苦手な英語の底上げ!必要なたった一つのコツとは…?
東京大学
薬学部
みどり先輩
部活:華道部/月1、2回(校外合唱団/週1回程度)
センター試験:英語、数学、国語、理科、地歴公民
個別試験:英語、数学、国語、理科
「英語が苦手…でも何から手をつけていいかわからない!」そんなあなたへ、
・克服に必要なたった一つのコツ
・英語全体の底上げに役立つおすすめ対策分野をご紹介します!
こんなに苦手でした…
足を引っ張っていた英語、分析してみると…
私が志望大を決めたのは高2の冬休み前でした。
これを機に現状を把握しよう!そう思って模試を振り返ってみると、どうやら英語がかなり足を引っ張っていそう… 私は特に長文とリスニングが苦手でした。
長文は得点率が半分、記述式の問題では本文を大幅に読み間違えてとんちんかんな解答をしていることもしばしば…。
リスニングは2点しか取れていない!なんてことも(・・;)よくよく見ると文法は安定して取れていそうだったので、まとまった英文として読む・聞くことに慣れていないのが原因かなと感じました。
またとんちんかんな解答は単語力不足で勝手な推測をし過ぎているせいかも…とも気づいたんです。
苦手克服のためにやったこと
迷ったらまずは英語の基本・単語から!
まずは基本となる単語力の強化から始めることに。
単語帳は使い慣れたものを選ぶことを大切にしました。
小テストに合わせてひと通り終わらせてはいたので、まずは赤シートを使いつつ頭からインプットし直すことから始めました。
忘れている単語の多さに焦りながらも高3の夏までになんとか2周!ただこの辺りで単純にインプットを繰り返しているだけでは定着しないな…と感じ始めました。
そこで今度はアウトプット重視に切り替え!巻末の索引を利用して英単語からノーヒントで意味を思い出す、という復習をしました。
覚えていないものには印を付けて入試直前まで繰り返し続けました。
こんな成果が!
1日1長文で着実に実力UP!
高3の夏からはどうしてもやりたかった長文対策があったんです。
それが、高校の英語の先生方が口をそろえてすすめていた「1日1長文」!短めのものでいいから毎日1つ長文を読むというもの。
受験の夏以降、志望大のレベルに合わせた長文対策ができるようになっておきたかったので、その前から2日に1回は長文に触れて苦手意識を無くすようにしました。
単語の復習と並行して長文に慣れていったおかげで、夏にはスムーズに毎日難しめの長文に取り掛かれるように!秋の大学別模試を受ける頃には、東大レベルでも全く方向性の合っていない解答はほとんどなくなって、部分点を稼ぎながら平均以上に得点できるようになりました!
リスニング対策
1日1リスニングは長文にも効く!?
苦手が深刻だったリスニングは高2冬前から「1日1リスニング」を開始!私は英語独特の発音の特徴を全くわかっていなかったので、新しいものをむやみに聞いてもダメな状態…。
そこで一度読んだことのある英文を少しずつ毎日聞くことから始めました。
自力で聴けるまで繰り返し聞き、仕上げにオーバーラッピングで発音も。毎日続けたことで高3の夏頃から安定して6~8割が取れるように!ついでに英文の処理能力も上がったのか長文を読むのも速くなったんです!新入試でも重要なリスニング。
早くから日々「意識的に聴く」ことで新入試+長文の対策にもなって、英語力が底上げできるかも!

勉強の計画や記録に使っていた「ゼミ」の手帳
まとめ
英語は「毎日の積み重ね」がポイント!
英語の苦手克服のポイントは「少しずつでいいから毎日取り組むこと」!すべての基本となる英単語、問題を解くうえで必要不可欠な長文読解、これらを含めいろいろな力を総動員する必要がある分英語力の底上げにつながるリスニング。
特にこの3つはコツコツと毎日続けることで感覚が身につき、確実に伸ばしていくことができると思いますよ。
無理なく続けられる量を考えてみることから始めてみて。
ただし、どれも意識的に取り組まないと意味がない!少ない量でいいので「今日からはアウトプット重視だ」「意味のまとまりに注目しながら読もう」「この音はこんなふうにつながって聞こえるんだな」など、自分なりに目的を持って日々積み重ねていってください!

問題を解いたノートには積極的にメモを!
- ※当資料にある「ゼミ」教材名は発表者/書き手(先輩チューター:「ゼミ」出身の大学生)が受講していた当時のものであり、現時点(2019年12月時点)での「ゼミ」会員の方にこれまでに届けられたもの、あるいは今後届けられるものとは異なる場合があります。
- ※『エンカレッジ』とは従来の進研ゼミ受験準備講座・大学受験講座でのメインテキスト名称です。
- ※「合格への100題」はメインテキストにおける入試レベルの実戦演習をするコーナーの名称です。
- ※2019年度の受験準備講座、2020年度大学受験講座における講座内容や「ゼミ」のテキスト名称は発表者が受講していた当時のものから変更になる場合があります。
- ※当資料に「新入試」とある場合は「大学入学共通テスト/平成30年度試行調査(プレテスト)」のことを指しており実際の「大学入学共通テスト」とは異なる場合があります。
- ※入試教科は発表者/書き手の受験当時のものであり今後の入試とは異なる場合があります。