約半年で嫌いだった英語を克服するまで
首都大学東京
都市教養(改組前)
都市教養/経営学系
ぴかっち先輩
部活:応援団(平日昼休み練毎日+朝練週2。行事前はこれに加えて放課後練)
センター試験:英語、数学、国語、理科、地歴公民
個別試験:英語、国語、地歴
苦手どころではない、もはや嫌い、克服しようという気すら起きない、そんな科目はありませんか?
私にとっての英語がそれでした。
英語を見ることすら嫌だった私が、どう克服していったのかを紹介します!
こんなに苦手でした…
暗記をサボった結果、気づけば大きな苦手に
1年生1学期の期末テストで英語表現32点。
2年生冬のセンター模試で半分に届かず。
文系でありながら、英語は1番の苦手科目でした。
そして苦手以前に「嫌い」「嫌だ」「やりたくない」という思いもどの教科よりも強かったのが英語です。
長文を読むことはもちろん、単語や文法を覚えるのも苦痛でした…。
高校に入って、覚える単語量や文法量が増えて、それらを覚えるのをサボったのが積もり積もって気づいたときには大きな苦手になって、どこから手をつけるべきかもわからなくなっていました。
苦手克服のためにやったこと
自分の実力にあった基礎から始める!
苦手克服のために大切にしたのは「基礎」の再確認です。
私の場合は単語や文法の暗記からおろそかにしていたので、基礎から始めることにしました。
具体的には、(1)今までやったワークの2~3周目(2)ゼミ教材で短い文章の意味をつかむ練習を行いました。
これらの勉強をしたのは、単語や文法を固め、短い文章で英文の意味をつかむことに慣れることで、長文を読むための基盤を作りたいと考えたからです。
周りの人たちが、どんどん演習をしている中、基礎に立ち戻ることに対する焦りもありましたが、自分にあったレベルから始めることで、無駄な時間を過ごさずに着実に苦手と向き合えたと思います。
こんな成果が!
演習と復習のサイクルで点数を安定させる
上記の方法で基礎が固まってきてからは、(1)演習量を積むこと(2)復習を大切にすることを意識しました。
10月ごろからは毎日1文以上長文を読み、12月以降は毎日センター試験か一般試験かの過去問1年分をやるようにしていました。
そして力を入れたのはその復習。
一回一回復習をすることで、細かい苦手分野をつぶしていけたと感じています。
このように毎日演習と復習のサイクルを回し続けることで、点数が安定してきました。
結果、本番でも足を引っ張らない点数を取れたので、得意とまではいかなくとも苦手は克服できたと感じました。

演習と復習のサイクルを回し続ける
リスニング対策
シャドーイングで聞き取りを強化!
リスニング対策にためにはシャドーイングを取り入れた勉強がオススメです。
シャドーイングとは、英語を聞きながらそれをまねして発音する方法のことです。
聴いた後に話すリピートではなく、聞こえた英文のすぐ後を影のように追いかけるのがポイントです。
この方法で英語学習を行うことで、リスニングだけでなく、イントネーションなどのスピーキング、また音読することによって語彙力も身につきます。
私自身、高校時代は、この勉強方法を知りませんでした。大学の授業で実践したとき、もっと早くこの方法を知っておけば英語にもなじみやすかったのに…と思いました。

私がやっているシャドーイングを取り入れた勉強法
まとめ
基礎が大切なことは変わらない!
苦手ができてしまったら、まずは基礎に立ち戻りましょう!
基礎がままならないまま演習をしても点数アップにはなかなかつながりません。
英語であれば単語や文法、そして短い文章で意味をつかめるようになって、やっと長文読解に取り組めると思います。
そしてある程度問題ができるようになってからは、演習を積んで慣れる、復習をして穴を埋める。
地道に取り組むことで、着実に点は上がり安定します。
入試では変化する部分に気を取られがちですが、基礎や演習が大切なことに代わりはありません。
まずは、今目の前にある自身の苦手と向き合いましょう!
- ※当資料にある「ゼミ」教材名は発表者/書き手(先輩チューター:「ゼミ」出身の大学生)が受講していた当時のものであり、現時点(2019年12月時点)での「ゼミ」会員の方にこれまでに届けられたもの、あるいは今後届けられるものとは異なる場合があります。
- ※『エンカレッジ』とは従来の進研ゼミ受験準備講座・大学受験講座でのメインテキスト名称です。
- ※「合格への100題」はメインテキストにおける入試レベルの実戦演習をするコーナーの名称です。
- ※2019年度の受験準備講座、2020年度大学受験講座における講座内容や「ゼミ」のテキスト名称は発表者が受講していた当時のものから変更になる場合があります。
- ※当資料に「新入試」とある場合は「大学入学共通テスト/平成30年度試行調査(プレテスト)」のことを指しており実際の「大学入学共通テスト」とは異なる場合があります。
- ※入試教科は発表者/書き手の受験当時のものであり今後の入試とは異なる場合があります。