このゴールデンウィークで、新学年になって約1ヶ月。このタイミングで、授業や復習で使ったキミのノートを見返してみてください!見やすいノートになっていますか?
「ただ板書を写しただけ...」
「見返したら、メモがごちゃっとしてて、読みにくかった。」
そんなノートになってしまっているキミに向けて、劇的に見やすくなるノートの作り方を先輩チューターが教えてくれました!
授業でしっかりノートを作れば、後から復習しながらちょっと書き足すだけで、ノートまとめができちゃいます!
このゴールデンウィーク明けから使えるノートテクで、勉強の効率を格段にアップさせよう!
【基本編】ノートが見やすくなる3箇条
まずは、ノートを書くときのポイント3つをおさえましょう!これだけでグッと見やすくなります。
①ノートは贅沢にスペースを使え!
②書くときのルールを作れ!
③色を使いこなせ!
埼玉大のレモン先輩が、実例で解説してくれたので、見てみましょう!
①ノートは贅沢にスペースを使え!
ノートをとるとき、「やってる感」が出るので、ついびっしり書きたくなってしまうのですが、これが見にくさ倍増ポイントなんです...。
文字がびっしり書かれた参考書とか本って、読む気がしませんよね?だから、ノートはスペースをたっぷり空けて、贅沢に使っちゃいましょう!
見やすいノートを作る人は、後から書き込みやすいように、ノートの「右側」または「下数行」にスペースを残している人が多いです。
「右側」にしておくと、書き込んだものが、どこに関連することなのかが視覚的にわかるので、見やすくなりますよ!
②書くときのルールを作れ!
次に、ルール作りです。すべての文字をノートの左端から書き始めると、見にくくなりがち。
書きはじめの場所を揃えるだけでなく、こんなふうに関連する事柄は枝葉のように一字ずつ下げて書いていくようにすると、わかりやすくなります。
例
〇〇〇〇〇
∟〇〇〇〇〇
␣∟〇〇〇〇〇
数学だったら=(イコール)で改行するなど、改行のタイミングも気を付けましょう。
③色を使いこなせ!
わかりにくい色使いの典型
あとは、色を使いこなすこと!色は使いすぎると、どれが重要で、どんな意味があるのかがわかりにくくなってしまいます。
カラフルすぎる上の文章は、読みにくいし、何が重要かわからないですよね?だから、使う色は3色程度に絞りましょう!
そして、それぞれの色にどんな意味をもたせるのかを決めましょう!例えば、レモン先輩はこんな使い分けをしているそうです。
こうやって色分けをすると、色を見ただけで何が重要で、どんな意味があるのかが判断できるんです!
【実践編】授業中の書き方、復習のポイント
さて、ノート作りの基本をおさえたら、次は実践編!ここからはアレンジを加えて、自分だけの見やすいノートを作っていきます。
その見本として、青山学院大のうっちー先輩が、実際に授業中にこんなことを書いて、復習ではこんなことを書き足していたという実例を紹介してくれました!
自分のノート作りが確立できていない人は、真似してみることからはじめてみよう!
【土台作り】板書はしっかりノートに書く+メモを加える
大前提として、板書はしっかりとノートに書いていきましょう。これが出発点。
あまり板書をしない先生なら口頭で説明されたことを書いていったり、プリントを配る先生ならプリントをノートに貼り付けたりといった方法も有効ですよ~!
その上で、先ほどの【基本編】①で作ったスペースに、メモを書き加えていきます。
よく先生が、さらっと口頭で大事なこと言ったりしますよね?あるいは面白い小話とか。そういった大事なことや印象的なことをメモしていくと、記憶しやすくなります。
【補強】教科書や資料集の内容を書き足す
授業のあと、復習をするときにやってほしいのが補強です。板書にはなかった、教科書や資料集の内容を書き足していきましょう!
うっちー先輩は青ペンで書き足していますが、ここは【基本編】③の色分けで決めた色を使ってくださいね。
こうすることで、授業・教科書・資料集の内容がすべてノートに!無敵感がすごい...!
【仕上げ】自分で授業の要約をする
最後の仕上げは、授業の要約をすること。
こんなふうに、その授業で重要だったポイントや語句をまとめておくことで、よりわかりやすいノートになります。
ゴールデンウィーク明けからやってみよう!見やすくなるノートテク
ここで紹介したことをやってみると、ノートは劇的に見やすくなります。
もちろん、慣れてきたら自分なりのアレンジを加えていってもOK!自分だけの見やすいノート作りの方法を確立していってくださいね。
ノート作りがうまくいってなかった人は、このゴールデンウィーク明けから早速やってみてください!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
匿名
2022年5月 1日 18:30
有名なノートの取り方を詳しく解説していただけてありがたいです!ノートを贅沢につかいます!
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