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難関大へ向けての進路選択
【高1必見】文理選択の決め手とは?先輩たちのリアルな選択理由&盲点を公開!
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- 2025/02/21

「文系」と「理系」、どちらに進むのかを決める文理選択。
みなさんの中にも、そろそろ模試の結果や受験を意識して悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
文理選択は、大学の入試に影響するだけでなく、将来の職業にも関連する大事な選択です。
「大事なことだけど、どうやって決めたらいいのかよくわからない...」「好きな科目から決めたのはいいけど、合格への道筋としてこれでいいのかちょっと不安...」
そんな人たちのために、先輩たちが文系や理系を選んだ理由を告白!さらに、選んだあとに気づ付いた意外な盲点も教えてくれたので、模試の結果や大学の受験科目選びに活かし、文理選択の不安を解消しましょう!
★【文理選択】先輩たちが「文系」「理系」を選んだ理由
文理選択で最初に考えるのは、得意科目と苦手科目の存在です。
「化学や物理が苦手だから文系に...」とか「数学は得意だから理系!」と、自分の得意や苦手を基に考えがちですが...。
でも、ちょっと待ってください! 確かに、大学受験で合格するためには得意・苦手は重要ですが、もっと広い視点で考えてみましょう!先輩たちは、『将来なりたい自分』から逆算して決めた、という人が多かったんですよ。
得意・苦手よりも、将来やりたいことや職業から逆算して文理選択を!
理科教師になりたくて理系を選ぶことを考えていたけれど、もともと数学が苦手で、模試でも文系科目の方が成績が良かったです。しかし、やらずに後悔するより、やって後悔した方が良いと思い、受験科目である数学に敢えて挑むことに決めました。苦手な数学に立ち向かい、最終的には定期テストで40点から75点まで成績を上げることができました。完全に克服できたわけではありませんが、以前よりも自信を持ち、理系を選択する決心がつきました。
将来やりたいことや、ワクワクするのは理系だったが、国語が得意で数学が苦手という文系脳なので、良い大学に入れないのではないかと決断できずにいた。でも、先生に「苦手なのは頑張ればなんとかなる」と助言して頂き、理系に決めることが出来た。
一番心配なのは、将来やりたいことや職業から逆算すると、苦手科目にぶちあたること!
そこで悩む先輩も多くいましたが、最終的には将来やりたいことや職業のために苦手科目に挑戦することを選んだ先輩がほとんどでした。
『将来なりたい自分』がしっかりと決まっている人は、それを大事にして文理選択をしましょう。
苦手科目を乗り越えることは、今後の人生でたくさんある壁を乗り越えるための糧になるはず...!
ほかには、『将来なりたい自分』から逆算したうえで、大学の講義までしっかり調べて決めたという先輩も!
管理栄養士になりたかったので、大学受験を考え生物や化学を履修していたほうがいいと思いましたが、
①数学が苦手
②文系でも生物が履修可能
③高校の生物や化学を履修していない人向けに講義を行っている大学がある
などの理由で、最終的には文系を選びました。
将来のことが決まっていない人は、仕事をする自分を想像してみよう!
「将来のことなんて、まだ何も決めてないし、決められない...」そんな人にぜひ送りたい先輩の言葉があります。
将来の事が何も決まっていなくて、模試や受験を意識しながらもどちらを選ぶべきかすごく悩みました。
でも、将来、大学を経て仕事に就いた時に、自分が楽しいと思ってできない仕事は嫌だと考え、自分が勉強をしていて、楽しい方を選びました。
得意・苦手というより、楽しいか楽しくないかで選ぶ。これは将来の職業選択や大学合格を目指すときの決め手にもなることなので、今の時点ではっきりと『将来の自分』が決まっていない人は、この先輩のような考え方も大事です。
受験を見据えて成績重視での文理選択を考えるのも、ひとつの手
大学や専門学校によっては、学校の成績が受験の際に重視されることもあります。そこで、確実に良い成績をとれるかという視点で、文理選択をした経験がある先輩もいました。
私は専門学校志望なので、高校の成績が非常に重要です。まわりの友達はみんな理系で少し寂しいと感じましたが、数学がまったく得意ではない私にとって理系の受験は地獄だと思い、模試やテストで確実に点数が取れる文系を選びました。
自分の進路には高校の成績が重要かどうかも、文理選択をするときのひとつの考慮点です。
意外すぎた文理選択の盲点!?先輩が伝える驚愕の事実
実は、文理選択をした後に「これは盲点だった...!」という事実に気づいた先輩方が多くいました。文理選択で失敗しないために、受験にも関わる見逃しがちなポイントをしっかりとチェックしてみましょう!
文系を選んだ先輩の『文理選択の盲点』!
文系を選んだものの、高校によっては文系・理系に関係ない科目でも違いが出てくることがあります。
苦手な体育の授業が、文系だけ1単位多いと知りました。文理に関係ない科目だと思っていたけど...
これは盲点です。まさか体育が!? 受験前に自分の高校で文系と理系でどのような違いがあるのか、しっかりと確認しておくと安心ですね。
後から気づくより、事前に知ったうえで選択したほうが、覚悟もできますから。
また、文系とはいえ、主要科目と言えるものは受験に必要になることも。
大学受験において、文系でも数学は重要な科目なので、苦手だととてもてこずります。理系じゃないからそんなに難しいことはしないと思っていたけど、結構難しいです。
文系理系にこだわると合格が難しくなるので、ある程度は違う分野のことを知ってから選択することをオススメします。
自分で学びの幅を狭めずに、バランスよく模試対策をして勉強することも大切です。
●理系を選んだ先輩の『文理選択の盲点』!
逆に、理系を選んだ場合でも、文系の主要科目は受験に必要。その科目ができるかどうかで大きく合格の差がつくこともあるので、手を抜かずに勉強しましょう。
「理系に進んだら英語や国語で差がつくよ」と教えられて、文系の教科もしっかり勉強しなきゃ...となった。文理選択の盲点だった...。
国公立大志望の場合は、大学受験で国語の古典も必要になるケースも。
国語は理系へ行ってもさけられない!古典を勉強しておくことが大事!
また、教材の多さという視点から、文理選択の盲点を指摘してくれた先輩もいました!
うちの学校の場合、理系の生徒は文系と比べて、受験対策のために購入する教材が多かった。
教材が多いと持ち歩きが大変なので、受験勉強の際に苦労するポイントかもしれません。
国公立大学の受験では、選択しなかった科目が必要なことも!
最後に、文理選択で文系・理系どちらを選んだとしても、国公立大学を受験する際には両方に必要な科目が存在します。
国公立大学を受験するなら、どの科目もバランスよく出来ないといけない。今後、取らない科目も手を抜かずに勉強することが大切!
理系は地歴公民を勉強しなくていいと思っていたが、国公立大学の受験では地歴公民も必須だった。
国公立大学への合格を目指す人は、まずは受験に必要な科目をチェックしておきましょう。
一方、志望大学や学部が決まっていない人は、選択肢を広げるために、高1で学習する全ての科目をしっかり押さえておくことが大切でして、7教科24科目学び放題の
なども使いつつ、各科目取り組んでおきましょう。
自分の将来を決める文理選択!いろんな視点で考えよう
先輩たちのアドバイスには、受験にも役立つ参考になるものがたくさんありましたね!
今まで考えていなかった視点から考えるのは非常に重要です。それを繰り返すことで、後悔しない選択ができるのです。
将来にも関わる大事な選択なので、悩むのは当然。むしろ、たくさん悩んで文理選択について考えてください。
それがきっと、後悔しない選択に繋がりますよ!