5月後半は、文化祭や体育祭など初めての大きな学校行事が終わって、いよいよ初めてのテストがあるという高校も多いはず。
そんな初めての高校のテスト。「中学までと同じ感覚で勉強してみたけど、勉強が進まない...」と頭を抱えている人も多いかもしれません!
「良い点とって、スタートダッシュを決めたい!」
「高校ではクラスの頭イイ人ポジションになりたいから、テストがんばるんだ!」
そんなキミのために、テスト直前でもできる!初めてのテスト直前救済マニュアルを用意しました。
これを読んで、目前にせまった初めてのテストに備えよう!
ここに注意!高校のテストは、中学までとは一味も二味も違うって知ってた?
まず高1生のみなさんに心構えとして知っておいてほしいことは、「高校のテストは、中学までとは一味も二味も違う」ということ!
具体的には、この3つが大きな違う点です。
①科目数が多い&範囲が広い!
②テスト前に課題が大量に出る!
③暗記だけでは通用しない!
見ただけで憂鬱になりそうですが、これが現実。対策法もこのあと紹介するので、ひとまず負けずに読み進めてくださいね...!
最初の中間テスト簡単→期末テストで一気に高校レベルに難易度アップというパターンもよくあるので、最初のテストで高得点を取れても油断しないように!
①教科数が多い&範囲が広すぎる!
ゆん先輩
テスト1週間前に試験範囲が発表されて驚愕。
実技科目を除いて、約10科目がテスト範囲に。しかも範囲も中学に比べて広くなっているので、1週間ではとても対策できませんでした。
試験範囲の広さもさることながら、やっぱり科目数の多さ(とくに期末テスト)が高校の特徴でもあります。
②高校はテスト前課題が多すぎる!
AG先輩
驚いたのは、テスト前にたくさん課題が出ること。テストが終わった直後に回収されるので、やらない訳にいかないんです!
数学の問題集全部に、英語のワーク10枚と相当な量で、他の勉強はほぼできず、痛い目をみました。
テスト前は課題に追われて勉強できないというのもよくあるパターン。
とはいえ課題はテスト勉強にもつながるので、課題を解くときに「いかにテストの点数に繋げるか」を意識するのが大事といえそうです。
③暗記だけでは通用しない!
ぽむ先輩
一問一答に答えられるような知識の暗記だけでは、高校のテストは通用しませんでした・・・。
記述問題が多かったり、数学では定理・公式を理解した上で、解くための手がかりを探す必要があったり、知識を覚えた上で問題を解く練習しておく必要があると思いました。
数学に限らず、暗記科目と言われる地歴公民などでも、一夜漬けだけでは通用しない問題が多くなるのが高校のテスト。
「そんなことテスト直前に言われても~」という人も多いかと思いますが、ココも暗記中にちょっと意識を変えるだけでも効果があるので、大丈夫!
原理・原則をおさえる、出来事の流れを把握するなど、一歩引いた目で全体を把握するように勉強するようにしましょう。
【暗記科目】根性に頼らない!効率的な暗記法って?
丸暗記では通用しない問題が増える高校テストですが、そもそも問題を解く前提条件にもなる知識が必要なので、そこはどうしても暗記をしていく必要があります。
「暗記と聞いただけで拒否反応が...!」
というくらい暗記がニガテな人もいるはず。安心してください、暗記法もちゃんとお教えします!
先輩が実際にやって効果的だった暗記法があるんです。
・友達などとクイズを出し合う
・寝る前に覚える→朝に復習
一人で勉強していると出題順で答えを覚えてしまったりするので、友達とクイズを出し合うのは定番&効果的な暗記法ですよね。
そして、「記憶のゴールデンタイム」とも言われる寝る前の時間。暗記はとにかくこの時間にやることが、効率的に暗記するコツです。
こっちゃん先輩
英単語・古文単語など、休み時間などに友達と問題を出し合って覚えると定着しやすい!
あい先輩
寝る前に教科書を読んで次の日の朝にチェックをする。これを1週間続けたらテストまでに余裕をもって覚えられました。
ほかにも、暗記の定番と言えるのが、スキマ時間の活用。
進研ゼミ会員が使えるスマホアプリ「定期テスト よく出る基礎」を使えば、1回5分で一問一答形式で暗記ができるので、使わない手はない!
【理系科目】58→94点に急成長した先輩の勉強法
高校テストの特徴③では、暗記だけでは通用しない例として数学を挙げていた先輩がいました。
そんな数学などの理系科目で成績を大きくアップさせた勉強法を、先輩チューターのなっちー先輩が教えてくれました。
理系科目を勉強するときの2つのポイントがこちら!
大切なのはしっかり理解すること
↓
自分自身に解説をする気持ちで問題を解く
問題演習は、テスト数日前にまとめてやる...という人が多いかと思いますが、ココで意外と差がつくんです!
ただ問題を解くのではなく、解き方の理解を深めながら問題を解くことで、一気に理解度が上がる=得点も上がるんです!
「なぜその解き方をするのか」
「なぜ間違えた解答をしてしまったのか」
ということを、頭の中で整理するといいですよ。
例えば、問題集を解くときは、こんなふうに解説を加えながら取り組むんです。
理系科目はただただ問題集をこなすだけになりがちなので、『理解すること』を心掛けよう!
どうしても間に合わないときは...『一夜熟成暗記術』
一夜漬けで覚えたことはすぐ忘れてしまうので、受験勉強にはつながりにくいです。だから、正直オススメはできません。
とはいえ、「どうしても間に合わない!明日の教科の勉強なんにも終わってない!」という人もいますよね。いや、むしろみんな経験あるよね...(汗)
そんなときの最終手段『一夜熟成暗記術』を、先輩チューターのばろっく先輩が教えてくれました。「寝る前」と「朝起きたら」に分けて、こんな手順で暗記をします。
寝る前(15~60分くらい)
①寝る準備をする
↓
②勉強机に向かう
↓
③覚えていないことを洗い出す
↓
④暗記すべきことを紙に書く
↓
⑤ぐっすり寝る
朝起きたら
①きちんと暗記できているかチェック
↓
②暗記しきれてないものは、登校中・テスト直前に確認!
「記憶のゴールデンタイム」でもある寝る前に暗記というのは先ほども話しましたが、具体的にな実践例がこちらなんです。
普段の勉強でも使えるので、毎日でも実行すれば、より効果的!そうすれば、一夜漬けせずにテストも乗りきれますよ。
高校での初めてのテストに向けての直前対策は、これでバッチリですね!
初めてだと傾向がわからないので、対策や勉強するのが難しくて、いままさに悩んでいるところかと思います。でも、ここで紹介した心構えや勉強法を知っておけば、直前からでもイッキに点数をはず!
今から巻き返す準備をして、初めてのテストで良い結果を出せるよう応援しています。
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
お嬢113番
2021年5月28日 00:05
数学が点数悪かったからこれから丁寧に問題解いてみよう。
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