入試問題出題率は上位でなくても、その語感のインパクトでは常に上位。
そのおかげでついクチにしたくなってしまうような、受験用語のTOP10を進研ゼミ高校講座編集室 ざっきーが大発表!
今回は世界史編です。
【世界史暗記ランキング】第1位 マルクス=アウレリウス=アントニヌス
フルネームで呼びかけようとしている間に素通りされてしまいそうな用語。
長すぎる名前に驚愕した先輩も多いようです。
【ついでに用語解説!】
ローマ帝国最盛期、五賢帝の最後の1人。
ストア派の哲学者でもあり『自省録』を著す。
【世界史暗記ランキング】第2位 デカメロン
「巨大メロン」を連想した人、数知れず。
でも実は書物なんです。
著者はボッカチオ。
まるで「フォカッチャ」。
著者とセットで美味しそうです。
【ついでに用語解説!】
ルネサンス期の人文学者ボッカチオの代表作。
世相と人間の描写に優れた風刺的短編小説集。
【世界史暗記ランキング】第3位 カノッサの屈辱
想像力をかき立ててやまない、この事件。
どんな屈辱ストーリーが展開されたのか、気になるばかりです。
【ついでに用語解説!】
教皇グレゴリウス7世に破門されたハインリヒ4世が、雪のカノッサ城で許しを請うた事件。
【世界史暗記ランキング】第4位 ヴィットーリオ=エマヌエーレ2世
あまりに面倒な名前なので、覚えることで達成感を得られそうです。
【ついでに用語解説!】
サルディーニャ王国の王。イタリア統一に成功し、1861年、イタリア王国の初代国王に。
【世界史暗記ランキング】第5位 ガウタマ=シッダールタ
100回唱えたら、受験勉強でも悟りの境地に達しそうです。
【ついでに用語解説!】
シャカ続のカピラ国王子。
菩提樹の下で悟りを開いて仏陀となり仏教を開いた。
【世界史暗記ランキング】第6位 ミタンニ
「ペットにつけたい名前」でも上位に入りそうですが、スケールが違いすぎ。
王国です。
【ついでに用語解説!】
紀元前16世紀にメソポタミア北部からシリアを制圧した王国。
人口の大多数はフルリ人。
【世界史暗記ランキング】第7位 ディオクレティアヌス
「出遅れ」に似ているので、そう言いたい時に使っていた先輩も。
【ついでに用語解説!】
ローマ帝国の軍人皇帝。帝国の混乱を収拾し、ドミナトゥス(専制君主政)を開始。
【世界史暗記ランキング】第8位 完顔阿骨打(わんやんあぐだ)
「完璧な顔が、あー、ぐだぐだ」という名前ですが、部族を率いた気骨ある人です。
【ついでに用語解説!】
中国東北地方東部、完顔部の首長となり、後に遼に対して挙兵し、1115年に金を建国した。
【世界史暗記ランキング】第9位 ウル・ウルク
まるで魔法の呪文「ウル・ウルク」。
その辺から水でも沸いてきそうな水タイプの呪文のようです。
【ついでに用語解説!】
どちらもメソポタミアの都市国家。
ユーフラテス川流域にシュメール人が建国した。
【世界史暗記ランキング】第10位 アッバース朝
スランプのときに叫びたいこの用語。
中には「ありがとう」のことを「アッバース!」と言っていた先輩も。
【ついでに用語解説!】
750年、アッバース家のアブー=アルアッバースが開いたイスラーム王朝。
1258年に滅亡。
気になる受験用語はガンガンクチにして覚えていきましょう!
<この記事を書いた人>
進研ゼミ高校講座編集室 ざっきー
社会人になってもこれらの用語は忘れないものです。
※この記事は、公開日時点の情報に基づいて制作しております。
匿名
2021年12月 6日 21:22
こんな面白い単語教えてくださって本当にアッバース!
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