高校で切っても切り離せない悩み。それが、ニガテ教科です。
授業やテストで自信を失うのに加え、大学受験にもひびくってわかっていても、なかなか対策ができないですよね。
でも、実はニガテ克服は、マインドを変えればスっと解決の糸口がつかめるものなんです!
「虫がニガテな人が、カブトムシくらいなら触れるようになる」レベルになるのが、大事。
そんな「ニガテと向き合うマインド」と克服法を、高1向けに解説します!
ニガテから逃げてしまう理由は、過去の経験にある
そもそも、なぜニガテ教科をあきらめてしまうのでしょうか。
ずばり、過去の経験にあります。
例えば、数学なら・・・
「小学校で、算数の分数の割り算で、授業中に手をあげられなかった。」
「中学校で、数学になってから、定期テストの勉強に頭を抱えて・・・。」
「高校受験で、数学の点がとれず、30%の判定を逆転するのに、最後まで苦しんだ。」
そんな経験があると、つい「数学=こわいもの、自分を傷つけるもの」と、自分で思いこんでしまうんです。
人間、怖いと思うものに真正面から向かっていくのは、なかなかできないもの。
だからこそ、まずは数学のニガテを解消したいなら「数学=こわいもの」を、「数学=こわくないもの」というイメージに変えるのが、大事なんですよ。
ニガテ教科がこわくなくなる、3つのニガテ克服方法
では、実際にニガテ教科がこわくなくなる方法って、何でしょう?
おすすめは、以下の3つの方法です。
①まずは1テーマから、やり始める!
数学がニガテな場合、「数学全部のニガテを克服するぞ」となると、やることが多くてとても大変です。
こわいものをたくさんやることは、人間にとって心理的にとてもツラいもの・・・。
でも、「因数分解は何とかしよう」など、テーマを絞れば、短時間で対策ができます。
「数学のこの1テーマ、できるようになった!自信ついた!思ったよりこわくない」と、効果も感じやすいですよ。
②短い時間、やり切れる量をやる!
部活にテスト勉強に、ふだんの学校生活は忙しいもの。
そんな中、いきなり長時間「ニガテ=こわいもの」に取り組むのが大変なのは、当然です。
ニガテ克服に大事なのは、心のヨユウ。
まずは、5~10分の短い時間、「この2ページだけ」など、やりきれる量でやるのがオススメですよ。
③「いまさら人に聞けないな~」と思う、基礎的なところから取り掛かる!
ニガテがこわい背景には、「わかってない自分って、ダメだなあ・・・」と思う点にあります。
とくに中学の内容だと、高校の教科書に詳しく載ってないこともあります。
授業でも、先生はくわしく説明してくれない・・・。先生や友達に聞こうにも、正直、聞きづらい。
「そんなこと、わからないの?」なんて言われたら、誰だって自信を失ってしまいますもんね。
だからこそ、「いまさら人に聞けないところ=基礎」を解決すれば、イッキにニガテ教科が、こわくなくなるんです。
ポイントは、あれこれ手をつけるのではなく、教科書やチャレンジの、基礎のキソを押さえること。
「基礎も応用も、ぜーんぶ攻略しよう」といろいろ手をつけると、時間も手間もかかってしまいます。
そのテーマの超基礎のキソが、あやふやだからこそ、ニガテだな~って思っちゃうんです。
高校の宿題はもちろん、中学のときのノートや教科書をつかうのも、もちろんOK。
まずは、超基礎のキソを押さえることこそが、ニガテ解消への第一歩なんですよ。
以上、ニガテを乗り越えるためのマインドでした。
どんなに勉強できる人だって、ニガテからつい逃げちゃう気持ちは、あるんです。
そこをどううまく折り合いをつけていくかで、差がついてくるんですよ。
まずは今日の宿題や、チャレンジから、はじめてみませんか?
<この記事を書いた人>
高校講座 編集者 あずもと
ニガテを克服したキミは、どんな表情をしているのでしょう?
思いっきり、ワクワクしてくださいね。
※この記事は公開日時点の情報に基づいて制作しております。
たこらいす
2021年6月 9日 16:58
ニガテ克服ぅい!
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