならば」「表示する」など、通常のプログラム言語では英字で示されるところが日本語になっています。 

教科書によって扱うプログラム言語が異なりますが、異なっているところは日本語で表現されるので、気にする必要はありません。

プログラム言語自体を覚えることよりも、問われていることを読み取り、論理的に整理して考えることが求められると言えます。

まとめ

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これから、「進研ゼミ」で一緒に学習していきましょう!

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※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。

 

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